2022年9月10日(土)

今日の朝はいつもと違う予定が入っていた。ときどきあるこの予定は、ドキドキするけど終わってみるととても勉強になる。そこに使用するパンをスタッフさんに取りに行ってもらう。その間もう1人はいつもの予定の準備をしてくれて、スムーズにすすんだ。数ヶ月前はとってもバタバタしていたことを思うとすごい変化だ。ありがたい。
そして土曜日ということもあって、端っこを集めたお昼の時間。端っこと言えど、集めるとすごい量だ。色んな人からのプレゼントもあって優雅なお昼だった。
仕事を終える間際に、この前ご一緒した方が来店してくださった。すごく嬉しいお誘いをしてくれた。なんだかみの引き締まるようなそんなお誘い。がんばろう。
それから今日は前から約束していた片貝まつりの日だ。着替えて長岡に向かい、ピックアップして会場周辺へ。1時間前についたのにすごい人だ。車を停車する場所を探していると、山が燃えているほど明るくなっている箇所があり、程なくして大きな月がでた。今日は十五夜だ。会場の神社まで歩く。街灯もない田んぼ道なのに大きな月のお陰でとても明るい。神社までの道のりにはたくさんの民家があり、みんな自宅の前でバーベキューをしながら花火が上がるのを待っている。玄関の入り口付近には桜柄の提灯をみんなさげている。神社に着く頃、ちょうど花火が上がりはじめた。神社は驚くほど大きな木々に囲まれていて、その先に枡席があった。
わたしたちは歩きながら、屋台や灯籠、お囃子や御神輿を楽しみつつ、少しずつ中心から離れて花火を見た。町の花火は誰かの大切な人への想いがこもった花火で、打ち上がる前に町内放送でその内容が流れる。大切な人を思う気持ちはステキだ。秋の花火はとてもよくて、片貝町の人たちのお祭りへの気持ちもまたよくて、来年も来たいおまつりだった。

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