【かぎ針編み】百均材料でがま口を編もう
大昔に作ったがま口の作り方解説、せっかくなので公開します。
対象:かぎ針編みをやったことがあり、編み図が読める人(細編みなどの編み方の解説はしません)
販売可です。報告も不要です。
材料・道具
毛糸
がま口の金具(今回は縫い付けタイプの80mmのものを使用)
毛糸にあった号数のかぎ針
とじ針
段数マーカー(あれば)
使用した毛糸について
セリア(製造:ごしょう産業)の「ロマン」を使用しています。一玉でがま口が一つ編めるかと思います。作ったのは2021年ですがまだ(2023年12月時点)廃盤になっていないのでぜひ同じ毛糸で作ってみてください。ただしふわふわしてほんっっっとうに目が見えづらいので初心者の方は無理せずアクリルとかのストレートの毛糸で編むことをおすすめします。見栄は張るな(自戒)。
かぎ針は5号を使用しました。
作り方
底を編む
わの作り目をして編み図の通りに円を六段目まで編みます。最終的に目数が3の倍数になっている必要があるので、一段目はこま編み六目にしてください。ロマンなど目が見えづらい毛糸を使うときは各段一目目にマーカーを付けるとまだマシになるはずです。がま口のサイズや毛糸を変える場合はがま口を開いたときの内側の大きさより少し小さめに底を編むとうまいこといきます(後述)。
側面を編む
中長編み三目のリフ編みで側面を編みます。詳しい編み方は解説しないので先人たちのYouTubeとかを見てください。
タイトル画像のがま口はリフ編みを四段編んでいます。底の細編み三目ごとにリフ編みを編みつけてください。最終段は水平方向の編み目をくさり編み二目に変えます。
リフ編み段を終えたら、こま編みを二段編みます。くさり編みの部分は束に拾っても目を拾ってもどちらでも構いません。底の最終段と同じ目数になるはずなので違ったらどっか間違っています。
がま口に仕立てる
編み終わりの糸を長めに残して切ります(貼り付けタイプのがま口金具の場合は糸始末できる程度の長さで可)。編みはじめの糸を始末し、編み終わりの糸でがま口に返し縫いで縫い付けます。穴が小さすぎてとじ針が通らなかったので毛糸に細い糸を結んでレース編み用のかぎ針で細い糸をひっかけ、穴から引っ張り出して縫っていました。正直普通の手縫い糸とかで縫った方が簡単だと思います。仕上がりは毛糸で縫った方がかわいいのでお好みでどうぞ。
アレンジをするとき
糸の太さやがま口のサイズを変えるとき
世の中、手癖で編むとだんだん大きく緩くなっていく人がほとんどらしいので、図を参照にがま口を開いたときの内側のサイズより少し小さめに底を編むと編み終わったときちょうどよい大きさになります。あと編地は多少伸ばすことはできるけど縮まないので。
側面の高さはがま口の横幅と同じくらいがぽってりしてかわいいので個人的に好みです。編めば編むほど収納力は上がるけどね。
注意点
模様をリフ編みで編む都合上、編地に隙間が空きます。あまり細かいものを入れるのには向いていません。ソーイングができるなら内袋を作ってもよいでしょう。
毛糸で金具に縫い付けているので若干強度が怪しいかもしれません。売ったりあげたりするときは文句を言わない相手にしましょう。
販売は可ですが作り方の自作発言はやめてください。
質問等あればお気軽にお問い合わせください。
よき手芸ライフを!
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