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「読書」してみる #5 食べたくなる本

色々あって、読書できていませんでしたが、続けて読んでいた三浦哲哉さんの「食べたくなる本」を読み終えました。

料理が好きで、食べるのが好きが極まったように思える著者が、料理本の考察を中心に、料理愛を爆発させている本でした。

料理がテーマのドラマが大好きな私は、とても楽しく読みました。

著者が薄っぺらい料理好きではなく、本物の料理好きであることが、本の端々から伝わり、その考えの深さや、文章の表現力に感動しました。

著者が、右にも、左にも、上にも、下にも、極端にいかないようにしようとする姿勢に好感がもてました。でもそんな著者も、極端にいってしまっている料理人たちへの敬意や憧れが感じられ、食べることにこだわる人たちへの愛情を感じます。

かなり抽象的な感想になってしまいましたが、読めてよかった本になりました。

ISBN978-4-622-08781-6

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