【何十幕モノの超大作】『三行革命』【完全新作書下ろし戯曲】

嘘です。

コロナの影響か、どうも戯曲が読めません。

台詞を3行読んだら、もうその3行覚えてません。
次話していること、新しく誰かが話しているかのように見えます。
つながりがわかりません。
それまで読んでいたものが、読み進めていくとともに、塗りつぶされていきます。
誰がどういう状況でなんの話をしているのか、さっぱりわからない。

など。

なので、他の人が読んでもそのくらい分からなそうなものをすこしだけ書いてみました。もちろん自分でもなにもわかりません。
何読んでもだいたいこのくらいわからないです。たぶん。
とくに読む価値はないです。



駅のホーム。


山本 えー、それでは、三行経ったら忘れますので、よろしくお願いします。

吉川 いや、それはどういうことですか、山本さん。

山本 わたしにもよく分かりませんよ。コロナのせいということでしょう。

生方 今日は突然のことなんですが、

石田 ええ、わかっていますとも。

大島 でたらめばっか言っとるんじゃねえよ。

山本 いやいや、ちょっと待ってください。


チャイムの音。教室に先生が入ってくる。


尾形 んーと、あなたが池上くんですかな。

池上 いいえ、違いますよ。

尾形 いやいや、池上くんでしょう。

小島 小島、参上っ!

小杉 島は杉で埋め尽くされたので私は小杉です。

杉島 二人そろって杉島なんちゃって。

山田 あー、なるほどなって、思うんだね、わたし。

大池 なにがです。

増田 大阪の特産品はたこ焼きじゃない。

石井 維新、良いシーン。

椎名 良いシーン、を、維持する、意思。


太陽がぴかぴかと光る。


小山 たけみっちー。

武道 なに、おま、たいむりいぷしたんか。

吉田 明日はママと約束の日なんだ。

石宮 二人でいようね。

尾形 ゆるさねー。

沖田 五時半になりましたから、悪い子も帰ってくださいね。 

石原 最後までちょこ。

沖田 なんです。

宮部 社長、例の件なんですけど、

堀川 例の件というのは、例の件かね、あの、なんだ、例の、うん。

溝端 そうなんですよ。アイドルの。

松井 ずっと好きだったんだ、君の、生クリーム。

松本 きもいねそれは。


生クリームに包まれる。


生田 なま♪ なま♪ なまなまなまなま♪ なまくりいむ♪ おいしい♪

矢口 やめてください、そういうの。

今田 今だ、突撃!

矢口 は、なに。

芦川 弱くなれる、理由も、知らなあかんでな。それが人間っちゅうもんや。


ドラゴンボールのBGMみたいなのが流れる。


堀北 それでも私は変えていきたいって思った。この国を。未来を。今生きる人を。

宮本 あなたに何が出来るというの。

堀北 虫けらどもがァァァァァァ!

吉岡 ゆっくりと、気まぐれに、ありがとう。

清水 今日集まってくれたみんなには、最高の一日を届けたい。だからな、聞いてくれ。

三崎 こんな、村には、もう、いられないよ。ぼくのお父さんは、どうして。

西村 仕方ないよ。私たちはここで生きていくのだから。

三崎 社長、例の件なんですけど、

山森 あー、田中さんとこのぼたもちね。質にいれとくわ。

森口 ずっと隠していたことがある。

森田 おれもだ。ずっと、ずっと。

森下 ずっとずっと、ずっと、隠していた、ことがあるんだ。

三島 百五十円のジュースを買う。これは、僕から僕へのおごりだ。今日もありがとう。


朝。郵便局跡地。


野原 もしも願いが叶うなら、あの時あなたに届けた手紙の、お返事が、欲しかった。

狩野 風を切って進む、僕は郵便屋、君は又三郎、誰が鬼だろう、またいつかハム太郎。

赤西 おしまい。

田中 いや、待て、まだだ、

木村 これ以上いけない。

田中 たいむりいぷか。

来栖 世界線を超えていく世界戦。

工藤 せやかて佐藤。

佐藤 佐藤だれやねん。

工藤 お前やがな。

栗原 おっとり。

梶浦 それはなんだ。

草壁 枕草子はつまらない。本当につまらない。いい加減にしてほしい。

飯田 ねむくなってきたのでおわります。

押村 おつかれ。

岩崎 カプリチョーザ!

西島 え……。

岩崎 キキーッ。君は今、僕に轢かれたんだ。轢かれたってことは、惹かれたと言ってもいいだろう。アイラブユー。

徳永 きゅるん。

豊臣 ピッチャー、振りかぶって、投げ、おっと、体ごと飛んでいきました。

豊島 ほぉ、ほぉ。

坂田 まあね、そう思うでしょ。

木下 ホテル、かきのきくりのきかきくけこへようこそ。

坂田 長いからニワトリにしなさい。

上野 ご飯より?

下野 パンダ―!

上野 パンダ―!

平野 えっと……。

北原 あ……。

住田 はい、まあ……。

太田 絶対にそれだけは勘弁してくださいね。

住田 急にどうしたんですか。

入山 え。

奥田 いや、え?

入山 あ、たぶん、なにか、違うと思いますよ、はい。

藤野 ん、違うっていうのは。

毒島 え、あー、僕がね、用意したのがちょっと、悪かったっていう。

藤野 なにをですか?

宮原 なにもかも、なくなればいいんだよ。

木田 は? ちょっと急に何ですか? やめてください、ちょっと。

宮原 大丈夫、すぐに消えるから。

浦部 絶対に消えません。活躍してみせますから。

鎌田 君には向いていないと思う。

長田 いやー、適材適所って大事っすよねー。

角田 お前は敵か。出方によっては撃つぞ。

安浦 狙えるもんなら狙ってみな。

阿部 くー、ぼったくりだと知りながら祭りのくじを引く、この感覚、たまらねー!

林原 なんか興奮してるけど大丈夫? 私はこういうときどうしたらいい?


シャッター音。宇宙から地球を眺めている。

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