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第137回 道真案、決定 の巻

道真の改革案は現場目線すぎて中央の貴族には理解されませんでした。

そしてついには道真の味方だったリーダーの源能有(みなもとのよしあり)さえ反対派となり、四面楚歌状態となってしまいます。

しかし宇多天皇は、道真だけが自分の意図を完全に理解していることを察知します。

そして道真を民部省(税を担当する省庁、今でいう財務省)のトップに据え、道真の考え通りの改革が進められるようお膳立てします。

道真の本気度を見た宇多天皇は、道真に改革のリーダーを任せることで腹をくくったようです(宇多天皇スゴイ)。

民部省トップとなった道真は、菅原塾の元教え子たちが大半を占める官僚を配下にIQ集団を形成、次々と具体的な施策を実行に移します。

その施策のひとつひとつは非常に興味深く、ぜひご紹介したいくらいなのですが、なにせ行政のこまかい話になるので、マンガとして面白く描けるほどの技術もなく、やむなく今回はカットとなりました。

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