指定校推薦

こんばんは、甘栗です。

先日のアサギフライデーを読んで、受験期のことを思い出したので、忘れないうちに書きとめておくことにする。

私の通っていた高校は進学校だったが、高2まではあまり勉強しない生徒が多い学校だった。行事が盛んだったので、みんな髪を派手に染め、騒ぎ散らかしていた。でも、予備校に通っている子は割といた。

高3の夏くらいになると、みんな勉強を始め、最終的にはMARCHや早慶なんかにほとんどの人が受かるような、そんな高校だった。浪人率は少し高かった。

私は周囲のみんなを切り替えの鬼、効率オバケだと思っていた。

私はそんな努力はできない、と思ったので、指定校推薦を選んだ。

逃げた。

今でもそう思う。努力の積み重ねだなんて綺麗事を言う人もいるかもしれないが、私はそんなことを言われるほどの成績はなかった。評定平均4.2、至って普通。

幸い、私の高校は指定校推薦を取る人が少なかったので、私は希望の大学に入ることができた。

大学が決まってから、高校の友達との間に距離を感じるようになった。

バイトを始めたり、部活に顔を出したり、他校の友達と遊んだり、地下アイドルのライブに行ったり、とにかく暇だったので、色んなことをした。

後輩には引退したのに来るクソ暇な先輩だと思われていただろう。

その時がなければ、地下アイドルの現場に行くこともなかったし、ずっと続けている大好きなバイトにも出会えていなかったかもしれないので、その時期があったことは悪かったことだけではない。

でも、受験勉強をした人の努力や経験には敵わない。

実際、アサフラを読んで、アーっと叫びながら頭をかかえた。

アサギちゃんは何も悪くない。悪いのは全て過去の私。

周りのみんなは努力しているのに、努力できない自分が悔しかった。

1月か2月頃から、自由登校になり、学校に行かなくて良くなった。

その時期に私は人生で初めて髪を染めた。

部則違反だった。

そのままの髪で卒業式に行ったら元顧問にめちゃくちゃ怒られた。笑って誤魔化した。

今となってはいい思い出かもしれないが、学歴というものは一生付き纏う。

あの時ちゃんと受験をしていれば、もし指定校でMARCHの文系の学部を選んでいたら、なんてタラレバを話したらキリがない。

もし、指定校推薦にするか悩む、という人がいたら、本当に行きたい大学なのか、よく考えてから決めて欲しいな、と思う。

成績あるし、指定校でいいか、と安直な気持ちで決めてほしくない。これは私の反省。

学生時代の4年間をどこでどう過ごすか、将来どんな学歴を持って生きることになるのか、もっと考えて大学決めるべきだったな〜

一般で今の大学に入っていたら考えは違ったんだろうな〜と思う。それは自分の学力に見合った学歴、なのでね。

でも大学そんな嫌いじゃないし、そりゃあ辛いことたくさんあるし、愚痴は尽きないけど、いっぱいいい友達にも会えたし!いい経験できてるな!と思うのでね!

あと1年がんばります!ちゃんと卒業するゾ!!!!

終わり。

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