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【デュエプレND環境】シータモルト解説【全文無料】

初めに

11/15のアプデでリュウセイホールがNDスタン落ち+ガイギンガCUP最終100位以内安全圏に入ることが出来たのでその記念に書いてます。最後まで読んでいただけると嬉しいです。


デッキリスト

各カード採用理由

メインデッキ


・霞み妖精ジャスミン×4…以下ジャスミン
・フェアリーライフ×4…以下ライフ
・青銅の鎧×4…以下青銅
・超次元リュウセイ・ホール×4…以下リュウホ
・龍覇 グレンモルト×4…以下モルト
・ボルバルザークエクス×4…以下エクス

上記のカードはゲームを作るにあたって必須のカードであり、採用枚数が4枚未満の構築を見たことがないため採用理由については割愛する。

・終末の時計 ザ・クロック×4…以下時計
・天真妖精 オチャッピィ×4…以下オチャッピィ
・熱血龍 バトリベンジ×4…以下バトリベンジ

主にミラーやビッグマナ系統に対して"後手を捲る"ために採用してるカード達。
シータモルトというデッキは元々上に挙げた24枚の基盤が強く先手の押し付けの強さは申し分ないデッキで、鍵となるのは後手をいかにして捲るかという点だと考えた結果、採用したのがこれらのカードである。採用理由については順に解説する。

・時計
① あらゆる対面にどれだけ大量に打点を組まれても踏ませれば1打点を残しながら確実にターンが帰ってくる点
②3コストなので序盤に打点としてプレイできる点
③貴重な青として、ホール呪文をプレイする際の色マナになる点
④特定の対面に絶対に踏ませたい点

以上の点を評価して4枚採用。

・オチャッピィ
①盾を刻まれた際、マナを伸ばしながら1打点を追加できる点
②2ターン目に2コストブーストをプレイできていれば3ターン目に青銅と遜色ない動きでブーストしながら打点をプレイできるため全ての対面に腐りづらい点
③特定のタイミングで絶対に持っておきたい点

以上の点を評価して4枚採用。

・バトリベンジ
①相手のホール呪文のプレイに対して大きな裏目を作れる点。
②上の理由に付随して言えることだが、特定のタイミングで絶対に持っておきたい+1枚マナに見せることで相手のホール呪文のプレイを牽制できる点。
③ホール呪文を唱えない相手に対して6コストでプレイしても、相手のパワー7000以下のクリーチャーを破壊しながら打点を作れる点。
④あまりマナに埋めたくない他の赤のカード(モルト、エクス、リュウホ)の代わりに気軽にマナに置ける点。 

以上の点を評価して4枚採用。

・超次元エナジーホール×4…以下エナホ
リュウホの5枚目以降としての採用だが、アンタッチャブルをばら撒く等リュウホにはできないことも可能であり、プレイの幅を広げてくれるカード。
対抗馬として超次元フェアリーホールやボルシャックホール等があるが、手札リソースが乏しいこのデッキでは1ドロー能力のバリューが非常に高く、対抗馬2種の1ブーストや3000以下除去に勝ると判断したためこちらを4枚採用してる。 

超次元ゾーン

勝利のガイアールカイザー×1…以下生姜
勝利のリュウセイカイザー×1…以下醤油
時空の英雄アンタッチャブル×2…以下アンタッチャブル
銀河大剣ガイハート×1…以下ガイハート
将龍剣ガイアール×1…以下ガイアール

上の6枚についてはメインデッキで述べた確定枠と同様の理由で割愛する。

・ガイハートの2枚目
採用してない構築もたまに見るが、余程の事がない限り採用することを推奨する。
1枚目のガイハートで面を処理してターンが帰ってきた後に2枚目でリーサルを組む、1枚目が龍解して盾を削った後2枚目を装備したモルトをSA化して打点を押し込む等で使う機会が非常に多く、わざわざこのカードを抜いてまで入れたいカードもないため個人的には確定枠。

・勝利のプリンプリン×1…以下プリン
こちらも個人的には確定枠。盤面を封じて相手のリーサルを止める、グレンモルトのパワーラインを上回るブロッカーを止めて安全に攻撃を通す等このカードがあるからこそ勝てた場面が多々あった。
競合としてブーストグレンオーがいるが、あちらは破壊対象が3000未満と低く、対処可能なラインが生姜と被っており、"ブーストグレンオーを採用していたから勝てた盤面"というのは極めて少なかった。(生姜とは違いオリオティスに引っかからない、ブロッカーに阻まれないといった明確な強みはあるため、白単サザンが極端に増えてきた場合は採用を検討すべき)

基本のプレイ

基本的に2ブースト→4ブースト獣→6モルト+ガイハート→2点ガイハート龍解の動きはあらゆる対面に対して強力なので積極的に狙うが、結局4点刻んだだけであり相手を倒し切ることが出来ないため、返しにカウンターが可能な対面(同型のオチャッピィやエクスを絡めたモルト+ガイハートによる面処理やワンショット、シューゲイザーによる面処理やワンショット、墓地ソのクロスファイアによる殴り返し等)がある対面には一旦ホールを挟んでキルするのに十分な打点を用意してから殴るプランを取れるとよい。

各対面のプレイ

vsシータモルト同型


基本的に2→4→6で最速モルトで動くとガイハート龍解までしても返しのターンに盾からの時計やオチャッピィ、エクスとモルト+ガイハートで面を処理されてカウンターされてしまうことが多いためこのプランは基本的に狙わず、3コスト獣やサイキック獣であらかじめ盾を刻んでおけるのが理想。
こうすることで自分の次のターンのワンショットを可能にしたり、相手の時計を先に踏んでおく事で踏んではいけないタイミングで時計を踏む確率を減らせるだけでなく、自分の時計を守り有効なタイミングで踏ませる確率を上げることができる。
しかしこのプレイには唯一の裏目があり、それがオチャッピィで、中途半端に盾を刻んだ結果増えたマナと打点からカウンターされる、なんて事が起きかねない。(オチャッピィ+エクス+モルトガイハートだけで6点組める)
相手視点このカウンターが非常に厄介になるため、そういった意味でもオチャッピィは4枚採用して確実に手札に抱えておけるようにしておくと心強い。

vsリースモルト(手芸モルト)


何より優先してケアすべきなのはヨーデルワイスを絡めたサイキック獣の展開であり、主に先手の場合はホール醤油、後手の場合はバトリベンジを抱えておいてカウンターすることを狙う。

他の基本的なプレイはシータモルト同型と同様で、スパークをケアできるように刻める時は刻んでおけるとよい。

vs白単サザン


基本的にこちらの負け筋は相手に大量展開されてからのサザンルネッサンスやエバーローズ+パーフェクト龍解による盤面制圧であるため、相手の小型獣はリュウホ、バトリベンジ、モルト+ガイアールの組み合わせで積極的に除去していく。
中途半端に盾を刻むとそのまま盤面に変換されてブロッカーで固められて苦しい展開になるため、スパークが採用されているとしても刻むのは控えるべき。
結局は先手の場合はこちらの4ターンモルト+ガイハートやリュウホによる盤面処理が間に合うが、後手の場合は相手のサザンやエバーローズが大抵先に着地して状況を打破するのは極めて困難となるため、総じて先手ゲー、引きゲーなのかなといった印象。(一応相手に先に展開されても時計を踏ませれば相手のブロッカーが寝た状態でターンが帰ってくるため、諦めないこと。)
母数が多いようであれば、ブーストグレンオーやドンドン吸い込むナウ、ボルシャックスーパーヒーロー等の採用を検討すべき。

vsビッグマナ(シータ刃鬼、4Cヴィル、5C大地)


各対面に共通して言えることとしては、こちらのモルト+ガイハートやエクス+αの動きの前に如何に盤面に打点を残しておけるかが大事になる。
そのためホールから出す選択としては、手札にフィニッシャーを抱えられてる場合はアンタッチャブルをばら撒いて除去が難しい盤面を押し付け、抱えられてない場合は醤油を出して遅延することを狙うとよい。

個別に意識すべき項目はは以下に述べる。

・シータ刃鬼
永遠のリュウセイカイザー(以下永遠)を出されるとそのまま負けに直結するため、永遠を出される前にリーサルを組む、あるいは永遠を出されても問題ないように横に並んだ打点を作ることを目標にする。
盤面にクリーチャーを2体出しておけば返しのターンに永遠を出されても、モルト+ガイハート→2体攻撃でガイハートはアンタップ状態で龍解するため、永遠を出されるターンまでゲームが伸びたら盤面に2体残るようにすることを意識。

・4Cヴィル
ガチンコジョーカーによる2ハンデスをケアするためにリュウホ、エナホは積極的にドロー効果を選択して手札の枚数を3枚以上に保つことを意識。
ゲームが伸びてウェディングが着地しそうになった場合は、安易に手札をマナに置かず盤面と手札の数が4枚より多い状態を保つようにする。

・5C大地
スパークにホワグリ、各種除去トリガーとキツい要素のオンパレード。
勝つためには溜めすぎないことが重要で、ホワグリを引かれてない確率が高い早期に打点を組み、次のターンにリーサルを組めるタイミングで一斉に殴ってスパークを先に踏んでおき、ホワグリを引かれないことを全力で祈る。
唯一相手がボルシャリオを出してスパーク等のホワグリ以外の呪文をサーチした場合は盾にホワグリが埋まってる確率が高いため、2ターンに分けて殴らず、溜めて6打点以上生成してから一斉に殴るようにする。
一度サイクリカ×ホワグリで耐久されたら、グレンモルト+ガイアールやバトリベンジで盤面のサイクリカを破壊すればトリガー母なる大地→サイクリカ出し直し→スパーク、あるいは次のターンの大地→サイクリカ出し直し→ホワグリ詠唱による負け筋を消せるため盤面のサイクリカは積極的に除去する。

vs墓地ソース


2→4→6モルト+ガイハート龍解まで漕ぎ着けても返しのターンにクロスファイアの殴り返しやキューブリックの盤面処理などで簡単に切り返されてしまうため基本的に最速のプランは狙わず、一度ホールを挟んで時計やデスゲートをケアするために刻んでおくのが理想。
醤油は一点刻んだ際のデスゲート、キューブリックによるバウンスで簡単に除去されてしまうので除去されにくいアンタッチャブルをばら撒けるとよい。
盤面処理をする際は相手の墓地とマナの枚数を数え、次のターンに5000GTが着地しないようにするのが大事なので墓地の枚数を増やすことなく打点を止められるプリンはここでも重宝する。
相手の盾の時計だけはどうしようもないが、デスゲート→クロック蘇生はコスト4以上のクリーチャーをアンタップ状態で残さない、あるいはガイギンガのみにしておくことでケアできる。そのため相手のタップしてるクリーチャーに殴り返してアンタップ状態のクリーチャーを残さないままリーサルを組めないか常に検討するのが大事。

終わりに

ここまで読んでいただきありがとうございました。
質問や、他に書いて欲しい項目がある場合はここのコメント欄か、僕のTwitter(@dm_0256)にお願いします。

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