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昨年度受講者の方々の声

昨日の募集開始から、次々とお申し込みをいただいております。奄美環境文化教育プログラムへ興味関心を持っていただき、また、お申込みへの勇気ある行動!本当にありがとうございます!!

でも、来月から始まる5か月間のプログラム…いったいどんな?と不安に思われている方もいらっしゃるはず。そこで、昨年度の受講者の方々が、この教育プログラムを通して、何を感じ、どんなことを学ばれたのか、アンケートの声からご紹介します。
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■この教育プログラムの魅力は?■
・講義の回数が増えていく毎に、学びの重要性や必要性を感じたからです。年齢や自分の思い込みに縛られない自由な生き方を得る機会だと思います。

・群島に位置する自分の島を意識する機会を与えていただき、群島内のどの島にも共感する部分があるという気付きや、同志的な想いや愛が他の島にも芽生えた。他の島で頑張る皆さんを応援する気持ちに加え、刺激をもらえて頑張る力が自身にも湧きあがる。そして何よりも自分の島を以前よりも好きになれた。例えてみれば、世界自然遺産の登録地ではない島からすると、『うちの島にはその価値がない。あまり関係ない。』と他人事に捉える傾向の人が多い気がする。そうではなく、その素晴らしい価値がある島と同じ群島ということが誇らしく、自分の島ならではの価値にも気付くことが出来た。こういった一人一人の意識変容と内発的な発展は、受講者も幸せになれて群島全体の発展にも繋がる。素晴らしい魅力だと思う。

・自分の住んでいる島を知り、他の奄美群島のことも知れる。何もないと思っていた島の価値に気づく。先祖や祖父母が辿ってきた歴史を知り、敬う気持ちが生まれる。将来、自分の子供たちのため、自分たちがより良く島に住むため、今すべき事を考えるきっかけになる。地域づくりに参加や協力したいと思うようになる。島で生まれ育ってなくても、島を大切に誇りに思う気持ちが生まれる。

・私自身Iターン者で、島の事を学びたいのに学べる機会が非常に少なかったです。学べる機会があることが非常に嬉しかったです。また、講師陣の先生方の知識や情熱が素晴らしく、その様な先生方の元で学べたことがとても良い経験でした。さらに、プログラムを受講したことで、群島間での仲間ができ、つながりができたことも今後の活動の大きな糧となりました。

・多くの学び、気づきを語れば止まりませんが、それ以上に先生方、受講者同士、フィールドワークでお世話になった集落の方々、土地を越え海を越え、たくさんの心温まるご縁が広がった事が、一番の収穫だったと思います。これこそ、このコミュニケーションのつながりこそ奄美群島の文化であり、暗黙知に繋がる重要な感性だとあらためて感じました。

・このような機会を頂き、改めて島のことを勉強させて頂きました。
島のさじ加減をつかみ、コミュニティで拡げてきたコミュニケーション力には自信があるものの昨今のそれ以外のソトからのチカラ、意見などの影響に対し、知識がないと戦えないとも思いました。ソトに対しての知識や術などの「型取り(象り)」と、ウチに対しての想いや感情などの「色取り(彩り)」の技術・技能のバランス力を設けていきたいと思います。

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以上、アンケートの一部をご紹介させていただきました。
リカレント教育は『大人の学び直し』とも言われます。
今年度のプログラムも、皆さまの新しい『学びの場』となるよう、スタッフ一同、頑張っていきたいと思います。


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