見出し画像

防災キャンプをしました(在宅避難編)

防災キャンプ2日目、今日は在宅避難を想定したキャンプになります。1日目同様電気・水道・トイレは使えません。

でも避難所と違い、自宅なら自宅にある食材、カセットコンロなどが使えます。

朝ごはんは貴重な水を使わない、鍋やお皿を汚さないというパッククッキングで味噌汁を作りました。

冷蔵庫にあったえのき、ナス、あげ、乾燥わかめと水を一人分ずつ袋に入れて水を入れた鍋でグツグツ。

画像9

具材が加熱されたら味噌を入れました。美味しく出来たけど、ポリ袋のままだとこどもは食べにくそうでした。汁物でなかったら良かったかも知れません。

あとカセットコンロとホットサンドメーカーで自家製の全粒粉パンにツナ缶とマヨネーズとピザチーズを入れたホットサンドを焼きました。ちゃんとしたご飯を食べられるって幸せ~と思いました。

画像2


今日の実験はフッ素加工された鍋で調理をすればパッククッキングで料理するよりごみが出ないし水も使わないのでは?です。

画像3

この日のためにキャンプ用のフッ素加工された鍋を買ったのですが、初めてだったので炊飯失敗・・・!

かたーいご飯になったので、水を足してお粥にしました。実験成功していれば、ペーパーでさっと拭き取ればお鍋はきれいになったはずです(^^;)

こちらは子供用のお楽しみ実験。いまキャンプ業界で流行りのメスティンという四角い飯ごうと固形燃料を使った自動炊飯です。

画像4

こちらは成功し、美味しいご飯が炊けました。ただし吹きこぼれるし、飯ごうにご飯がこびりつくので水が使えない環境では使えません。

画像5

数年前に防災バッグを作った時に、防災アドバイザーさんがオススメしていた栄養補給食品も賞味期限が近づいてきたので試食してみました。

画像6

甘苦くて大人でも水なしでは飲めないです。子供はふたりとも苦いと言って飲みませんでした。今は家にプロテインやマルチビタミンミネラルなどのサプリメントがあるので、それでも対応出来るかなと思いました。ただ娘は錠剤が飲めないのでその点は課題です。


午後は我が家にはない、アルファ化米を試してみたくてアウトドア用品店に買いに行きました。

登山などで持っていくカップレスのインスタントラーメンを発見しました。あまり食べてほしくないですが家族は好きなので、備蓄するならコンパクトなこちらも良いかな~と思いました。コップにポリ袋を広げてこちらを入れてお湯を入れて食べればごみも少なくてすみます。

画像14

画像7


アルファ化米はお湯で作ってみました。

画像8

う~ん、味が苦手でした。家族みんな残してしまったので、我が家でアルファ化米の備蓄は無理そうです。ごみが少ない点は魅力的だったのですが残念です。

モンベルのカレーリゾッタもいまいちでした。

画像15

息子が選んだマジックパスタのペペロンチーノ。

画像9

これは美味しかったです。スープパスタみたいでした。でも結構辛いのでお子さんは食べられないかもしれません。


これで我が家の防災キャンプは終わりです。

やってみて、食べてみて初めてわかることがたくさんでした。本当に被災した時に困らないように、実際に使ってみる・食べてみるのはとても大切だなと思いました。


【在宅避難生活での気づき】

やっぱり家が良い!ということです。そのためには家の防災に気をつけなければいけません。食器棚や冷蔵庫はしっかり固定していますし、地震の時に扉が開かない耐震ラッチもつけています。ですが食器棚のガラス、窓ガラスには飛散防止フィルムをまだ貼れていません。少しずつでもやっていこうと思いました。


【これだけ出たごみ】

主に1日目の避難所生活で出たごみです。

まずは不燃ごみです。空き缶、缶のフタ、ホッカイロがごみになりました。長期保存できる食品はどうして丈夫なスチール缶入りになります。硬いので潰すのも大変でかさばっていました。そのまま置いておくとにおうので中はウェットティッシュで拭きました。

画像14

1日目に出たペットボトルです。飲みきれなかったおでんの汁も入っています。

画像15


1日目に出た可燃ごみです。

画像16

あと写真はUPしませんが、この可燃ごみよりちょっと多いトイレごみも1日で出ました。

2日目は家であるものを調理したので出たごみはほぼペットボトルだけでした。

ごみがなるべく出ないように考える必要もあるなと考えさせられました。


【2日間防災キャンプをやってみて】

本当の災害でない時に、防災キャンプをやってみて本当に良かったです。必要な物がわかりましたし、他の人がオススメしてても我が家には不要なこともあるし、逆に他の人が要らなかった物でも我が家には必要ということもあります。それぞれの家庭によって備えないといけない内容は違うんだなと実感しました。我が家にあう備えは実際に使ってみないとわかりません。また季節が違ったり、子供の成長、自分の加齢などでも必要なものは変わってくると思います。年に2度は防災キャンプを続けたいと思いました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?