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家族について

私は日々反省する癖がある。
なんであんな事しちゃったんだろうと、いつもいつも頭の中で考えている。
彼氏に言ってしまった余計なことや、それを言われた人の感情まで考えてしまう。
私は相手に気を許してしまうと、余計なことを言ってしまう。

母には恐らく数え切れないほどの口論や余計な事を言ってしまっている。
私は最悪なことに性格が父親に似てる
父親は父親が正しいと思うことは絶対で、人の意見を聞き入れる事をしない人。
母は全てを否定されて傷ついたのだと思う。
私も不本意で言わなくていい事や汚い言葉を母親にだけ言ってしまうことがある。それを後で思い出して泣きそうになる。
多分それは他の人なら絶対にブレーキをかけれるのに
母親にはできない時がある。
母親は私のことを何があっても嫌いにならないと私が知っているからだと思う。

母親は月1くらいで私の一人暮らしの家に来てくれて大量の野菜や果物をくれる。
それなのに私はその大量の野菜や果物を全て食べ切ることができない。
だめになってしまった野菜を冷蔵庫から出してゴミ箱に捨てる時いつも泣いてしまう。
なぜいつも食べ切れないのだろう。なぜ私はこんなにダメな人間なのだろうと苦しくなる。


きっと母にこんなにダメな娘でごめんねと告げたとしたら、絶対になぜそんなことを言うのと怒鳴られるだろう。
母は何があっても味方で居てくれるし全て応援してくれるし間違ったことを必ず正してくれるし、決して私を甘やかさない。 

私は中高私立にも通い、大学にも行かせてもらっているけれど家は周りに比べて裕福じゃないし仕送りは勿論無いし、贅沢は家に猫がいるってことで、大きな家に住んでないし、父親は最悪だし、お金のやりくりをする事はすごく苦しい。

それなのに母をこれ以上少しも傷つけたくないのに、わたしが傷つけていたらどうしよう、そんな事を時折考えてしまうくらい考えすぎな性格はいつになったら楽になれるのだろう

今日私の祖父からラインが来て、癌になったから入院すると言われた。また泣いてしまった。
祖父はかなりキレやすい性格で、扱いづらい
両親が離婚して、東京から引っ越して長野に来た中学生の時の私は最初母の実家で暮らしていた。
反抗期中学生の私は祖父と暮らす日々に耐えられなかった

祖父は私が嫌だと思うことをわざと言ってきたり、遊びで叩いたりしてきた。今思えば祖父は本当に不器用な人で、上手く気持ちを伝えられないような頑固で曲がった性格だった。

そんな配慮ができるほど大人じゃなかった中学生の私には、祖父の私に対する行動に耐えきれず、夜中に大大大喧嘩をしたことがある。母親も泣き出すくらいごちゃごちゃの喧嘩。

その時の母親が泣きながら祖父に、「わたしにはその態度はいいけど、私の娘にだけはもうやらないでお願いだから」と泣き叫ぶように言っていたその表情や必死さは今でも鮮明に思い出せるほど衝撃的だった。

母の両親つまり私の祖父と祖母も離婚しているわけだが、長女である母は2人の間をいつも取り持っていたという。

いつも喧嘩する母の両親は、皿を投げたり殴り合うくらいで私の母は高校生でありながら2人を止める為に包丁を持ち出して両親に突き出し泣きながら止めたらしい。

かなり衝撃的な話すぎて忘れもしないが、母の苦労が本当に手に取る様に分かって私だけでもせめて絶対に悲しませたくないとその時誓ったことを思い出す。


祖父は今となっては私が大人になって、何を言われても流せるようになったり扱い方が分かるようになったから全く喧嘩もしない。そして普通に大好きだ。私の好みをなんだかんだ本当にわかってるしカメラが好きなのも祖父のせいだし、祖父の持ってるレコードも何もかも大好きだ。


母への感謝を忘れない為に定期的に母のことを文字にしている。
深夜にこうやって泣きながら書くことが癖になってしまってるけど凄く大切な時間だしこうやってその時の感情を整理して生きていく必要が私にはあるみたいです。

家族大好き。いつもありがとう。

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