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「三和土」ワークショップをやろう

☆「三和土」ってどうするの??

まず「三和土」ってなに??ですよね。
「たたき」は簡単にいうと、土と消石灰とにがりの3種類を混ぜて練って敲いてつくるものです。土の床って感じです。
今では代わりにコンクリートになっていますが、コンクリートがなかった頃は身近にある素材で家を作っていたので、土間はその名の通り土(つち)の間ですよね。

何となく土間を「三和土」にしたいと調べていると、意外とワークショップを開催されている方がいらっしゃるんですね。
なるべくお近くの方に教えてもらいたいと調べていると、
見つけました!やり方をYouTubeにアップされている方が!

京都の木津川市で庭師をされている創志園の津川さんとおっしゃる方に、「三和土やりたいんです」とメールをしたところ、翌日にお電話をいただき
まして、快諾いただきました。

どこの誰ともわからないヤツからYouTube見てメールしましたって仕事の依頼がきて、よくお引き受けいただいたと思います。お会いしたこともないのに。
後からお話を伺っていると、近くのお仕事しか受けないとおっしゃっていて、えーーー!木津川市から天引まで高速使っても1時間くらいかかるのに!本当にありがとうございます!!!

☆「三和土」ワークショップをやります

土と消石灰を混ぜて少しの水を混ぜてこんな感じになるまでとの説明中
津川さん流は、にがりを入れません。

「三和土」は3種類の材料を混ぜるとのことでしたが、創志園の津川さんは、厳選した土と消石灰なのでにがりは混ぜません。
すこしづつ水を入れて混ぜながら、ぎゅっと握って固まって、押すとほぐれるぐらいの硬さまで練ります。

たたくたたくたたく・・・・・
指が硬直するくらいたたくたたくたたく・・・・・
とりあえずたたくたたくたたく・・・・・
力強くたたきすぎてもダメです。
オリジナルの敲く道具は地元の大工さんに作っていただきました。
試行錯誤のたまものです。ありがとうございました。

予定外にワークショップの日数がかかりましたが、
たくさんの方々にお越しいただき、みなさまの指や腕が使い物にならないほどの労力を惜しみなく注ぎ込んでいただいた「三和土」の土間もなんとか完成しました!

玄関から見た土間
最後に手前のところをやりきって完成です!

夏には裸足で歩くのが夢です。



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