親父さんの夢を見た

10年ぶりくらいに親父さんの夢をみた
事実とは違って、母が無くなって一人暮らしだった父が患って亡くなったと言うシチュエーション
シーンは亡くなるところから
最後に、かすかに「大阪の方」と言ったように思う
なぜか、場所は京都だった
親戚は京都で(色々すっとばして)葬儀(夢にはない)のあと帰っていった
そう言えば母のあと、父は家に入れてくれなかったわねと叔母の話
私と夫くんは大阪の家に泊まる
この大阪の家というのが私が小学生から浪人時代までを過ごした家
マンションは増築などされ様子が変わっていた
一晩か二晩明けて、起きてこない私に夫クンが珈琲入ってるよと起こしに来る
リビングから奥の部屋はよく見ると随分変わっていた
壁2面にあった本や棚は全てなくなった父の書斎(というオープンスペース)
には大きな机があってコマコマといろいろな物が置いてある
小さな布団をかぶったぬいぐるみの上に母の写真が飾ってあったり、なぜか居酒屋セットのサンプルがたくさんあったり
丹念に見ていくと、底がくり抜いてありふたがしてある開けると
一言二言の小さい文字が見える
父の文字は私の字に似ているのでこれは父の字
小袋に古い500円札が入っていて、名前を間違っていたけどうちの2匹のネコにおやつ代と書かれていた
父は母が亡くなってから私に何をどう残そうか、考えながら器用な手先で色々謎掛けのような細工を作っていたのだ

夢はここまで、土曜だからと寝過ごしていて、夫に「パンやけたよー」と起こされた

ガラス箱の中に金平糖のような砂糖が入ったものがいくつもあり、多分細工があったであろうが蟻がはいりこんでいたのが印象的

窓の外は一つ下の階の住人が庭を改造してトラを飼っていた
大きかった桜の木がこじんまりと剪定されてしまっていて嘆いたり(事実とは違う(笑))


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?