#Myself_i2iの提唱
活動の概要
本活動は多くに絵を描く人に対して「あなたの絵を利用していません」という事を、生成AIユーザーが明示する手段です。
その根拠として「人の絵を勝手に使ったi2i生成を行わないユーザーです」という目印をつけましょう、という活動です。
本活動は、あくまでも大規模学習モデルでの「他社著作物のi2i生成」を制限しているというもので「AIによる学習」の是非を問うものではありません。
他者著作物のi2iの不使用を主とする理由
故意に誰かの著作物を生成AIを使って複製しようとした場合、i2iを利用せずに通常の大規模な事前学習済みモデルを利用して生成することは現実的ではありません。
ですが、i2iによる画像生成は元となった画像に対し「依拠性」と「類似性」が高い生成品を故意に作成することが可能となるためです。
「#Myself_i2i活動」の概要
他人の画像(写真を含む)を無断でi2i生成の素材にしない。
賛同者は目印としてハッシュタグを投稿やプロフィールなどに使用する。
上記2点のみとなります。
利用タグは「#Myself_i2i」となります。
t2i生成とi2i生成について
t2i:文章を入力することで学習データから画像生成する方式。
i2i:「元となる画像」を読み込ませて画像生成する方式。
i2i方式を利用した無料で手軽な「AIイラストメーカー」などが流行したため、未だ多くの人にとって「AIイラスト=元になる絵や写真が必要なもの」だったり「AI学習=i2i生成」という認識の人も多いかと思います。
絵柄を模倣するLoRAについて
本活動は基本的にはMidjourneyやNovelAI、などの「大規模学習済みモデル」を対象にしておりファインチューニングを用いたモデルを利用した生成に関しては関与しないものとします。
基本的な考え方は、以下の文化庁公開資料の相違ありません。
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/chosakuken/hoseido/r05_07/pdf/94024201_01.pdf
いつもご意見をくださる皆さまへ
いつも本当にありがとうございます。
様々な意見を頂けることは本当にありがたいです。
これまでも多くの方から「i2i生成自体を否定する表現が好ましくないのではないか」といったご意見や「強い言葉が使われており誤解を招くのではないか」、あるいは新しいタグの提案として「CLEAN_i2i」や「FAIR_i2i」、「prime_i2i」など沢山の方から運動に対するご意見を頂いており、今回のアップデートに伴って沢山参考にさせていただきました。
この場をもって改めてお礼申し上げます。
いつも本当にありがとうございます。
これからの「AIイラスト生成」の未来が少しでも明るいものに出来るように頑張っていきたいです。
#Noi2i運動ログ (※完全移行後に削除予定)
本画像は誰かの著作物を無断で使用したi2i生成を含みません。本画像は誰かの著作物を無断でコラージュしたi2i生成含みません。i2i生成は“著作者から許可や同意を得た画像や写真”もしくは、自らが描画あるいはt2iで生成した画像のみを使用しています。
上記を満たす作品である旨を示すため「 #Noi2i 」を記載します。
同意いただける方はご自身の投稿やプロフィールにて「#Noi2i」タグをご活用ください。
※この運動は「i2i生成」が他者の著作物に対して加害性の高い事実を認識のうえで、これらの技術が安全かつ適切に運用されることを目指します。
※あらゆる全てのi2i自体を否定する物ではありません。
※個人利用範囲の生成や、権利者が許諾済み素材のi2i生成を制限しません。
t2i画像生成とi2i生成について
t2i:「Promptテキスト」のみを使用する画像生成方式。
i2i:「Promptテキスト」と「写真などの画像」を使用する画像生成方式
◆i2i画像生成の用途
本来は絵の描ける人間が、直接必要な情報を書き込んだりレイアウトを修正するための物です。
あるいは自身の描いたおおまかなレイアウトから詳細な背景を生成したり、仕上げ工程の精度を上げる為などにも利用できます。
◆ #Noi2i 運動内で間違った用法として考えている物
他人の著作物(イラストや写真)を“著作者に無断でi2i生成の素材として利用する事”です。
◆実際に発生したi2i画像生成による著作権侵害の具体例
イラストレーターのお絵描き配信中の画面キャプチャからi2i生成を行って、配信者の絵を盗作扱いした事件。Twitter投稿された画像でi2i生成を行って、リプライに生成画像を張り付ける嫌がらせを繰り返した事件。SNSに投稿された画像からi2i生成を行って、自作のイラストだと偽って投稿を行った事件。(多数の報告あり)
◆適切なi2i運用とは?
自身の絵や写真に対してのみ行う。他人の画像を使ったi2iをしない。
上記2点です。