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子どもは、繰り返すことで 安心する

先日は、お話は絵本よりも本をみない、素話の方が

子どもの自身の想像力’を豊かにし、そのファンタジーの力が

発想力や思考力につながるという話を書きましたが、


今日は、もうひとつ

素話でするお話は、
毎日、同じ話を1週間でも2週間でも
続けた方が良い、

ということを、付け加えたいと思います。


子どもは繰り返しが大好きです。


繰り返すことで、世界を学んでいきますね。
繰り返しはリズムを作ります。


子どもにとっては
「リズム」がとても大切です。


1日のリズム、1週間のリズム、
1ヶ月のリズム・・・


子どもはリズムを通して
様々なことを学んでいきます。


起きる時間、朝食の時間、寝る時間等・・
毎日同じ時間に、同じことが繰り返されることで
子どもは安心します。


体の中に、しっかりリズムができている子は
心が安定しています。


ですから、素話でするお話は
たとえば、毎晩お話をしてあげるのでしたら、
1週間は、同じ話を繰り返すのが
子どもにとっては良いことなのですね。


最初は、「えー、また同じ話?」
「今日は違うお話にしてよ!」
と、言うかもしれませんが、
「そうよ」と言って同じ話をしてみてください。


そのうち、子どももすっかり覚えて、
ママと一緒にお話するでしょう。


ママが間違うと、正してくれるでしょう。
子どもは「全身」で
お話を感じ、ママの愛情と安心を感じます。


心の奥深くに広がる喜びと学びは
真に子ども自身の血肉となり、生きる力に
つながっていくのです。


子どもたちが、
「大きなかぶ」や「おむすびころりん」が
大好きなのは、


 うんとこしょ!どっこいしょ!
 うんとこしょ!どっこいしょ!
 それでもかぶは ぬけません
      や、
 おむすびころりん すってんてん!
 もひとつおまけに すってんてん!


と、リズム感のある
同じセリフが繰り返される部分に
心地よい安心感を感じているからです。


幼い子どもにしてあげるお話は、
こんな、繰り返しがたくさん出てくる
お話を選ぶのも、いいと思います☆

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