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❤︎2023❤︎愛をこめて

号泣は発声練習だ、と常々思っている。
嬉し涙は右目から出て悲し涙は左目から出るという通説があるけれど、わたしの場合はそれぞれ逆の目から涙がこぼれるらしい。


せまくるしい四畳半の自部屋で発声練習をし、まともに読むこともできないマップを開いたiPhoneを片手にライブハウスへ行き、ライブをする、旅をする、歩く、人と喋る、会う、生きることを続けていく。

どうにか踏ん張ったからなのか、ただの怠惰なのか、奇跡なのか、実際のところはわからないけれど、とにかく今までの自分が「生き続ける」というほうの選択をしていてくれて本当に良かったと心から思える、総括としてはこれ以外に言い表し方がありませんよというような、ものすごい1年だった。


ずっと勝手に1人でもがきながら、絶望も幸福も受け入れる器を持ち合わせていない状態で、結局なにもしないでいる人になっているのがどうしようもなく苦しくってどうにかしたかった(同時にどうにかなると思ってもいたけれど)わたしが常に持っている、生きるということに停滞をもたらしたくない思いや、生きている人どうしの関わり合いがどうしても自分には必要だという思いを、少しずつ着実に体現できている最中なのがとてもうれしい。


過程があるから結果が生まれてくるという圧倒的なこちら側の事実が揺らぐことは今後もおそらくないけれど、その事実ばかりに頼るのではなく、結果があるから過程がようやく生まれるという事柄がとある地点や視点では存在する可能性があるということは、善し悪し以前に、体感として持てたのがとても良かった。



わたしは水槽とクレマチスのことが大好きだし、水槽とクレマチスに関わってくれて向き合ってくれるみんなのことが大切だし、水槽とクレマチスだからこそ内在させ得るものをとても誇りに思っている♩

そういうことをたくさんのパターンで伝える余地がある現状を、自分の貢献を含めながらものにできるような❤︎2024❤︎にする、なる・・・。



なにもかもすべてが探り探りの中、丁寧にわたしに接してくれたみなさん、おさんぽ中に行き先を示してくれた猫、ドトールで専用のハニーシュガーをつけてくれる店員さん、本当にありがとう。


たまらなく愛おしい2023と共に、愛をこめて。

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