新しいものを受け入れるのに1年かかった話

こんにちは、甘栗です。

先に言っておきますが、今回は長くなるかと思います。反論や批判などもあるかと思いますが、温かい目で読んでくれると幸いです。

先週の月曜日、私はあるアイドルの生誕祭に行った。

我儘ラキアのMIRIちゃんの生誕祭である。

ご存知の方も多いかもしれないが、私が地下アイドルを追いかけるきっかけになったのが、このMIRIちゃんだ。

MIRIちゃんのことは推し始めてからずーっと好きだし、応援したいという気持ちは、今も昔も変わらない。

ただ、MIRIちゃんが我儘ラキア、というグループに入って、私自身が少し距離を置くようになった。今回のライブは去年の1月ぶりだった。

前特典会だったので、1年以上ぶりに話したが、緊張しすぎてほとんど覚えていない。全然変わってないね、そんな声をかけたと思う。実際、話した感じは、変わらず、優しくて明るい、そんなMIRIちゃんだった。

そしてライブが始まって、一曲目、There is surely tomorrowが流れた瞬間から、私はもう大号泣していた。そこからのセトリとかは正直あまり覚えていないので、細かいライブレポみたいなのはできないけれど、本当に感動してボロボロに泣いてしまった。マジカルバナナで完全に涙は枯れて落ち着いたのに、ソロのDiaryでまた泣いてしまった。そこからラストまで涙が止まることはなかった。

フロアの端から端までを見て、全員が楽しめるように、誰も置いていかない、そんなライブだった。一体感があった。

我儘ラキア、というグループを私が受け入れられなかった理由は大きく2つある。

1つ目は、活動拠点が大阪であること。ライブ至上主義の私にとって、推しメンの活動をすぐそばで支えることができないのは、結構辛かった。

2つ目は、ロックとか、バンドミュージックというものに今までほとんど触れてこなかったことである。音楽のことはあまりわからないけれど、アイドルの音楽ばかり聴いてきた私にとっては馴染めなかったし、アイドル、として見れなかった。

でも、ステージ上の彼女を目で追っていたら、そんなことはどうでもよくなってしまった。そこには、前見た時よりも、何倍もカッコよくなった彼女がいた。私の見ていなかった約1年間で、努力を重ね、スキルを磨き、確実に我儘ラキアの主要メンバーとなり、ファンもたくさんつけてきたのだろう。

何で1年間も行かなかったのだろうか、という気持ちもあるが、その1年間のおかげですっと、新しいものを受け入れられたのだと思う。

我儘ラキアって、すごい良いグループだな、かっこいいな、と純粋にそう思えた。

ラキアに入ると決まった時は、本当に複雑な気持ちだった。前のグループが大好きだったから。でも、今なら言える、MIRIちゃんをラキアに誘ってくれて、入れてくれて、本当にありがとうございます、と。少し上からな表現になってしまったが、またステージに立つ彼女を見られたことが本当に嬉しいし、これからも彼女のステージを見られるんだと思うとワクワクする。

ステージでキラキラとした笑顔を見せるあなたが、私は本当に大好きです。ずっと救われています。

終わり。

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