見出し画像

すごいの連発。おだちんバウは、すごかった……!

10月18日、幸いなるかな、さとうはおだちんバウ千秋楽を観ました。

おだちんとの出会いは「桜嵐記」大劇場千秋楽LIVE配信。

「………!!!! この貫禄にして華(優希)ちゃんやほのかちゃん(聖乃)と同期!!!」
という衝撃を受けたのでした。

IAFAやピガールも観てますが、あの頃はトップさんを憶えるのが精いっぱい。初めておだちんを認識したのは足利尊氏公でした。やばい、この専科さま並みの貫禄、普通じゃない。かっこいい。

東宝でもさくらちゃんのいない隙に(基本、さくらちゃんに釘付けですので)、おだちんの姿を確認。やばい、……おだちん、すごい……という喜びと期待に胸がいっぱいになりました。

そしておだちんバウ初主演。初主演おめでとうの気持ちを込めて申し込むだけ…………と思いながら応募した友の会抽選。友人Nちゃんの「絶対あたりそう」という予言を受けて

当たってしまったんです!
おださま初主演バウの千秋楽が!!!!!友よ!!!!

まだコロナも収まっていないというか第5波まっさかりの頃におだちんバウチケットを手に入れた私。

観たい!行きたい!おだちん!!

という野心をめらめらと燃やし、ひたすらコロナの終息を願う日々。途中、息子が骨折したり「もうダメかも!!」と絶望の瞬間もありましたが、行けました。おだちん!!!!

ちなみに私の前知識はエルドラード・谷・ワルパ・正純先生のオリジナルってことだけ。エルドラード・谷先生の作品はたくさん観て参りましたので、なじみ深い。ワルパ・正純先生のすごいところは記憶に残るインパクト大の場面、作品を人々の記憶に刻み付けるところだと思う。

(※例えば「虹のナターシャ」とか大スター花總さまがヒロインを務めているにも関わらず、ほぼ忘れられた存在となっております。再演されたばかりの「はいからさんが通る」の大和和紀先生&林真理子先生というそうそうたる原作者さまの作品なのに!)

イグナシオ・谷先生、やってくれました……!!!

おだちんは、すごい…………!!!という私の認識をさらに強めてくれたのです!

おだちんがドラマチックに一歩、一歩、一歩と歌う場面(時間が経ってしまい、詳細は忘却の彼方…)の客席と舞台の一体感、そして高揚感。凄まじい迫力と臨場感にあふれ、感動と興奮に打ち震えました。
おだちん、本当にすごかった………!!!

そして、それ以上でもそれ以下でもなかったことを書き添えておきます……。。

ウルバンバ・谷先生の作品らしく、作品に強い特徴がありますよね……。
でも、エルドラードや望郷のように、えぇぇぇえぇ!そんなに死ぬ?ということはない。。記憶に残るあてがきならではの魅力というものが、ある。

(イグナシオのマミちゃんは超かっこよかったし、ワルパのずんちゃんもずんちゃんならではだった。レーニャの風花ちゃんの可憐さ……、望郷の花總さまのエカテリーナ様の軍服姿など)

とにかく………、一歩、一歩……の独唱のおだちんは最高だったし、外部ミュージカルは多分、有り得ないと思う。
そして、私はこの光景を、あのおだちんの独唱をこの先きっと忘れないと思う。

賛否両論(?)あるのは重々承知ですが、ヤナーチェク・谷先生ならではのおだちんバウ初主演作品で、20年ぶりの遠征は幸せだった……!と空を仰ぎ見て帰路についたのでございます。

……嗚呼、おだちんについて書こうとしてたのに、谷先生部分が多くなってしまった。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?