Google Kubernetes Engine(GKE)計算機をChatGPT→Claude3.5 Sonnetで作る
結論:簡単に専用アプリ(React)ができちゃいます
もうちょっとしたアプリならこれで十分でしょうね。何かの提案を可視化したいときとかに大活躍してくれそうです。
あとは分析結果とかをパワポや数字だけで表にまとめるより、こんな感じで可視化した方がより伝わりますよね?
あとはアプリ開発とかでもここまでの状態にしておけば要件定義だけでなく基本設計からなんちゃって実装までデキちゃうのは革命ですね!
きっかけ
Goolgeの「Google Cloud's pricing calculator」は簡単にコスト計算できるので重宝はしていますが・・・残念ながらKubernetes Engine(GKE)の細かい計算には対応できません。
ChatGPTで要件定義をしてみる
ChatGPT(Plus契約しています)ので、GPT-4oで最新のGoogleの費用を調べながらこちらがGKEに設定しているパラメータを指定して計算式を出して貰いました。
以下は、常時起動の部分とGPUの起動時を分けた試算表です。
### 1ヶ月の常時稼働分の費用
#### クラスタ管理費用
- 1時間あたりの費用: $0.10
- 1ヶ月(720時間)あたりの費用: $0.10 × 720 = $72
#### APIのリソース使用量
- **CPU使用料**
- 1コアあたりの1時間の費用: $0.031611
- 使用コア数: 0.25
- 1ヶ月(720時間)あたりの費用: $0.031611 × 0.25 × 720 = $5.68857
- **メモリ使用料**
- 1GBあたりの1時間の費用: $0.004
- 使用メモリ: 0.5GB
- 1ヶ月(720時間)あたりの費用: $0.004 × 0.5 × 720 = $1.44
#### 合計
- クラスタ管理費用 + APIのCPU使用料 + APIのメモリ使用料 = $72 + $5.68857 + $1.44 = $79.12857
### GPU起動時の費用(15分)
#### GPUリソース使用量
- **GPU使用料**
- 1時間あたりの費用: $0.35
- 使用時間: 0.25時間(15分)
- 費用: $0.35 × 0.25 = $0.0875
- **メモリ使用料**
- 1GBあたりの1時間の費用: $0.004
- 使用メモリ: 10GB
- 使用時間: 0.25時間(15分)
- 費用: $0.004 × 10 × 0.25 = $0.01
#### 合計
- GPU使用料 + メモリ使用料 = $0.0875 + $0.01 = $0.0975
### 試算表
| 項目 | 単価 (USD) | 使用量 | 時間 (h) | 小計 (USD) |
|----------------------|------------|--------------|----------|------------|
| **常時稼働分** | | | | |
| クラスタ管理費用 | $0.10 | - | 720 | $72.00 |
| API CPU使用料 | $0.031611 | 0.25コア | 720 | $5.68857 |
| API メモリ使用料 | $0.004 | 0.5GB | 720 | $1.44 |
| **常時稼働分 合計** | | | | $79.12857 |
| **GPU起動時** | | | | |
| GPU使用料 | $0.35 | 1 GPU | 0.25 | $0.0875 |
| メモリ使用料 | $0.004 | 10GB | 0.25 | $0.01 |
| **GPU起動時 合計** | | | | $0.0975 |
この試算表を基に、各リソースのコストを確認することができます。常時稼働分の費用は月額約$79.13、15分間のGPU起動時の費用は約$0.0975となります。
Claude3.5 Sonnetでアプリ化してみる
Claudeでは色々なプロンプトで会話した結果をReactのコード生成をすることでビジュアル化とアプリのPublishができます。
やりかたは簡単で、ChatGPTに検索しながら調査したGKEの試算方法を喰わせるだけです。
作る過程
しょっぱな
最初はやっぱりイケてないのを作ってきます。めちゃくちゃ素っ気ないのを出してきます。
プロンプトで改良を指示
観点や改善方法を少し細かく指示してみると・・・なかなかイケたのを出してくれました。
総合的GPU費用計算機の完成
「総合的GPU費用計算機」ってSonnetが自分で命名しちゃってます。
幾つか利用時間で費用を比べたかったので連続入力すると計算結果が残って比較できるように指示した結果・・・イイ感じになりました。
Reactアプリを手軽に作成
コードが見られるも素晴らしいですね。
これならもう自分でアプリ開発のモック的なのを作って開発に回せば理想通りのアプリが出来上がるんじゃないでしょうか?
いやはや凄い時代になりました。
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