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同じ世界線で出会ったら友だちになれると思っているアイドル

십 년이면 강산이 변한다더니, 정말입니다.
十年一昔と言うけど、本当です。

무수한 파고가 있었습니다.
無数の波がありました。

기억나지 않는 새벽들이 참 많습니다.
思い出すことができない夜もとても多いです。

스물과 서른의 전 꼭 딴 사람만 같습니다.
20歳と30歳の前はまるで別人のようです。

이젠 예전의 제가 더 낯설곤 합니다. 
今はもう前の自分が見慣れなくなったりしています。

어떤 말에 마법이 걸린다는 건 참 특별한 일이죠.
なにかの言葉に魔法がかかるということはとても特別なことでしょう。

한 명사가 대명사가 되기까지. 방탄이 방탄, 아미가 아미가 되기까지.. 많은 비바람과, 사랑이 있었습니다.
ひとつの名詞が代名詞になるまで。バンタンがバンタン、ARMYがARMYになるまで..多くの雨風と、愛がありました。

어쩌면 누구도 이해시킬 수 없을, 우리만의 세계를 쌓았습니다. 
ひょっとしたら誰にも理解させることができない、僕たちだけの世界を築きました。

아미 여러분과 저희를 도와주신 수많은 분들 덕에
ARMYの皆さんと僕たちを手助けしてくれた数えきれない人たちのおかげで

다시는 겪지 못할 참 특별한 경험을 했습니다.
二度と味わえないとても特別な経験をしました。

돌아보면, 잠시 회상에 젖다가도 쉴새없이 문을 박차고 나가는 게 익숙했습니다.
振り返ってみれば、少し思い出に浸っても休むことなくドアを蹴って出ていくことに慣れていました。

지금도 전 여전히 저희의 2막을 가늠해봅니다. 꼭 아무것도 될 수 있을 것만 같은 기분이에요.
今も僕は相変わらず僕たちの2幕を見定めています。まるでなんでもできそうな気分です。

열일곱과 스물에 했던 고민들과 양면성들은 지금도 유효합니다. 
17歳と20歳のときに持っていた悩みと二面性は今も変わりません。

조금씩 어른이 되어가며
少しずつ大人になりながら

세상엔 말과 글만으론 설명될 수 없는 것들이 참 많다는 거,
世界には言葉と文字だけでは説明できないことがとても多いこと、

그리고 변하지 않을 것만 같던 것들도 언젠가 변한다는 것을 배웠습니다.
そして変化しない気がしていたこともいつか変わるということを学びました。

또한 '이름' 하나의 탄생에는
またひとつの「名前」の誕生には

너무나 많은 이들의 힘과 사랑이 필요하다는 것도요. 
あまりにもたくさんの人たちの力と愛が必要だということもです。

저는 아직도 너무나 미숙합니다.
僕はいまだにとても未熟です。

아마 앞으로도 계속 낯설고, 불안해하고, 고통스러울 테죠.
多分これからもずっと不慣れで、不安がって、苦しむでしょう。

그래도 나아가보겠습니다.
それでも進んでみます。

따로 또 같이, 멀지만 가까이, 제게는 당신들이,
離れてもまた一緒に、遠いけれど近くに、僕にはあなたたちが、

당신들께는 제가 있길 바랍니다.
あなたたちには僕がいることを願います。

멤버들, 스텝들, 가족들과 친구들! 그리고 아미들! 
メンバー、スタッフ、家族、友人たち!そしてARMY!

너무 수고하셨습니다. 
本当にお疲れ様でした。

앞으로 십 년도 같이 잘 살아보아요.
これからの10年も一緒にちゃんと生きてみましょう。

이 놈의 세상 속에서!
こんな世界の中で!

사랑합니다.
愛しています。


今年もやってきたFESTA。
ナムさんの手紙にジーンとしたので訳してみた。
(意訳あり。きっと誤訳もあり)

이 놈의 세상 속에서!をどう訳すべきか数十分悩んで結局しっくりこず。ぴったりの日本語探しは諦めて、韓国語学習の目標に「ナムさんの長文の手紙をスッと理解できるようになること」を追加した。

ナムさんもジンくんも今年のメッセージの中で、10년이면 강산도 변한다(10年経つと山河も変わる=変わらないものはない)ということわざを使っていたけど使いどころが真逆で面白い。

他のメンバーも色濃く個性が開いていて7人バラバラなように見えるのに長い間ひとつのチームで活動してきて、これからも続けていきたいと思えることが本当にすごいと思う。

私のBTSの推しはジンくんだけど友だちになれるのはナムさんだとずっと思っている。本や音楽の趣味も合うしアートも好きだし考えていることもよく似ている(気がする)。

筋トレはしてないし自転車が特別な乗り物でもないけど、自転車のペダルを踏むときなぜか悲しい気持ちになるのは分かる(気がする)。

去年、「辛いときや諦めたくなるときどうやって打ち勝つの?」と質問したARMYがいて、それに対するナムさんの返信があまりにも実直すぎて胸がひりついたことがある。

私の中に残っていた「アイドル」に対する偏見がなくなった瞬間だったように思う。

ここに残しておこう。

어차피 태어남이라는 건 고통인 것 같아여
どのみち生まれるということは苦痛だと思います。

다만 누군가는 그 고통을 극복하고 환희로 바꾸기도 하고
ただ誰かはその苦痛を克服して喜びに変えたり

고통이라는 걸 인정하고 수용하고 각자의 방향으로 보여주고
苦痛ということを認めて受け入れて、それぞれの方向で見せてくれて

그런 게 아닐까여 음악도 미술도 모두
そいうものではないでしょうか。
音楽もアートもすべて。



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