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屋久島縦走

屋久島縦走を敢行。3人パーティで実行するも当初の計画は成功せず。
高所登山と昆虫採集という複合的な活動を実行する難易度の高さに加え、縦走ルートの尾之間自然歩道の過酷さ(yamapの情報だと超上級者向け)、17キロの装備、30度を超す酷暑が登山初心者の我々には余りにも厳し過ぎた。
探検としては大失敗だが、仮に旅行しに来たと捉えたならば、大充実の屋久島での3日間であった。

8月1日、期末試験明け、6連勤終了後オールして始発で成田空港へ。
鹿児島到着。鹿児島に来るのは中学生以来。LCCに乗ったのは初めて
市内にバスで移動。バスで隣の席に座った陶芸家の男性が屋久島のことを色々教えてくれた。
鹿児島に来たら白熊
市内より桜島を望む
鹿児島中央駅へ移動、この後指宿枕崎線で五位野駅へ
五位野駅から谷山港を目指す
フェリーはいびすかす、貨物線を改造した船らしい。お世辞にも乗り心地が良いとは言えなかった。
8月2日、種子島に停泊後、屋久島の宮之浦港に到着。
バスで1時間かけて尾之間に移動。島の北から南へ
装備。12キロ弱に加え、6リットルの水、要らないものが多過ぎた。
計画より30分遅れてスタート
尾之間自然歩道へ。絶望の始まり。
川の水は冷たい。登山道は一部除いて整備されていない状態
この後崖の直登のようなコースに阻まれ、もう無理と判断し引き返す。写真を撮る余裕など無かった。登山道の入り口に戻り尾之間温泉へ、地元の人にこの道を通ったことを話したら物凄く驚かれた。首と足は山ビルに噛まれ血だらけに
8時間かけて結局尾之間へ戻ったことに
終バスで安房へ、島の南から東へ移動、パスタ作って食べた
安房から淀川登山口を目指す。
夜歩くと高校時代の歩く会を思い出す。
この後荒川登山口へ移動。テントで幕営。
林道より。
8月3日、疲労困憊。
隊内で話し合い、屋久杉は見に行こうと言う結論に。
荒川登山口からはトロッコの道を歩く。
3時間しか寝ていない。とても眠い。
朝日が美しい。
三代杉
翁岳を望む
大株歩道より先はトロッコ道から岩場に。装備は近くの小屋に置きっぱなしにして軽装で移動。
翁杉。大雨で倒壊したんだとか。
森の中はかなり涼しい。
ウィルソン株
株の内部には祠があった
夫婦杉
ついに到着。
奥に見えるのが縄文杉。荒川登山口から4時間かかった。
ズームで撮影。圧巻。
大株歩道へ戻り、荷物を回収。荒川登山口に戻るか、白谷に抜けるか隊内で検討後、バスの時間から白谷方面を選択。コースタイムの予測は3時間30分、バスの時刻は4時間後。果たして間に合うか。
苔むす森
白谷雲水峡を渡渉。終バスに間に合う。この日はトレッキングだったけど28キロくらい歩いた。
宮之浦へ。観光センターの人がとても優しい、民宿のリストを見せてくれた。当初は幕営を予定していたが、急遽民宿に変更に。
民宿あらきに宿泊。控えめに言って最高。次来た時も必ずここに泊まりたいと思う。
宮之浦の集落より。天の川が見える。
今回のコース。宮之浦岳を通る縦走コースを通りたかった。
8月4日。帰りのフェリーが13時30分発なので海鮮を食べにいくことに。
観光案内所へ行き、使わなかったバスのチケットを払い戻してもらった
宮之浦港
屋久島は広い。島内の外周は約100km。
「月35日雨が降る」屋久島。天気には本当に恵まれた。
水の透明度が凄い.....
『海舟』で昼食。きびなごの唐揚げ
刺身定食
フェリー屋久島2、快適。
尾之間自然歩道はいつか再チャレンジしたい。
歩くのに精一杯で本命のクワガタ調査どころでは無かった。
奥に見えるのが口永良部島
本土に戻ってきた。開聞岳が見える。
ウミガメかわいい
桜島が見える。下船後、翌日の夕方まで各々自由行動に
8月5日、最終日。岩本は温泉巡りに、片岡は桜島へ釣りに行く。自分はそのまま電車に乗って空港へ移動
空港より。霧島連山を望む。
この後成田空港に到着。解隊して無事に帰路に着く。

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