ありがとうございました?

 感謝する時に使う「ありがとう」は、一生の中で数えきれないほど使うが、ある方が「『ありがとうございました』は誤用だよ」と仰っていた。

 感謝する時に過去形であることはあり得ないし、「ありがとうございました」と発言するその瞬間はすでに過去であって、すでに感謝していないことになると。

 しかし、人生の中で「ありがとうございました」は数えきれないほど使ってきたし、今更これを使うことで違和感を覚えることも正直ないのだ。
 そこで、何か私が得心できる誤用の理由がないかと調べた。

 調べたが、様々な情報が錯綜して何もわからなかった。語源から調べたり、文法から調べたりしたが、結局短時間でインターネットだけに頼っても調べることができない。言語学者になるわけでもないので深く調べる気も起こらない。

 ただ、「ありがとう」は挨拶の一つであり、挨拶には時制がないんだとか。一つこれが腑に落ちる解釈だった。

「おはよう」とか、「さようなら」とか、「いただきます」だとか、「ごちそうさま」だとか。これらは必ずその時の会話でその場のことに準じて使われるから過去形などは使われないのかもしれない。

「ありがとうございました」の代わりに「お世話になりました」などの方が使っていて自然だという意見もあった。これにも賛同できる。

 とりあえずもうなんでも良いからきちんと挨拶はすべきですね。

 詭弁だらけで、まとまりのない文章になってしまった。急いでアルバイトに出向く。

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