1秒で筋肉痛だ

ただただ書き連ねたいだけの、ぷにぷにポエムです



白紙のキャリア
体裁だけを整えたスーツ姿

仮の自分も、取り繕えば、気前のいい道具になる
まだ新しかったのかもしれない。慣れない頃は

なぜなら、嘘か本当かに敏感だったから
純粋であり続けたいのは、生まれながらの赤ん坊なら思わない

いつから在り続けたいと思うようになったのか

在り続けることは、無意識なこと
無意識に行うことに、いちいち言霊にしない

じゃあなんで私は、スーツを着て、私は〇〇です、○○なことが出来ますと口を動かすのか

どこからはき違えたのか
いつから間違えたと気づかなくなったのか

だって生きなきゃいけないでしょと、
頭を抱えて悩む自分に、100トンハンマーを振りかざされた

いてぇな畜生、考えずに進めってか?
進んだ結果考えてるだろうに

白紙のキャリア、もう一回、それを眺める

私は、振りかぶるだけ振りかぶったあいつが、
勝手に落としていった100トンハンマーを手にして、

ばっさりがっつり、振りかぶった

ぜぇ、ぜぇ
ほら見てみろ、この腕。

1秒で筋肉痛だ



 

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