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痛い恋

岡さん

こんにちは
前回のやりとりで、私達二人は、どちらかというと男性を痛めつける方のタイプで、時折、男性から反撃、報復に会う感じという認識でいいのかな。

前回は、岡さんの衝撃の宣言。「『自分の人生には恋愛とか結婚とかは存在しない』という前提で生きることにしたんですよね」があったけれど、一応その宣言は受け取っておきます。

なぜ、一応かというと、去年87歳で他界した私の女友達の例があるから。彼女は30代で結婚して子供を一人もうけ、とても仲睦まじい夫婦だったそうですが、結婚数年で御主人を亡くし未亡人になったのね。早いよね。とっても美人な人だったから、周囲は再婚を促していたんだけど、彼女は熱心な宗教もあり、また、本当に御主人のことが好きだったから、再婚どころか、恋愛一つもしないまま、女手ひとつでお子さんを育ててきたのよ。

私が彼女と会ったのは、彼女が65~6歳の時。グレタガルボが好きだった彼女は、私からみたら和製グレタガルボ。背が高くて、美人で、ユーモアもあり、賢く、格好いい人だった。
人として魅力があったから、女性からも男性からも人気のある人だったし、きっとプロポーズも何人にもされたんだと思うけど、笑ってかわしてきたはず。

そんな、ある意味御主人一筋だった彼女が久しぶりに恋をしたのは80歳の時。
お相手は、ペットのワンちゃんのトレーナーの男性、50代の方でした。
ペットが大型犬だったから、犬のしつけのトレーナーに自宅に来てもらうことにしたらしいんだけど、その担当のトレーナーがその男性。運命の出会い!

彼女、自分でもびっくりしてた。「青天の霹靂とはこのことだ!」って叫んでいたもの(笑)
お互い親戚や、遺産問題もあるしで、二人は籍は入れなかったけれど、結婚式もして一緒に仲良く暮らしてたのよ。

だ・か・ら…。絶対なんてありえないから。ましてや、岡さんだよ(笑)
なので、一応、岡さんの「恋愛と結婚から卒業しました!」宣言は、受理されていない辞表のように受け取ってだけおきますね。

さて、だいぶ前置きが長くなったけれど、今日、私が書きたかったテーマは「痛い恋」についてです。

痛い恋は、本人は自覚していないけど、他人からみたら「痛い人」と思われていることが多い人の恋。あとは、なぜか自ら痛めつけられるような人を選び恋をすること。

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