局数による測局盤の用い方

中宮八方に巡る時節の象意


0 タットワの動きを捉える
 
現象体系と体験様式
 
真我の観照によって始原3グナが均衡状態を破って活動を始め、
微細質量 五大(地水火風空) を流出する。
微細質量は五大の場の内に太極界を形成し、
太極は陰陽四象八卦と分離し再集結して、陰柱極と陽柱極とを構成し、
陰陽双極の結びに縁って粗大質量五大を生み出す。
五大の微細と粗大との質量によって万物万生 森羅万象が生み出される。
五大を具備した生物 人間 によって、現象体験が開始される。
人間は養生修道等によって質量因の干渉を逃れ、再び真我独存を実現する。
さて、この五大を タットワ という。タトワ タットヴァなどともいう。
地上においてタットワは、
天体運行の周期によって旺衰干満過流等を引き起こし、
人に吉凶禍福幸運不運等を体験させている。
このタットワの動きを捉える方術の一つが、局数による測局盤である。
人界太極場の中央八方にどのような象意が巡るのかその象意と旺衰を示す。

そしてタットワの動きを捉えるもう一つの方術が、
人元九数霊による方象盤である。
人元九数霊による方象盤は、太極が中央八方に変動した場合、
太極にどうゆう象意旺衰が発生するのかを示す。
従って、たとえば駅の東側が今後発展するかどうかは測局盤で観る。
しかし、
旅行移転造作等で、今後我が身がどうなるのかは、方象盤で示される。

測局盤と方象盤と、この両者を区別し混同してはならない。


▢ 中宮八方に巡る象意の出し方
旺盛になる方位と衰微する方位

▢ 坤地盤魚鱗の陣立て
測局には常に坤地盤魚鱗の陣立てをもちいる。

__________________________
陽遁__________南____________西南
_______四____九____二________
東______三____五____七_______西_
_______八____一____六_________
東北__________北____________陰遁

陽遁とは数字が一つづつ大きくなるので六五四の方向に数字が流れる。
陰遁とは数字が一つづつ小さくなるので四五六の方向に数字が流れる。

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