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【大問題】今度ばっかしは本気でサイゲにキレました。もう知りません。【謝罪しろ】

まじで


まじで





まじでキレました



今までも色々あったけど

今度ばっかしはマジ


マジのガチでキレた


それもこれも全部

全部「プリコネR」の

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全部この「絆、つないで。こころ、結んで。」イベントのせいです


もう今度ばっかりはマジっっでキレました

これを読めばみなさんもサイゲがなにをしでかしたかがわかると思います。少し長いですが、必ずあなたも「これは擁護できない」と感じるに違いないので、ぜひ最後までご覧ください。一緒に怒りましょう。


そもそも今回のイベントがどういうものだったかからお話しましょう。

1月30日、プリコネR公式アカウントから、Twitterでこのような告知がありました。

新キャラ「コッコロ(儀装束)」の追加です。これ以前にプリコネRはイベントの告知を行っていました。

イベント名は「絆、つないで。こころ、結んで。」。プリコネRの3thということもあり、またそのイベント名から、イベントの主役が「コッコロ」たんであることは明白でした。

そしてコッコロ(儀装束)の追加、5体目のコッコロであり、「未来永劫、主さまとともに!」というセリフからもわかるように、【美食殿】の絆を確かめ合う、素敵なイベントストーリーが紡がれるのだと、誰もがそう思っていました。

このときまでは





プリコネRを知らない人たちのために少しだけプリコネRの説明をしておきます。

プリコネRの主人公はプレイヤー、通称「騎士くん」です。

赤ちゃんアニメ

騎士くんは色々あって記憶を失っており、「紙幣がなにかわからなかったり」、「自分で口元が拭けなかったり」と、プリコネユーザーからは「赤ちゃん」などと呼ばれバカにされて、あるいは嫌悪されていますが、僕は好きです。

そんな騎士くんの記憶の始まりは歌声から始まります。

歌声が聞こえ目を覚ますと、そこには知らない少女の姿が

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これが騎士くんとコッコロの出会いです。

コッコロは騎士くんを導くように託宣を授かったといい、騎士くんのことを「主さま」と呼びます。

そして近くに魔物が発生します。その時、近くにいたから一緒に戦ったのが「ぺコリーヌ」です。

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このぺコリーヌという名前、本名ではなく、コッコロが主さまのために用意した料理を一瞬で平らげてしまったため、コッコロにつけられたあだ名なのです。以後、彼女はこの「ぺコリーヌ」という名前を使い続けます。

そして、もう一人、なんか近くに倒れてた猫耳ツンデレ女が「キャルちゃん」です。

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この「騎士くん」「ぺコリーヌ」「コッコロ」「キャル」の4人で結成したギルドが「おいしい食べ物を求めて探検する」ことを理念とする【美食殿】というわけです。



さて、話を戻します。

【美食殿】は3年間の間にいくつもの困難をともに乗り越え、固い絆で結ばれていました。ぺコリーヌがキャルちゃんに抱き着こうとするとキャルちゃんは決まって「抱き着くなー!」と嫌がり、それを幸せそうにコッコロが眺めているという景色が「日常」になりました。

この日も、いつもと変わらない日常の1ページ、ぺコリーヌたちが朝ごはんの支度をしているシーンから始まります。

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そんな中、ある「近郊の魔物を討伐してほしい」という依頼が舞い込みます。なんでもその魔物は大変珍味ということで、魔物食嫌いのキャルとは対照的に、ぺコリーヌは目を輝かせながら、依頼を受けることにしました。

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案の定、依頼を嫌がりながらも渋々ついていくことにするキャル、そんないつもの、当たり前になった日常を見て、コッコロは思わず笑ってしまうのでした。

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魔物討伐に向かう【美食殿】、そこで騎士くんがちょっとしたピンチに陥ってしまいます。

主さまのピンチに、コッコロは全力の精霊魔法を発動します。

しかし

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その時現れたのは、コッコロがいつも使役しているのとは違った精霊。しかし、時は一刻を争う。コッコロはその「黒い精霊」の力を借り、魔法を放ちます。

その魔法の威力は、いつものコッコロからは想像ができないほど強力な威力でした。

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コッコロの放った魔法は魔物はおろか、【美食殿】のメンバーにも軽い被害を出してしまいます。コッコロが自己嫌悪するには十分な理由です。

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しかし、そんなコッコロに対しても【美食殿】のメンバーは笑顔を投げかけます。被害が出たことよりも、救ってくれた感謝のほうが、はるかに大きかったからです。【美食殿】の絆は、この程度で揺るぐことはないと、ぺコリーヌも、キャルも、それに騎士くんもわかっていました。

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そして、嫌そうな反応を示すキャルを諫め、いつも通り【美食殿】は倒した魔物で料理を始めます。

ただ一点だけ、小さな忘却を除いて。

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ぺコリーヌがコッコロの料理を盛り忘れたのです。

なんてことない、小さな物忘れです。誰にでもある、気にするほどのことない、そんな些末な出来事。

しかしぺコリーヌは

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ぺコリーヌは異常と言ってもいいほどにコッコロに対して謝罪を繰り返します。


これにはある理由があります。


※以下、ぺコリーヌに関わるネタバレあり





ぺコリーヌは元々この国、「アストライア国」の王女でした。

しかし、敵の手によって王族の認識が書き換えられ、周囲から「王女の名を騙る不届きもの」という扱いを受けてしまいます。

愛する人たち全てから忘れられ、行く当てを失ったぺコリーヌは自分の中に残ったたった一つだけの幸せ、「食による幸せ」を頼りに、流浪の生活をすることになったのでした。





そんなぺコリーヌだからこそ、【美食殿】はある種、人生を諦めたぺコリーヌの余生そのもので、食とは幸せのほとんどで、人に忘れられるということは絶対にあってはならないことなのです。

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故にぺコリーヌはコッコロに謝罪します。「人から忘れられる」その辛さを、寂しさを知っているから、どんな気持ちかを知っているから、抱き着いて、泣きながら許しを請いました。

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しかし、結局は小さな「物忘れ」です。ぺコリーヌに悪意がないことはみんなももちろんわかっています。だからこそコッコロはぺコリーヌに優しく語りかけます。

ぺコリーヌさまがわたしのことを忘れるわけがありません。」

「だからわたくし、何も悲しくも、つらくもないのですよ」




「なんだよー普通に絆イベントじゃねーかよーイッチはなににそんなキレてんだよ」とそろそろ感じてきた頃合いだとお見受けしますがここからです!!!ここからなんです!!!!!!もうしばしお付き合いください。


魔物討伐から一夜明けて、【美食殿】にはすでにある変化が起きていました。

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それは、キャルの体調不良です。キャルは、魔力がおかしい感じがすると言いますが、他の3人にキャルの魔法はわかりません。

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精霊魔法を使い、少しでもキャルの苦痛を和らげようとするコッコロ、しかし呼び出された精霊は、魔物討伐の時と同じ、あの「黒い精霊」でした。

精霊魔法の発動と同時に苦しみだすキャル、挙句の果てに寝起きざまにこのようなことを口走る始末。

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キャル不在のまま町へ繰り出すコッコロと騎士くん、しかし、町の人々の反応は、明らかにいつもと違ったものでした。

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いつも利用している商店の店員からコッコロが忘れられていたのです。すぐに思い出してくれたものの、「ギルド管理協会」でいつもお世話になっているカリンさんからも同じような発言を受けます。

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コッコロは「人々から自分の記憶が消えかけている」ということに気づき、強い恐怖を覚えます。

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【美食殿】のメンバーに忘れられている可能性に強く恐怖するコッコロ、そしてコッコロは走ります。一足先に帰った主さまのぺコリーヌのキャルの待つ【美食殿】へ。

【美食殿】へと戻り、料理中のぺコリーヌの姿を視界に捉え、コッコロは躊躇してしまいます。

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もしもぺコリーヌに忘れられていたら、もしそうであった時、コッコロはどうすればよいのか。

しかしそれは杞憂でした。

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【美食殿】のメンバーは、コッコロのことを忘れてはいませんでした。

町とは違い、【美食殿】の中にはいつもと変わらない、「日常」が待っていてくれたのです。

安堵から、コッコロは思わず料理中のぺコリーヌに抱きつきます。

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コッコロの恐怖を感じ取って、優しい言葉を投げかけるぺコリーヌ。たとえコッコロになにがおころうとも、【美食殿】のメンバーで助け合う、助け合うことができるという確信が、ぺコリーヌにはありました。

【美食殿】の絆を、ぺコリーヌは信じているのです。





コッコロの問題を解決すべく、【美食殿】はコッコロとおなじ「精霊魔法」を使う「ユイ」の元へ訪れます。そしてユイから、最近ランドソル郊外の精霊たちがざわついているので調査してほしいといった内容の依頼を受けていることを知り、【美食殿】はその依頼を手伝うことにしました。

コッコロやキャルの異変に合わせたように精霊たちの調査、あまりにも不自然なタイミングの一致になにか関係があると踏んだからです。

しかし、郊外で待ち構えていたのは、精霊ではなく強力な魔物でした。

魔物を前に、次々と倒れていく【美食殿】たち、コッコロは精霊の力を借りあの時と同じように強力な魔法を放ちました。

その代償として、またも【美食殿】のメンバーを巻き添えにしながら。

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またも【美食殿】のメンバーを傷つけてしまったことに深い罪の意識を抱くコッコロ。しかし【美食殿】のメンバーは、同じようにまたコッコロに優しい言葉を投げかけます。

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そうは言いつつも、ただでさえ体調の悪かったキャルの体力は限界を迎え、【美食殿】は一度ランドソルへと戻ることにしました・・・



この戦闘はコッコロに深いトラウマを刻むことになってしまいます

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力が制御できない、それはいつ【美食殿】を危険に曝してしまうかわからないということを意味しています。それに加え

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次第に人々から忘れ去られていくコッコロ。

愛する居場所を危険に曝し、記憶にも残らないとわかった今、コッコロは一つの重大な決断を下します。


ランドソルを去るという決断を。


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自分に言いきかせるように言葉を紡ぐコッコロ。

そして、心を決めたコッコロは、【美食殿】へと帰っていくのでした。

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・・・


・・・・・・


・・・・・・・・・・・・


あのさぁ・・・





なんでこんな辛い目に遭わんといけんの?


なんでコッコロちゃんがこんな目に遭わんといけんわけ?

ただたまたま変な精霊がコッコロちゃんに憑りついただけで誰の身にも起こりうることじゃん

それがなんで【美食殿】で幸せな日常を送っていたコッコロちゃんにおこらんといけんの????そこに必然性ないじゃん?????


コッコロちゃんをこんな辛い目に遭わせんなや


とり憑くなら俺にとり憑け




・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・・・・



その晩、コッコロは誰に告げるでもなしに、身支度をします。

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来たときは、肩掛け程度しかなかった荷物も、いつの間にか背負わなければならないほどに増えて、これまでを懐かしむかのように、部屋を見渡します。

そして、最後に主さまの寝室へと訪れます。

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「よく食べて、よくお眠りください」、「歯磨きは毎日なさってください」

涙を流しながら、ひとしきり主の幸せを願うコッコロ。

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そして

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たとえわたくしが忘れらようとも、主さまの幸せを願っています。その言葉とは裏腹に、忘れてくれるなと言わんばかりに、いつも身に着けている髪飾りを、主の枕元に置いて、コッコロは【美食殿】を去りました

最期に、こう言い残して



「コッコロは、幸せ者でございました」






・・・


・・・・・・


・・・・・・・・・・・




ふっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっざけんなや!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


おまっ、サイゲいい加減にしろよマジで


こんなことして許されると思ってんのかな?なぁ?


まじでお前許さんからな、コッコロちゃんにこんな仕打ちしといてただで済むと思うなよ


マジでキレたからな、ほんまに、マジでキレた


コッコロちゃんを不幸にするやつはマジで俺が許さんからな


ここまでのイベントストーリーを読み終わりイベントページへと戻るわたくし、なにかがアンロックされた音がしたけどキレにキレちらかしてる今の俺にはそんなこと関係

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え?


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あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ



あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ


あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ふざけんなふざけんなふざけんな!!!!!!!!!!!!!!


俺が何をしたっていうんだよ!!!!!!!!!!!これ以上俺を苦しめてなにがしたいんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

プリンセスぺコリーヌか!?プリフェスの時に俺が天井しなかったからキレてんのか!?だからこんな仕打ちすんのか!!!!????

なんとか言えや!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!なんとか言えやサイゲ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


黙ってないでなんとかいえや!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!サイゲ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


・・・


・・・・・・


・・・・・・・・・・・・



翌朝、コッコロがいなくなったことに気づいた3人は、急いでコッコロを探しに行きます。

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(ここのコッコロがおかわりを2回もしていたという事実にコッコロがどんな想いで最後の食卓に臨んでいたかを想って胸が苦しくなるね・・・)


町へ繰り出す3人、しかし、彼らからさえも、コッコロの記憶は次第に薄れていきます

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もしや、ランドソルの外にまで出たのでは、そう思いいたったぺコリーヌは、外まで探しに行くことを提案します

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しかし、記憶はさらに薄れていき

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そしてぺコリーヌは、過去の自分を重ね、想いを吐露していきます。

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しかし、その想いも空しく

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体力の限界を迎えたぺコリーヌは倒れます。

彼女の想いは虚空に溶けて、まるではじめから無かったかのように忘れ去られていく。


そして数日後、【美食殿】では

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コッコロの記憶は完全に忘れ去られていました。

しかし、騎士くんが手にしていた、誰のものかわからない、見覚えのない髪飾り

それを手にしたとき、ぺコリーヌは

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涙が溢れて、止まらなくなってしまいました。





コッコロは一人、森の中を歩いていました。

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一人、コッコロは【美食殿】に想いを馳せます。

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そしてコッコロは、【美食殿】との思いでだけを胸に、前に進みます。

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そして、コッコロの「絆ダイアリー」には、【美食殿】のメンバーとの思い出が綴られるのでした。

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・・・


・・・・・・


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っざけん!!!!!!!!!


・・・という反応は置いといて


ここまで読んできた方々の心には「一刻もはやくコッコロちゃんに救われてほしい」以外の感情がもうなくなっていると思います。

僕も全く同じ想いでした。一刻も早くコッコロちゃんに幸せになってもらいたい。また、いつもの4人の【美食殿】に戻ってほしい。4人で幸せな食卓を囲んでほしい。


そして俺は次のイベントストーリーに手を・・・

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「前編 エンディング」・・・?


後編はどこ・・・?ここ・・・?


そうです


サイゲ


あろうもことか



この辛い状況のまま10日間も俺を放置しやがったのです!!!


ふっざけんなよサイゲえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


せめてコッコロちゃん救われるところまで用意しとけや!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


これにはさすがの読者のみなさんもサイゲの悪行に業を煮やしデレステをアンインストールしている最中であると存じます。

コッコロちゃんが救われないまますごす10日間は地獄でした。


コッコロちゃんが忘れ去られているにも関わらず当たり前のように過ぎていくプリコネRの時間

鳴りやまない借金の取り立ての電話

携帯代を滞納したせいで鳴りやんだ借金取り立ての電話

プリンセス・プリンシパル Crown Handler』第1章のあまりにも「プリンセス・プリンシパル」な展開


その全てが重圧となって俺にのしかかります。

しかし、コッコロちゃんが感じている不安と、孤独に比べたら、それが何だというのでしょうか。


俺は待ち続けました。

待って、待って待って待って待って

俺の想像の及ばない痛みに耐えている、コッコロちゃんのことを想って

俺は待ちました。


待っている間にコッコロへとメッセージを送ったりしながら


待ちました


そして

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ついにやってきた「絆、つないで。こころ、結んで。」イベント後編。

このストーリー次第で、俺がサイゲを滅ぼすか生かすかが決まります。


そして後編第1話

物語はコッコロちゃんが、故郷である「エルフの里」へと帰ってきたところから始まります・・・




コッコロちゃんは【美食殿】を諦めたわけではありませんでした

故郷「エルフの里」に来れば、「黒い精霊」についてなにか手がかりがあるのではないかと期待していたのです。

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しかし、当たり前のように、エルフの里の住人も、コッコロのことを覚えてはいませんでした。

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それに加え、エルフの里の近くに、巨大で、狂暴な精霊が住み着いてしまっていました。

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精霊を見るや否や、呼応するように現れる「黒い精霊」、コッコロは黒い精霊の力になすすべなく、その場で倒れてしまいます。


一方ランドソルでは、コッコロなき【美食殿】の元に、精霊を調査するよう依頼が舞い込みます。

その精霊とは紛れもなく、エルフの里に現れた巨大な精霊のことだったのです。

精霊と遭遇し、苦戦する【美食殿】。いつものように、騎士くんが味方を強化する力を発動しようとしましたが・・・

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騎士くんは強化の力が使えなくなってしまっていました。

騎士くんは「絆」を育むことで力を手にしています。コッコロの記憶がなくなった今、コッコロとの絆も消え去り、騎士くんの力自体も消えてしまっていたのです。


精霊から逃げて、【美食殿】がたどり着いたのは、コッコロが療養中のエルフの里でした。

コッコロは驚愕します。誰よりも待ち望んでいた【美食殿】との再会を、思わぬ形で成し遂げたからです。

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もしかして・・・コッコロを探しに、コッコロを探し求めて、エルフの里まで・・・・・・

しかし、コッコロの期待とは裏腹に

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ぺコリーヌの口から、コッコロの記憶が消え去っていることを告げられます。

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【美食殿】との記憶も、思い出も、絆も、今となってはコッコロだけのものになってしまっていました。その事実にコッコロは深く悲しみます。

それでもぺコリーヌは、いつもと変わらずに、コッコロを食事に誘います。

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誰よりも待ち望んだ言葉、誰よりも待ち望んだ食卓。

またあの暖かい食卓を囲んで、【美食殿】のメンバーとして食事をしたい。その想いと、幸せを殺して、コッコロはぺコリーヌを、【美食殿】を拒絶するのです。

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全ては【美食殿】のため、愛する人々のため、コッコロは徹底的に【美食殿】の要求をのみません。

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そして、「名前だけでも教えてくれませんか」というぺコリーヌの優しさを

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払いのけるのでした


コッコロに拒絶されたものの、なぜかコッコロになつかしさを感じ、ぺコリーヌは悲しみを覚えます。

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あの子を助けてあげたい、その想いが一致した【美食殿】は、コッコロのためになにかできないか模索します。

そして、コッコロは件の巨大な精霊の影響を強く受けてしまっていると知り、精霊の討伐を誓うのでした。

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コッコロと、【美食殿】で、楽しい食卓を囲むために。


・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・・・・


「なんだよー結局コッコロちゃん救われる流れじゃんかよー心配して損したわー救済って案外キレやすいよなー」

わかるわかる。そう言いたい気持ちもわかるぜ。


コッコロちゃんに襲い掛かる試練がここで終わってたらな!!!!





数日間、コッコロを除く【美食殿】は精霊に戦いを挑みますが、返り討ちに遭い続けます。

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ぺコリーヌたちの想いに触れ、コッコロも次第に共に精霊と戦う覚悟を固めていきます。

ユイたちのギルド【トゥインクルウィッシュ】も合流し、さらに精霊について情報を集めます。

そして、ついに、精霊にまつわる有力な情報が。「黒い精霊」は数百年に1度現れる精霊であること、ここら辺の話はどうでもいいこと、


そして、精霊を鎮める儀式に失敗すると・・・


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なんでやねん!!!!!!!!!!!!!!!!!!


なんでそうなんねん!!!!!!!!!!


おまっ!三種不幸牛丼の特盛り幸薄付きかよ!!!


意味もなくコッコロちゃんに試練を課すのやめろや!


さすがのこれにはみなさんもキレてお手持ちのサイゲの株をタダ同然で売り捌いていることだと存じ上げます。

暗闇の中でコッコロちゃんが見出した一筋の光明、しかしそれもまた絶望の始まりだった。

どうしてコッコロちゃんがこんな目に遭わないといけない!?彼女が何をした!?

彼女はただ【美食殿】を愛しただけなのに!!!!!!!

ただ、主さまのことを愛しただけなのに!





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これにはさすがにコッコロちゃんも動揺を隠せません。

エルフの里で見つけたたった1つの希望、しかしその代償はあまりにも大きい。


そんなコッコロちゃんの儀式を当たり前と言わんばかりに【美食殿】の3人は手伝おうとします。しかし

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コッコロは責任感から、【美食殿】の提案を拒もうとします。

しかし、ぺコリーヌは言います「見返りならあります」

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一緒に食卓を囲む、それこそがぺコリーヌにとって、また【美食殿】にとっても何よりの報酬、なによりの幸せであった。

ぺコリーヌの優しさに触れて、とりあえずはコッコロは儀式の準備を始めることになります。



・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・・・・





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エッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ペコさん!!!これは!?


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そうか・・・由緒正しい装束なのか・・・由緒正しいならしかたな


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ッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッゾ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ヒヨリさん!!!これは!?


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そうか・・・厳しい決まり・・・


ユイにエッチな恰好させるためだけに色々と厳しい決まりが作られたと思うと胸がアツくなるな



さて、儀式を前に、ぺコリーヌは今一度コッコロを食事に誘います。しかし、また【美食殿】を傷つけてしまったら・・・それに、どうせ忘れられるんだったら始めから絆なんてないほうが・・・そう考えて、コッコロはこれを拒否し、社を飛び出してしまいます。

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そしてそこに駆け付けたのは、同じく儀装束を纏う、ユイでした。

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ユイは心配に想って、コッコロになにかあったのではないかと尋ねます。ユイの気持ちに応えるように、コッコロは”例え話”という体で語ります。

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そのお話の人物は、紛れもなくコッコロのことでした。
ユイは「悲しくて泣いてしまう」「その子は強い子だね」と、率直な感想をコッコロに投げかけます。

そして・・・

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そぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


それ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

それなんだよ!!!!それなんだよユイ!!!!!!!!!!!!!!!

俺がコッコロに一番言いたかったことが!それなんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

傷つけられったっていい、忘れても何度でも思い出せばいい

コッコロがいなくなることに比べたら、そんなこと俺たちにとってはなんでもない!!!!!!!!!!!!

ユイは、残された【美食殿】のメンバーが決して口にできなかったことを、我々がどうしてもコッコロに告げることができなかった想いを、代弁してくれたのです。

ユイ、お前がプリコネで一番正しい

お前がプリコネの柱になれ



・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・・・・


ユイに励まされたものの、コッコロの不安が完全に拭い去れたわけではありませんでした。

そしてコッコロはあることを思い出します。ここ数日、まともに食事をとっていなかったのです。

コッコロは想像します、今の自分を見たらぺコリーヌはなんて言うだろう

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ぺコリーヌならきっとそう言うに違いない。
そんなふうに考えていると、【美食殿】のメンバーが、何やら良い匂いとともにやってきました。

騎士くんが、コッコロのためにおかゆを作ってきたのです。

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コッコロの想像通りの言葉を投げかけるぺコリーヌ。その言葉の暖かさと、なつかしさから、コッコロは今度こそ、本当に決心をするのです。

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儀式が始まり、【美食殿】と【トゥインクルウィッシュ】が位置につきます。しかし、騎士くんの強化もない状態で、巨大な精霊に適うはずもなく、メンバーは次々に倒れていきます。

コッコロはこれ以上【美食殿】が傷つくところをみたくないと、【美食殿】のメンバーに逃げるように言います。

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しかし、そんな要求を【美食殿】が飲むわけがありません。ボロボロになりながらも、果敢に精霊に立ち向かいます。

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しかし、戦況は芳しくなく、コッコロはどうすればこれ以上、【美食殿】を傷つけずに済むかを考えます。
そして、1つの答えを見つけ出します。

いや、見つけてしまいます

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コッコロが消えたところで、誰の記憶に残るわけでもない

大切な【美食殿】のメンバーが、悲しむこともない

そう考え、コッコロは精霊と同化し、儀式を失敗させ、みなの記憶から完全に消え去ることを望みます

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騎士くんの眼前ではコッコロが今まさに精霊と同化しようとしています。

助けなければならない、コッコロのことを

しかしもう、すでに騎士くんに力は残されておらず

コッコロのことも・・・もう・・・

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「ダメだ、思い出せない……!」そのボタンに手をかけ・・・









え?


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あふれ出したのは、言葉の数々


これは、コッコロと交わしてきた言葉たち

これまでコッコロと交わしてきた言葉が、コッコロの姿に重なり、騎士くんの中にあふれてくる!



そしてその言葉たちは、

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コッコロとの思い出となって


いいや



コッコロとの絆となって騎士くんの中に呼び起される!


そして新たに出会う最後の絆、それはまさしく



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コッコロとの出会いの思い出!



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コッコロとの最初の絆!




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コッコロとの出会いの絆を取り戻した騎士くんは、本来の力も取り戻し、【美食殿】を強化します。

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そして、ぺコリーヌとキャルの力を借り、コッコロを助けるため、精霊の体内へと溶けていきます。

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精霊の中では、今まさにコッコロの存在が消え去ろうとしていました。

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コッコロは、最期に主さまに名前を呼んでもらえたことだけを希望に、闇の中へと消えていきます。

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しかし、そんなコッコロちゃんの覚悟を揺さぶるように、騎士くんは精霊の体内の中で、必死にコッコロちゃんの名前を叫びます。

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主さまの呼びかけに応え、コッコロは真に、自分の気持ちと向き合います。


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そしてなんやかんやあって黒い精霊を浄化することに成功するのでした。


なんやかんや
  ↓

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死んだ







死んだわ




無理


無理です

強すぎる


無理っす、もう


でも

見ないと


俺が見届けないと


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俺が【美食殿】の物語を、見届けないと



・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・・・




力を使い果たした騎士くんが目を覚ますと、そこにはコッコロちゃんが、前にも見たような姿で、こちらを覗いていました。

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「おはよう、コッコロちゃん」、【美食殿】の面々の挨拶で、コッコロは自身についての記憶が【美食殿】のメンバーに戻ったことを理解します。

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「わたしのことが、わかるのですか・・・?」

不安そうに訊ねるコッコロを優しく抱きしめ、コッコロは再び、またこうして加わるのです。

【美食殿】の、一人として。

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「コッコロは

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ただいま、戻りました


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・・・



・・・・・・




・・・・・・・・・・・・



しんだ


しんじゃった、オタク



おかあさん、オタクしんじゃったよ




おかあさん、オタク、もううごいてないよ



・・・



しんじゃったオタクは、どこにいくのかなぁ



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オタク



「オタクはね



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オタクは、お星さまになったのよ」



おほしさま?


そうよ




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「あきちゃん」




「オタクはね、お星さまになったの」




「お空で、わたしたちのことをいつでも見守れるように」



「オタクは、きらきらに輝くお星さまになったの」



そうなんだ




「・・・」






(わたしもいつかは、おそらで、オタクとあえるのかなぁ)





「あきちゃーん!行くわよー!」




あっ!待ってーママー!!!





(バイバイ、オタク)






そして




ありがとう



ありがとう、Cygames




Cygames、ありがとう!


感動を


涙を






そしてなにより

かけがえのない美食殿に







ほんとうにありがとうございました!





Cygames!本当にありがとうございました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



素晴らしいイベントを!最高のプリコネR3周年を!!!!!





本当に!!!!!!!!!!!!!!!!!ありがとうございました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




(おわり)


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