[本の紹介] SCRUM BOOT CAMP THE BOOK

西村 直人 (著), 永瀬 美穂 (著), 吉羽 龍太郎 (著)

スクラムって独自のルールや呼び名を理解するだけでも結構大変なので、この書籍はすごく分かり安く基本として読むのにはストーリー仕立てで入りやすいと思いました。

ただ、読んだだけでもすんなり理解できなかった理解力の薄い私。これに加えてネットに上がっているスライドを読んだり、知っている人に質問して少しずつ理解を深めると、活用できるやり方だと感じました。でも方法だけじゃなくて参加している人のアジャイル精神が大事だと。

一つ一つの説明は複雑になるけれど端的にまとめてみました。

スクラムとは
アジャイルソフトウェア開発のための一つの手法

アジャイル開発とは
お互いに協力しあって進める
計画は継続的に調整していく
少しずつ細かめにくくる
できたものを頻繁に確認する
大事な要求やリスクの高い順に作り、重要度の低いものは後回しにする
自己組織的である(自発的に動く)
組織横断的である

アジャイル開発がなぜあるのか
すべてのものは事前に予測して計画することはできないので

アジャイルじゃないこれまでの開発
ウォーターフォール型。全体設計を最初に行う。一つの作業が終わったら次の作業ができる。不確実性の高いプロジェクトにおいてリスクが高い。

スクラム理論の3本柱
①透明化:現状や問題点を見える化すること。←ここに問題あることが多い
②検査:見える化により問題点を見つける
③適応:改善策を考えて対処すること

スクラム5つの価値基準
①献身
②集中
③開かれていること
④経緯
⑤勇気

任命する役割
・プロダクトオーナー
・スクラムマスター
・開発チーム

大まかな流れ
・まずユーザーストーリーを作って、それを元にどんな機能を作るかを考える
・スケジュールは開発チームの作業する担当者が見積もる
・スプリントという単位(だいたい2週間)でカウントし、何スプリントでできるかを予測する
 そこから漏れるものは別スプリントとしてカウントする
 こうすることで何スプリントでその作業が終わるか次の仕事で見積れる
・進行見積もりはプロダクトバックログを作り管理
・デイリースクラムという朝会で毎朝進捗
・ベロシティで進度を把握
・漏れているものはまた別スプリントにして優先順位が低ければ後ろに回す
・リリースできるものであるということが機能完成の判断基準

参考にした記事

認定スクラムマスターの俺が正しいスクラムの理論をまとめてみたhttps://qiita.com/gold-kou/items/90ba982a14ca79d843c9#%E6%A9%9F%E8%83%BD%E6%A8%AA%E6%96%AD%E7%9A%84

20分で分かる初めてのscrum
https://www.slideshare.net/KenjiMorita1/scrum-71004058

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