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アフターエフェクトか、アフターエフェクツか。


こんにちは、
wiggle(1,5)のエクスプレッションで、どちらの数値が振幅か、未だに覚えられないサプライズ栄作です。

前回は初noteという事で、非常に真面目な話となりました。
が、申し訳ありません。タイトルを見るとお分り頂ける思いますが、今回もまた真面目な話です。
もうしばらくお付き合いいただけると幸いです。
『俺か、俺以外か。』みたいなカッコいいタイトルですよね。

今回はAfter Effectsの読み方についての考察をしたいと思います。
この知識があるかないかで、今後の映像制作活動に大きく関わってきますので、できれば2回半は読んでください。

結論からお話しすると、After Effectsの読み方はアフターエフェクツです。

「ト」ではなく、「ツ」です。
これは揺るぎようのない事実です。

綴りをもう一度確認してみましょう。

After Effects

一番のポイントとなるのは、最後のアルファベットです。
小さくて見え辛いため見落としがちではありますが、目を細めることでアルファベットの「s」をなんとか目視できます。
小文字で書かれていることで、アフターエフェクト派が生まれてしまっている事は、周知の事実ですが、他にも理由があると私は考えています。

小文字であることが問題ならば
「最後のsを大文字にすれば、ト派はいなくなるのでは?」
と考える方も多くいることでしょう。
しかし、それは非常に浅い考えであり、大きな間違いだと言うことに気付かされます。

そう!大文字のSを使うことで、アフターエフェクトエスという新たな派閥が生まれてしまうのです。

話を戻します。
実のところエフェクツという読み方は知っているが、エフェクトと読んでいる人が多数います。
俗に言う、隠れエフェクツ派です。

なぜ彼らは本来の正しい読み方を知っていながら、間違った方を使うのか?

非常にシンプルな話です。
それは、英語を話すことに恥ずかしさがあるか否かです。

もっと言えば、複数形の発音が恥ずかしくないかどうかです。

英語に触れてこなかった日本人の方は、最後に「ツ」と発音するのは非常に恥ずかしく感じる傾向にあります。

中学生の頃、英語の授業でクラスメイトの前で英語を話さなければならないときを思い出してください。
当時の恥ずかしい気持ちが蘇りませんか?
クラス内に好きな子がいる場合は、目も当てられません。

本来なら英語を棒読みで話す方が、恥ずかしく感じるはずなのに、発音・アクセントしっかりして話す方が恥ずかしい!と思ったことはないですか?

本来正しいはずのものが、恥ずかしく感じるのです。
これは日本人特有の事かもしれません。

英語を話せる方は、総じてアフターエフェクツとしっかり発音しています。
正しい読み方をできるかは、どれだけ素晴らしい映像を作れるとか、知識を多く身につけているかは関係ありません。
有名なスタジオで働く方でもセミナーなどで、ハッキリとアフターエフェクトと間違った読み方をしていました。
こんな凄い方でも、誤った読み方をしているのか!?とある種の希望を抱いたことを鮮明に覚えています。

間違った読み方をする事の恥ずかしさと、正しい読み方だが、複数形の発音により生まれる恥ずかしいという気持ち。
それを天秤に掛けた時、間違った読み方を選んでしまう人が多いという事なのです。

「それを知ったからなんなんだ!」
至極真っ当なご意見だと思います。
もちろん、原因がわかったのであれば解決方法を提示すべきです!

原因はエフェクトが複数形になった時の「ツ」の発音です。
つまりこの「ツ」を如何に誤魔化すかにかかっています。

エフェクツと言う際、最後の「ツ」を小文字の「ッ」と変換してみてください。
元々Effectsと「s」が小文字なわけですから、ツも小文字にすれば良いという答えには生きているだけで簡単に辿り着けます。

そして、小文字に変換した「ッ」を儚く消え入るように、息に紛れ込ませるのです。耳元で囁くように。

するとどうでしょう?
違う恥ずかしさが生まれますよね?

解決です。

それでは皆さん、良いアフターエフェクッライフを!


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