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iPhoneの純正部品取り扱い修理店になる方法

独立系修理プロバイダで修理した後の表記

独立系修理プロバイダになる手順を解説

はじめに

2021年4月にAppleは、街の修理屋さんでも純正部品が取り扱いできる資格を公開しました。irpともいいます。
当店で申請したときのやり方の解説になりますので参考にしてください。また、このブログを見た同業者様からの情報も一部含まれています。
当店も申請し、2021年11月に資格を習得しました。知り合いのirpさんに聞いても街の修理屋さんでは国内で一番最初らしいです。
2021年に申請した事業者さんは8~10か月程度で資格を習得できました。
2022年以降は、最短で18ヶ月程度かかるみたいです。

独立系修理プロバイダになる条件として、
・店舗を所有している
・店舗は住宅地以外にある(ロードサイドはOK)
・お店のホームページがある
以上が最低条件です。

独立系修理プロバイダになってアップルへの支払いがあるのかと言いますと、
申請料  0円
登録料  0円
年(月)会費  0円
です。
登録するための費用や維持費は掛かりません
学習プログラムの費用も請求されません。
部品や専用工具の支払いは、事前に前払い(交通系ICカードの様にチャージするようなもの)なので、身辺調査での運営資金の状況などは除外されると思います。
審査内容としては
・反社会勢力
・裁判で有罪、執行猶予中になっている
・税金や公共料金の滞納
・破産している
このようなことの無い限り審査は簡単に通過すると思います。
審査が通過できない業者さんって・・・

申請期間中は、ホームページや店舗にiPhoneと表記ができないうえに「独立系修理プロバイダ」や「純正部品」という言葉もつかえません。当然、インターネット検索の順位も地域で最下位くらいのポジションに落ちますのでかなりの覚悟が必要です。
また、独立系修理プロバイダになったとしてもどこのirpさんでもお客が減ったといいます。

iPhone修理において、
・社外部品を「純正部品相当・・・」と説明するのに後ろめたさがある
・社外部品では修理の限界
と良識のある考えをお持ちの方がやった方がいいと思います。

すでに独立系修理プロバイダになられている方は見る必要はございません。

Appleへ申請する前にやっておくこと

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