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パワハラ上司

管理職って管理をしてなんぼでしょ?

そりゃプレイイングマネージャーになって頂ければ最高ですけど、

それが出来ないならばせめてしっかり管理をしてくれと!声を大にして叫びたいです。

ある日、取引先から電話がありました。
「先月分の手数料支払いの金額が間違っている!」
電話をとったのは私の上司(管理職)。支払いの伝票を切ったのは私でした。
どうやら先方にボロクソ言われたらしく、血相を変えて私に怒鳴り込んできました。
「どないなっとんねん!他の支払いも大丈夫なんやろうな?今すぐ確認して先方に連絡しろ!」

只ならぬ雰囲気に圧倒され、早急に伝票を確認しました。

「あれ・・?どこもまちがっていない?」

何度確認しても、間違いが確認できず、怒られ覚悟で取引先に電話を入れました。

先方とお話をして、すぐに先方さんの認識の違いが判明しました。要は、手数料をお支払いするにはいくつか条件があり、それを満たしてない場合にはその対象にならないことを向こうの担当が把握していなかったのです。

こちらのアナウンスが悪かったこともあるだろうと、お詫びも入れ、改めて説明し、納得いただいたことで大事には至りませんでした。

上司にことの経緯を説明すると、

「勘弁してくれよ」の一言で終了しました。

放たれた言葉のブーメランが自分に突き刺さっていることは気がついていないようです。

よくある上司と部下のやり取りのようですが、ここには2つの大きな問題が潜んでいます。

①支払い伝票は部下が切っている⇒自分は分からない(分かろうともしてない)という決め付け

②そもそも私はその業務の担当ではなく、支払明細を作る以外の仕事は上司が一任している。

まず①。先方から入電があった際に、どこが間違っているのか本来はいくら支払われる目算だったのかなど、非常に初歩的なことを確認してくれさえいれば、第1報の時点で先方の誤認はすぐわかったはずです。(支配の条件もそんなに複雑なものではないので)ところが、我が上司は、支払い=全て私の責任と思っているので、それ以上の情報はシャットアウト!自分ではわからない。部下に確認するということを伝えたそうです。そもそも伝票を上げるときに決済の判子ももらっているのに・・

いかに伝票を見ていないかということですね。

②に関してはさらにひどいです。対応は全てその上司が行っているので、そもそもの原因となった支払い条件の認識の差異の説明責任も果たせていないことになります。自らはほとんど外回りに出ていて、細かい問い合わせやクレーム電話などはすべて部下任せ、いざ問題が起こったら、どうなってるんだと怒鳴り散らす。

これは管理といえるのでしょうか?問題が起きないように確認をしたり、課題となっていることを聞いて回ったり・・そういうことが管理職には求められているのではないのですか?

さらにこの方、気の毒なことに、思ったことを口に出してしまう超暴れん坊発言上司なのです。

「遊びで仕事やってるんちゃうぞ!」

「健常者やったらしばいてる(私が精神的な理由で3ヶ月ほど会社を休んでいた時期があったため)」

「全部お前の都合で仕事してるんか。絞め殺すぞ」

はい、ギリギリアウトなパワハラ発言のオンパレードであります。

サラリーマンやってて、一番驚いたことが、理不尽すぎる上司の発言に、周りの先輩方は「ハイ。ハイ。」と文句ひとつ垂れずに聞き入れることです(もちろん内心はわかりませんが)

どうしてみんな声をあげないんでしょうか・・?サラリーマンだから?

そうしておくのが一番害が少ないからですか?

私はおかしいとおもったことは、「おかしい!」といってしまうタイプなので、こういうパワハラ上司とは不毛な言い争いに発展することもしばしばです。

これは確かに害を生み出すことがほとんどです。私も反発することと耐えることの狭間に揺れ、耐え切れず、結果会社を数ヶ月休む事になったりもしたので、かる〜く流しておくことが双方にとって良いことかもしれないと考えることもあります。

しかし、皆がイエスマンになってしまう職場にはゾッとします。日本企業のベースはそこにある気もしています。少なくとも私はそんな日本企業の体質に染まりたくはありません。

損な性格ですが、今後も反抗ともとれる言動を行ってしまうと思います。

こんな考えの人は一企業にはいらないのでしょうか?

つくづく場違いな場にいるなあと感じる今日このごろです。

ムダlica


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