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雲部!vol,7~今週の雲部!

我ながら芸のないタイトルだなあ、と思いつつ。
今週は雨続きであまり空を見上げていません。でも雲部!としては日々色々なことを感じたり、学んだりもしてますので、敢えてテーマなしで”つれづれに”書きます。

【映画 ツイスター】
先週末にはAmazonで映画「ツイスター」を観てみました。ストーム・チェイサーとして活動されている青木豊さんの著述で知った作品で、竜巻を追う人々の物語です。
迫力のある雲がたっぷり登場します。
漏斗雲と呼ばれる雲はまさに竜巻のサイン。車を巻き上げんばかりの強さ、破壊力を持つ竜巻のシーンはアクション映画さながらですが、竜巻の謎を解明せんと奮闘する主人公は、幼いころに父を竜巻で失うという過去を持っていました。
気象と向き合う厳しさがひしひしと伝わってくる映画です。

【乳房雲、そして学び直し】

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これは2年前の7月16日に撮った写真です。前回載せた薄明光線と同じ日のものですが、よくよくみると乳房雲のようなものが写っていました。だとするとこの日は天気が崩れたのかな、とインターネットで当日の天気を見てみました。局地的には雨雲も出たようなのですが、やはり素人にはよくわからないのですよね。くやしいです。どうしてこのような雲が現れていたのか、やっぱり気象のことをもっと知りたいです。

というわけで理科の学びなおし。今は小学6年生の理科と、中学数学をやっています。数学、忘れてますねえ・・・。平方根とか、分母の有理化とか…。でも数学の道は気象に通ず、と信じて頑張ります。

【ターナーの雲】
続いて絵の話です。先日、某所でターナーの画集を見ました。雲を描いた画家としてターナーの名が挙げられることがよくあるので、いずれ画集を見てみたいと思っていたのです。
ターナーで雲といえば「雲の習作」が有名らしいのですが、確かに他の絵でも、空に多くの面積がとられています。
作品の中で、ぱっと見たときに「あれ?写真?」という印象を受けるものが幾つかあったのですが、そうしたものは得てして雲が丁寧に描かれていました。
雲を丁寧に描くことは、風景画にこんなに写実性を加えるものなんだなー、と感じました。
調べたところ、ターナーの作品はイギリスのテート・ギャラリーのイメージデータベースで多数見ることができることがわかりました。(「Turner」で検索するとたくさん絵が出てきます!)

【層雲、霧】

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これは過去の写真ですが、きょう見た高層ビルがまさにこんな感じ。高層階がすっぽり雲にかくれて見えなくなっていました。このように高さ数十メートルから数百メートルの高さに現れる雲は「層雲」というそうです。

そして、『空の図鑑』(注1)によると、同じ現象であってもこの雲の中にいる人にとってはこれは「霧」なのだそうです。
雲と霧。いずれも水滴や氷の粒からできているものの、高さや見る人との位置関係によって呼び名が変わるようです。

そうした呼び名の違いも知らない頃、雲がこんな下にある!と思ったのがこの光景でした。

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薄くてわかりにくいですけれど、海水浴にいった浜辺の周辺であたかも「雲が降りてきている」ような光景に出会いました。これは層雲と呼ぶのか、霧と呼ぶべきか。いまでもわかりません(笑)

【虹には色々な種類があるらしい】
つい先日のナショナルジオグラフィックのSNSで、過去の記事「虹の新しい12分類、フランスの科学者が提唱」の紹介がありました。
虹が二重になることや、白い虹があることは何かで読んだことがあったのですが、赤い虹や夜の闇に光るような虹があることは初めて知りました。でも、荒木健太郎さんのSNSでもつい先日、赤い虹の投稿があったので、夜明けや夕暮れなら出会えるチャンスもありそう!

自分の虹の写真も見直してみました。夕方に撮ったこれが「2色かな?」と思ったのですが、よくみると緑や紫に近い色も出ている気がします。そうそうビギナーズラックもないですね~。

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注1 村井昭夫著『空の図鑑』学研教育出版 2014年

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