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夢現Re:Master

初めての投稿、さっそく百合の話にします!

↓最近のイチオシゲームを紹介します↓

★タイトル 夢現Re:Master(ゆめうつつりますたー)ジャンル ADV

★発売日 2019年6月13日 

★プラットフォーム SP4  vita Windows8・10 Switch Steam


工画堂スタジオ しまりすさんちーむ の最新作です。工画堂スタジオは元になった会社は超老舗で、大正5年創業です。びっくりですよね。御歳89歳うちのばーちゃんよりも年上。そのなかでしまりさんちーむは主人公が女性、攻略対象も女性という、いわゆる百合ゲームを数多く送り出してるチームです。今のご時世百合アドベンチャーを出してくれる会社さんなんて、足を向けてねれないほどありがたい。ちなみに前作は「白衣性恋愛依存症」と前々作は「白衣性恋愛症候群」医療系ドラマ+百合という異色な組み合わせなんですが、これもまた面白いので是非やってみてください。

ここからはあらすじとオススメポイント紹介します。プレイして欲しいのでネタバレなしで話します。公式サイトに乗ってるくらいの情報しか話しません安心ください。

ストーリ  主人公‘大鳥あい’が ADとして、幼い頃プレイした『ニエ魔女』というゲームのリメイクを作り、その過程でヒロイン達関わっていくいう設定です。

主人公のあいは元々ゲームに興味を持っていません。大好きな妹こころと「ニエと魔女と世界の焉わり」通称「ニエ魔女」をプレイしてた程度。2人が学生の頃両親は不仲で離婚します。その後2人は会うことを許されません。ただ、織姫彦星的な感覚で、年イチに2人の誕生日に逢瀬を交わしていました。ちなみに別れる前にキスするような仲でした。察してください。しかし、2人の蜜月は終わりを告げました。それは、こころからの突然の拒絶のメール。あいは心当たりがなく、突然の別れ話にショックを受けます。失意のなか家事手伝いに明け暮れている(ニートなのか実家が自営業なのかは不明。後者であってほしい。)彼女にこころの務めているゲーム会社の社長、“醍醐ほのか”から『妹さんを助けてほしい』とメールが届きます。業務内容に対しての知識は持っていないませんが、妹を助けたい一心であいは、栃木から帝都(東京)へ向かいます。

ゲーム会社の名前はユリイカソフト、働いてみると個性豊かな同僚達にビビり、引く自称、田舎者のあい。彼女はニエ魔女のリメイクを製作しているニエ魔女チームのADになることに。Dは渦中の妹、こころ。すげなく冷たくされるも、妹を助けるため、元の姉妹関係に戻るため頑張ることを決意する。大鳥あい(21)なのでありました…続く。

攻略キャラ4人です。みーんなニエ魔女のスタッフです。職場恋愛だ!!どのキャラも魅力的ですし、他キャラ同士の掛け合いも良いです。

柳谷 こころ (妹) 

19歳の若さで、ニエ魔女のディレクターを務める。サブカル好きで可愛い物好き。共通ルートでは一切デレない。実の姉を苗字呼び。あいの回想だとめっちゃ姉大好きわんこ系女子なので、現実とのギャップで笑いと涙を誘う。鉄壁に見えるけど、案外脆い子。個別ルートが実質グランルート

無限堂 さき  

ニエ魔女のシナリオライター。独自のstyleを貫く孤高のライター。チームのみんなから、プチザウルスと呼ばれる。cvがそらまる。この人は本当にシナリオに恵まれてる、個別ルートのさきさんに惚れないひとはいない。あいと結ばれる過程が濃密なので、百合好きにもライターの闇を見たい人におススメ。

太刀花 なな 

ユリイカソフトの事務員。バイトを掛け持ちしつつ声優を目指している一個上のおねーさん。メイド服を着ており、あいのことをお嬢さまとよぶ。この子がいないとニエ魔女チームはギスギスしてしまう、ムードメーカー。個別ルートはなな目線で話が進んでいきます。あいに惹かれる描写きゅんときますね。良い。

マリー・マーラー 

ギリシアから来た助っ人外国人。繊細で綺麗な絵を描く。軍服を着用していて、日本の文化に興味津々。礼儀正しく、真面目な性格。恥ずかしいことをさらっと言うタラシでもあるので、あいは翻弄されっぱなし。GOOD ENDは度肝抜かれるから刮目して見よ。

ちなみに、社長で醍醐ほのかさん(cv伊藤静)は攻略対象ではありません!DLC待ってます!



良かった点

主観入りますが、主人公に好感が持てるのは大きいポイントですね。ここだけみると、あいちゃんやる気のない恋愛脳女子っぽいですが、実は真摯に仕事してます。最初はこころに冷たくされるし、若干邪魔者扱いを受けて、一瞬ここにいて良いか悩みますが、彼女は徐々に自分から学ぼうとして、チームみんなの役に立とうと頑張ります。健気なんです…あと可愛い。あいちゃん可愛いよ。

もうひとつ、ゲーム制作の話がしっかり描写されてる点。ここは過去シリーズの『白恋』のシナリオが元看護師の方が書いてたほど力を入れてる部分なので、今作も細かく作ってくれた感じはありますね。ゲーム作るのって大変だなぁ、マスター前は修羅の世界だな…とおもいました。あと共通ルートと個別ルートシナリオライターさんがこころ以外別の方になるんですが、どのルートも伏線しっかり張って、物語としても楽しめますね。さきさんルートの熱量は凄かった。シナリオはボリュームあるので、安心してください。ちなみに私は二週間ほど掛かりました。

残念ポイントも一応言っておきます。フェアに行きましょう。

UI周りがもうすこし頑張って欲しかった…特に、次の“選択肢までスキップ”機能、これ一つあるだけでだいぶ楽になれるので…

あとこころルート、少しイチャイチャ欲しかったなーこころルートは冷たくされる理由と、もう一つ話の山場があるんですけど、そこで尺を使い切ってしまった感。あんなに冷たくされるんだから、最後はベッタベタでもバチは当たらんと思います…

総評

シナリオも面白いし、キャラ魅力的だし、ここまで完成度が高い百合ゲームは中々お目にかかれないです。正直プレイするまであんまり興味なかったんですよね、白恋は好きだったけど、別ゲームだし。期待せずにプレイしてましたが、最初の30分過ぎると止まんなくなりましたね。いろんなハードから出ているので、自分の持っているゲーム機でできるのもポイント高いです。現代ならDL販売も有るので、即プレイできますから。とにかく百合ゲームを増やすには予想以上売れることを証明しないと、次回作が幻になってしまうので…皆さん是非是非やりましょう。次回作はほのかさんも攻略対象に入れて欲しいな。














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