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「不明な部品」は消すことができます。iPhone12miniバッテリー交換

最大容量100%と表記させる手順を紹介

初めに

iPhone12miniとiPhone13miniは画面を外すだけでも難易度が高いということが知られております。
修理が雑な人が行うと、画面を破損することが多いかもしれません。
なぜか?
問屋さんで仕入れるときに、在庫が表示されているのですが、仕入れる量と減っている量があまりにも多いということからです。
安易に安いお店でバッテリー交換をすると画面を破損させられ、追加請求されることもあるかもしれません。

話は戻り
最新のiOS(17.4)では、最大容量が修理前と変わらないという報告を受けています。→改造バッテリーは対策されたということです。

IRPの修理

街の修理屋さんでも、アップルの純正部品を資格を取得し取り扱っている業者さんがいます。実働しているiPhone修理店は現段階では全国に30店舗ぐらいかもしれません。
独立系修理プロバイダと言います。電話で「irpさんですか」と聞いてみるほうが確実です。

アップルから送られてくるバッテリーと両面テープ、圧着をするための専用工具です。

分解したところです

iPhone12miniを分解したところ

タイトルの写真にもありましたが大変小さいバッテリーです。持ち込み時の最大容量は84%でした。
これでも、1日使うのに厳しいという方が多いようです。
画面を破損させずにうまくできました。

圧着する装置があるのですが、写真での公開は割愛させていただきます。

交換直後は「不明な部品」と表記され、最大容量は「-」になっています。
純正部品を入れただけではいけないことがわかります。

独立系修理プロバイダなら


アクティベーション後

交換したバッテリーのシリアル番号を専用のデーターベースに入力して、アクティベーションを行います。
そうしますと、最大容量が100%になります。

不明な部品とか表記されない

・改造バッテリーは、もともとバッテリーについている基盤を流用するため表記の変化はありません。
・社外バッテリーは「不明な部品」と表記されます。
・Appleからの修理資格を持つお店では「Apple純正部品」と表記されます。

これで、修理後の検査を行いお客様へ引き渡しになります。

あとがき

独立系修理プロバイダは、ショッピングセンターの中にはほとんどなく、通り沿いの賃貸物件を利用しているところが圧倒的に多いです。
価格も正規店よりも高めになっています。

正規店とは違い、街の修理屋さんで修理してしまったものでも対応可能となっています。

iPhone8シリーズ以降は、社外品と純正品の性能の差が大きくなっています。特に、iPhone12miniやiPhoneSE2は最大容量75%ぐらいが新品の社外バッテリーではないかと思ってしまうくらいです。どこの社外メーカーも変わらないと思います。

バッテリー交換はお店の人とよく相談し、保証面についてはしっかり聞きましょう。

iPhoneで「不明な部品」と表記されていると買取不可のお店が圧倒的に多いです。

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