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【Vault大会優勝&入賞多数】青魔導具解説【全文無料】

※この記事は全文無料です

こんにちは。初めましての方は初めまして、あろうです

今回はオンライン対戦サイトDMvaultの40人規模の大会で2日間で優勝&ベスト4を果たした、【青魔導具】の解説をさせていただきます。

実績
7/18 vault大会 ベスト8
7/19 vault大会 優勝
(7/20はお休みしました)
7/21 vault大会 ベスト4

【青魔導具】は、【5C】などのコントロール、【ダークネスコントロール】などのハンデス、【リースRX】や【シータ閃】などのビートダウン、【赤単速攻】のようなアグロ、【青黒魔導具】などの墓地利用デッキなど、幅広いデッキを相手にできる非常に強力なデッキです

デッキリストだけではなく、入れたカードや抜いたカードの採用、不採用理由、さらに各対面へのプレイングもできるだけ細かく書き、0から青魔導具を使う方にも分かりやすいようにしたので、これが少しでも皆様のお役に立てればよいと思っています

※7/23追記
7/23 vault大会ベスト4
デッキリストの更新&【青黒魔導具】、【ハンデス系統(ドロマーハンデス、ダークネスコントロール)】のプレイ解説を追記しました

※8/26追記
8/25 vault大会ベスト8
8/26 vault大会ベスト8
デッキリストを更新しました

※12/22追記
12/22 vault大会準優勝
デッキリストと環境の変化を更新しました

1.デッキリスト

※超次元はブラフです。

実績 
7/18 vault大会ベスト8
7/19 vault大会優勝
7/21 vault大会ベスト4

各カードの採用理由については順に説明していきます

※7/23更新

実績
7/23 vault大会ベスト4

『変更点』
青黒魔導具やミラー、ハンデスの数が増えてきたので、墓地メタが必要な状況やハンデスで落とされたデイヤーや新世壊を山札に戻したい場面が増えたため、フォーコを2枚採用し、カージグリの枠をひとつ削りました。

※8/15更新

ドラサイ5C、赤単ガガガ、ジョー星ゼロルピア、ボルシャック系統が環境の中心となったのでリストをこのように変更しました。

新しく採用したカード、枚数を変更したカードについては順に解説していきます。

構築解説
『カージグリ』
『エアヴォ』

環境の変化により、リースRXやミラーの数が少なくなったことからエアヴォの強みであるカード指定除去の価値が薄れたので、単なるバウンス呪文として考えた結果、エアヴォを減らしてコストが軽いカージグリを増やしました。

『Cho絶ラッシュ』
先程述べたように、リースRXの減少によりそれに伴ってアルモモの数も減ったこと、赤単ガガガとボルシャック系統には盾から踏ませて強力であることから増やしました。

『クローチェフォーコ』
青黒魔導具、ミラー、ハンデスの減少により墓地メタ及び自分の墓地回復役としての価値が薄れたため、今回は他のカードに枠を譲る形としました。

『ガルラガンザーク』
主にボルシャック系統に対して立てておくことで、新世壊を破壊されても2枚目以降の新世壊を探すための時間を稼いでくれるカードです。
このカードが除去するには、基本的にボルシャック決闘ドラゴンでマナ送りにしなければならないので、盾からCho絶ラッシュやギャプドゥを引けば次のターン新世壊を貼ってそのまま起動でカウンター、という動きを取れることも評価が高いです。

『ガリュザーク』
ビッグマナ系統に対して、新世壊を引くまでの時間を稼いだり新世壊を1度除去されてから2枚目の新世壊を引くまでの時間を稼ぐためのカードです。
5Cコントロールやボルシャック系統が増えてきたので採用しました。

※8/26更新

実績
8/25 vault大会ベスト8
8/26 vault大会ベスト8

構築解説

赤単ガガガの母数が増えてきたためトリガーの枚数が重要になってきたことに加え、5C系統にはもともとガリュザークが無くても有利に戦えることから、ガリュザークを不採用にしてエアヴォの枚数を増やしました。

※12/22 更新

実績
12/22 vault大会準優勝

『変更点』
《ギルーギリン》と《ガリュザーク》の採用&それに伴った《ガルラガンザーク》の不採用

大きく変わった点はここだけですが、自分を含む12/21と12/22の大会で青魔導具を使用した3人全員がベスト4以上に入っています

構築に大きな変化が無いのに勝てた理由は、環境の変化にあります

『環境の変化』

突然使用し、突然勝てたのは
(1)《希望のジョー星》の殿堂
(2)《ヴォルゼオス-バラモルド》等の強力なGS持ちカードの登場

この2つが理由です

まず、《ジョー星》が殿堂したので【ジョー星ゼロルピア】というデッキは姿を消し、それまで【ジョー星ゼロルピア】に不利だった【5C】の母数が増えます
【ヴォルゼオスバラモルド入り5C】というデッキタイプや強力なGS持ちカードを搭載したデッキが増えると、GSに対して対抗手段の乏しい【赤単速攻】の母数は減ります
そして【5C】の母数が増えることで、【5C】に対抗できる【リースRX】や【アナカラーダークネス】の母数が増えると同時に、【ジョー星ゼロルピア】と【赤単速攻】に対して刺さりの良い《超英雄タイム》の採用率は減ります

その結果、環境は【5C】(ドラサイ型&ヴォルゼオス型)VS【リースRX】VS【アナカラーダークネス】VS【《超英雄タイム》の採用率が落ちた有象無象のデッキ】という構造になります

ここまで紐解けば、なぜ今更【青魔導具】で勝つことができたのかが見えてくると思います

要約すると、《ジョー星》が殿堂した現在の環境では、
【赤単速攻】の立ち位置が悪くなると逆に【青魔導具】の立ち位置は良くなる
ということです

【青魔導具】を大会で使用する際は、【赤単速攻】が減ったタイミングを指標にしてください

※1/16 更新

2.採用カード解説

【メインデッキ】

『堕呪 ゴンパドゥ』
『堕呪 バレッドゥ』

どちらも2コストの魔導具のルーターとして腐る場面がないので両方4枚確定ですが、気をつけるべきポイントとしては両方とも手札にある場合、どちらを優先して打つべきかが状況によって大きく変わるのでその優先順位を間違えないようにしましょう。
具体的に説明すると、
・新世壊の有無
・相手のデッキタイプ、デッキに入っていると予想されるカード

片方だけではなく、この2点を両方踏まえたうえでどちらをプレイした方がよいのかが決まるので、気をつけてプレイしましょう。

例を挙げると、新世界の有無だけを考えれば、
・新世壊をまだ貼れていない場合
このデッキは1ターン早く新世壊を貼ことができるかどうかでキルターンがそのまま1ターン早くなるかどうか、相手の攻撃を受けてカウンターできるかどうかが変わることもあるデッキなので、新世壊がない場合は山札を2枚しか掘れないバレッドゥよりも3枚掘ることができるゴンパドゥを優先してプレイすべき
・新世壊を既に貼れている場合
このデッキは最終的に「新世壊を起動してガリュミーズでドルスザクを複数体展開した後、追加ターンを使ってデイヤーで打点を大量に作って勝ち切る」ことが多いデッキなので、手札の枚数が非常に重要であり、ガリュミーズでドルスザクを手札から出してハンドを減らすか、墓地から出してハンドをキープできるかどうかが詰め切ることができるかどうかに直結することが多い。そのため、手札のドルスザクを墓地に落とすことができるバレッドゥを打つべき

ということになりますが、例えば新世壊を既に貼れているときでも、

・早急に欲しいカードがあり、山札をより多く掘りたい場合(例 新世壊を今のターン中に起動したいのに、ガリュミーズやデイヤー、十分な枚数のドルスザクが手札にない場合など)
・今のターン中に新世壊を起動できそうにないが、相手のデッキに墓地メタ
(お清めシャラップやエクストラホール、クローチェフォーコなど)が入っており、ドルスザクやガリュミーズを墓地に落としたくないため、バレッドゥのバリューが下がる場合

このような場合はゴンパドゥを優先してプレイすべきですし、逆に新世壊を貼れていなくても、

・対面が赤単速攻など、ルーギリンを立てることができれば大幅に遅延できるデッキで、3,4ターン目までにルーギリンを立てることができそうなハンドである場合

このような場合は手札の魔導具をバレッドゥで墓地に落とし、早期にルーギリン着地を狙った方が強い場合が多いです。
このように、前述した2点を両方考えた結果の最適なプレイが片方だけ考えた場合のものと違う場合が割とあるので、その場に応じてしっかりと考えてプレイしましょう。

『堕呪 カージグリ』

手打ちでバウンス呪文として使っても強い上に、最悪序盤に3マナのルーターとして機能したり、ロングゲームになった場合、自身の効果では山札が減らないためLOを防げる優秀な呪文です。

相手がとこしえの超人やミクセルなどのメタカードを出した場合、新世壊を起動するターンにエアヴォやcho絶ラッシュよりも1マナ軽く一緒に他の魔導具呪文を打ちやすいこの呪文でそれらのクリーチャーを除去しつつ、他の魔導具呪文を唱えて新世壊の下を満たして一気に起動することが多いため、1枚手札に抱えておくと安心できます。

『堕呪エアヴォ』

主な役割は、
・相手のドラグハート(フォートレス)、D2フィールド、ミラーの新世壊など、カージグリではどかせないカードの除去

・新世壊の下に置いた魔導具呪文の回収
です。
前者については、ミラーの新世壊や希望のジョー星、パルテノン等をバウンスするのはもちろん、最近では特にリース閃のバトライ閣をどかせることが大きく、これだけで1ターン以上時間をもらえて、なおかつ新世壊の下の呪文が増やせるため、この対面では絶対に1枚は手札に抱えるようにしましょう。

後者については、2ターン連続で新世壊を起動して安全に詰めるとき(起動する新世壊を新世壊①、次のターンに起動したいがまだ下に呪文が4枚たまっていない新世壊を新世壊②とする)に使うテクニックとして、

新世壊①起動 メラヴォルカル召喚

自分のシールドブレイク+ここで盾からエアヴォが発動

新世壊①の下の魔導具を回収して、エアヴォを新世壊②の下に置く

というものがあり、これで後続となる魔導具を回収しつつ、新世壊②の下の呪文の数を増やせます。
また、新世壊②が無くても、デイヤーを次のターンに着地させるときに、

エアヴォで新世壊①の下の魔導具を回収

エアヴォを新世壊①の下に置く

新世壊①の効果でワンドロー

これをすることで手札の枚数が1枚増え、GR召喚の回数を1回増やすことができます。

『堕呪ギャプドゥ』

手打ちしてもドローソースになる上に、SSTが発動しなくても普通にSTが発動すればドローしつつ新世壊の下に呪文を置けて、SSTが発動すればクロックのように1ターン確実に耐えることができます
ドローソース兼受け札ということで腐る場面が少ないです

『堕呪 ウキドゥ』

ドローソースとしての役割のほかに、
・自分の盾を見て、新世壊起動のためのドルスザクやガリュミーズを墓地に落とす
・相手の盾を見てトリガーケアをする
主にこの2つの役割があります。
特に2つ目の役割については、

ウキドゥを唱えて相手の盾①を確認

新世壊の下に置く

エアヴォを唱えて下に置いたウキドゥ回収

再びウキドゥを唱えて相手の盾②を確認

このようにエアヴォで使いまわすことによって相手の盾を複数見て、盾が厚いデッキに対してより安全に詰められるようになるのは頭に入れておくと便利です。

また、相手の盾を墓地に送ることで強制的に相手の墓地を5枚にし、フォーコのG0条件を達成させることは割とよくあるので覚えておいてください。

打ちたいのが基本的に終盤である点、前述の通りエアヴォで使い回すことができる点、受け札ではない点から今回は1枚のみの採用としましたが、ギャラクシールドやサバキZのような盾利用系のデッキが増えた時は2枚目も採用圏内だと思います。

『堕呪ゾメンザン』

採用枚数にかなり意見が分かれるカードです
4枚採用して新世壊を除去をされた後に一気に唱えてワンショットを狙ったり、速度を重要視する構築もありますが、単体で機能しない上にカードパワーも低いので個人的には2枚以下に抑えた方がいいと思ってます

そもそもカード除去が多い環境や速度が求められる環境で青魔導具を使うということ自体が得策と言えないのでは?というのが個人的な感想です

『卍 新世壊 卍』

今まで解説してきた全ての魔導具呪文はこのカードのためにあると言っても過言ではありません。
引くのが早ければ早いほど強いので絶対に4枚です


『月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍』

新世壊起動時に1枚手札か墓地にあればいいので、2枚以下では少なく、4枚では多いため3枚が適正な枚数だと思われます。

Cho絶ラッシュで手札から捨てて一番強いカードでもあるため、Cho絶ラッシュを盾から踏ませたい相手(赤単や赤白閃、白抜きサンマックスなどの各種ビートデッキ)の場合は、新世壊で墓地から唱えられるといってバレッドゥで墓地に送ったり、序盤はいらないからといってマナに置かないようにしましょう。

『凶鬼卍号 メラヴォルカル』

追加ターンの前に相手の盾を割り切ってくれるため、出せば出すほどトリガーケアが簡単になる上に、自分の盾を割ることで盾から魔導具呪文を連射し、2枚目の新世壊の下を満たしてもう一度追加ターンを獲得できたりするスーパーカードです。

ガリュミーズで複数体(最低でも2体)展開したいので4枚確定です。

『卍 ギ・ルーギリン 卍/卍獄ブレイン』

呪文面をルーターとして打ったり、ビート対面では、新世壊を引かない時に墓地に魔導具を溜めてクリーチャー面を虚無月の門で召喚し、引くまで耐久するプランをとったり、ガリュミーズで出して打点のかさ増しをするのが主な役割なのは今まで通りですが、

最近では上面の味方全員をブロックされなくする効果が環境に通りがよく、具体的には

・素でブロッカーであるグレイトフルベンやDisアイチョイス
・ドラサイで踏み倒され、ブロッカー効果を付与されたザーディやモルト
・メメントやキラスターによってブロッカー効果を付与された盤面の小型・大型獣たち

これらのカードが持つブロッカー効果をすべて無効化し、このカードを出すだけで簡単にダイレクトアタックまで届くことができるようになります。

ただ、他の対面ではメラヴォルカルのついでに出す打点のかさ増しにしかならないことや、下面が魔導具呪文ではないことから、2枚程度の採用が適正だと思われます

『卍月 ガ・リュザーク 卍/卍 ・獄・殺』

コントロール対面で新世壊を引くまでの時間を稼いでくれるカードです。
しかし環境にビートダウンが多い場合は腐り札になることが多いため、採用するのは環境と要相談です

『ガル・ラガンザーク』 

ガリュザークと同様に、踏み倒しギミックを使う相手に対して新世壊を引くまでの時間を稼ぐことができるカードです。
ですが、こちらも多色が弱かったり召喚ギミックを使わない相手には腐り札になるため環境を見て採用しましょう

『ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ』

4枚採用している構築もありますが、個人的には3枚に抑えたほうがいいと思います。

このカードを採用するメリットは、

・このカードをケアしづらいビート対面に対しては、このカードを盾から唱えてガリュミーズを捨てるだけでそのまま数ターン時間がもらえたり、ゲームが決まる場合が多い
・対面を問わず、終盤でデイヤーを出すために必要な赤マナを生み出してくれる

などが挙げられますが、個人的にはデメリットも大きいカードだと感じており、例を挙げると、

・最近はアルカディアスモモキングを絡めてこのカードを無効化してから殴るビートダウンが多いため、トリガーとしてのバリューが以前に比べて下がった
・魔導具を打つために必要な青マナを生み出さないため、序盤に2枚以上引いた時に邪魔になりやすい

などがあります。特に青マナを生み出せないことは致命的で、最初にこのカードを4枚入れて回していると、序盤にこのカードを手札に引きすぎたがゆえになるべく埋めたくない手札の青マナの魔導具呪文を埋めざるをいけない状況が多発し、結果的に魔導具を連発できずに新世壊の下に魔導具を4枚置けなかったり、ルーターを埋めたことで、十分な枚数のドルスザクを確保できずに詰めきれず、そのまま相手にターンを渡してトリガーをケアされて負けてしまうことが何度かあったため、事故を嫌って4枚は過剰だと感じました。しかしデイヤーでフィニッシュすることが多い関係上、5,6ターン目までに1枚はマナに置きたいため、2枚以下にすると赤マナがないためデイヤーを出せず、これまた詰め切れないことも多発したので、個人的には3枚が適正かと思われます

『龍素記号 Xf クローチェ・フォーコ』

他のデッキでは相手への墓地メタとして使われることが多いカードですが、このデッキでは自分の山札回復の役割も大きいカードです。
相手のハンデスやフィールド破壊によって墓地に落とされたデイヤーや新世壊を山札に戻したり、山札を掘りまくるデッキの性質上、LOする危険性があるのでそれを防ぐことができます。
そのため、1枚採用するだけでも動きに余裕ができ、環境に墓地主体のデッキがいなくても採用しておくと便利なカードです。

しかし当然墓地メタとして使っても強いので、環境に青黒魔導具やミラー、オカルトリペアなどの墓地を使うデッキが増えたときは2枚に増やしてもいいと思います。
それらのデッキに対しては、エアヴォで何度もバウンスして使い回しましょう。

『MEGATOON・ドッカンデイヤー』

最強のフィニッシャーです。
増やした手札をGR召喚に変えて過剰打点を生成し、勝利を確実にします。

全ての対面に最終的に投げたいフィニッシャーであるため、序盤に引いてもすぐに使わないからといって安易にマナに置かないようにしましょう。

【GRゾーン】

『"魔神轟怒"ブランド』
『ソニーソニック』
『アカカゲ・レッドシャドウ』

GRゾーンから出てきて盾を割ってくれるカード達です。
その時点で全部2枚確定ですし特に言うこともないので割愛します。

『ポッポーポップコー』

ルーギリンを出すことができなかったのに相手の盤面にブロッカーが並んでいる時、このカードでブロッカーを処理することで実質的に打点を増やせます。
このように、必要な場面では絶対に出したいカードなので2枚確定。

『ゴルドンゴルドー』
『ブランランブル』

ポッポーポップコーのようにブロッカーを破壊したり、ゼンノーやこたつむり、可憐につきなどのSAを止めるクリーチャーを処理するためのカード達ですが、相手のクリーチャーを必要以上に倒してしまうと盾から踏んだ蘇生呪文で出し直されてカウンターされてしまうこともあるので、そこは気をつけましょう。

『王子』

ポップコーや、効果を使わずに盤面に残したゴルドーやランブルから進化することで実質ソニーソニックの3枚目となり、打点を増やしてくれるカードです。
しかし一番最初に捲れると腐ったり、手札が少なくてもやむを得ずにデイヤーを投げたとき、魔神轟怒の超天フィーバー達成の阻害をしたりすることがあったため、2枚だと「強い」より「邪魔」という場面が目立ち、1枚のみの採用に留めました。
攻撃時効果は強制なので注意してください。

【超次元ゾーン】

とこしえの超人が刺さりにくいので、とこしえを優先してプレイさせることができるブラストドラグナーブラフをしました。(Cho絶を1ターン目にマナに埋めることがよくあるので、割と上手く偽装できると思います)

3.不採用、採用候補カード解説

『終末の時計 ザ・クロック』

Cho絶の代わりに採用されることがあるカードです。
青マナを生み出せることやアルモモに引っかからないことがメリットですが、このカードを採用してしまうとデイヤーを出すための赤マナが確保できないため、せっかく止めたのに打点が足りずにカウンターに失敗してしまうことがあったので意味がないと感じ、それなら受けはCho絶や魔導具呪文に任せて返しのターンにデイヤーを投げた方が強いので不採用にしました。

『光牙忍ハヤブサマル』

色が弱い、ビート対面以外では腐りやすい、おまけにビート対面でもアルモモがいると無力なので不採用にしました。受け札が欲しいなら、今の環境ではこれよりもトリガー付きの魔導具を増やした方がいいと思います。

『DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜』

リースRXやジョー星ルピアに刺さりますが、色が弱すぎる、ドルスザクやGRクリーチャーを3体までしか出せなくなるなど、その分自分の動きも阻害されてしまっているので妨害の意味が薄く、それなら相手のフォートレスやジョー星を除去しつつ新世壊の下に呪文を1枚置けるエアヴォを使った方がいいと思います。

4.対面ごとのプレイング解説


環境デッキごとに、プレイの面で意識すべきことやキーになるカード、有利不利を紹介します。(あくまでもこの構築で回した場合の有利不利であるため、構築次第では変わると思います)
※ここでいう環境デッキとは、私がここ数日間でのvault大会の結果を確認し、参戦数や入賞数が多かったデッキを指します

リース閃対面
有利不利:五分
キーカード:エアヴォ

バトライ閣を起点とした大量展開を狙うデッキであり、エアヴォでバトライ閣をバウンスできれば確実に1、2ターン稼げるため、その隙に新世壊の起動を狙うのが主な勝ち筋です。

シータ閃対面
有利不利:有利
キーカード:特になし

リース閃のように爆発的な展開をしてくるデッキでもなく、基本的に負けパターンが小型を複数展開された状態かネイチャーで2体踏み倒してから閃で何か強力なカードを踏み倒されるくらいしかないので、盤面の小型を除去呪文で細かく処理していけば普通に勝てます。

5c対面
有利不利:有利
キーカード:新世壊(2枚目)、フォーコ、ガリュザーク

受けが非常に強いため、新世壊2枚目orデイヤーで確実に詰めたい対面です。
無理に早く勝ちに行こうとするあまり、トリガーケアをせずに新世壊を起動してしまうと簡単に盾からカウンターされてしまいますし、相手のキルターンも早くはないので、とにかく勝ち急がないことを注意しましょう。

また、盾を割る前にフォーコを出せれば相手の蘇生呪文のトリガーを無効化できるため、余裕があれば出しましょう。(自分の墓地もリセットされてしまうことには注意)

新世壊を引けない時は、墓地に魔導具を溜めてガリュザークを出せば数ターン時間を稼具事ができます。

赤単我我我対面
有利不利:微不利
キーカード:ルーギリン、Cho絶、フォーコ

先手で2ターン目に新世壊を貼るか、Cho絶を盾から踏まないと厳しい対面です。

無限に蘇るブロッカーとしてルーギリンが強く、特にバレッドゥとルーギリンが手札にある場合は、新世壊が手札にあってもバレッドゥを優先して打ってルーギリン着地を狙った方が強い場面もあります。

その後はカージグリやCho絶などで盤面処理して耐久し、そこで墓地が5枚以上になったらフォーコを出して雑なトップSA負けを防いだり、新世壊の下に魔導具呪文が溜まった場合はそのまま一気にゲームを決めにいくのが主な勝ち筋です。

ジョー星ゼロルピア対面
有利不利:不利
キーカード:エアヴォ

不利対面です。
相手の最速キルターンが4と早い上に、コンボパーツであるジョー星がこっちのメタカードとしても働きます。

しかし毎回相手も4ターン目までにジョー星+ゼロルピア+十分な低コストクリーチャーを用意できるわけでもないため、キルターンがこっちと同速になることも割とあります。エアヴォでジョー星をバウンスしたり除去呪文で盤面を処理しながらキルターンをずらしつつ、できるだけ早く新世壊を起動することを狙いましょう。

盾が薄く、新世壊1枚からメラヴォルカルを2体出すだけでもフィニッシュできるので、2枚目の新世壊やデイヤーがなくても起動して大丈夫です。

ミラー対面
有利不利:五分
キーカード:エアヴォ、新世壊(2枚目)、フォーコ

エアヴォを打ち合い、互いの新世壊をバウンスしあう展開になるため、1枚の新世壊の下に呪文を溜めるのではなく、新世壊を2枚貼って下の呪文を分散させ、片方がバウンスされても次のターンにもう片方を起動できるように準備するのが理想です。
また、エアヴォで新世壊を戻した場合、下の呪文は全て墓地に置かれるためフォーコのG0条件が達成しやすく、どうしても次のターンに相手が新世壊を起動してしまう、という場合はフォーコを探して相手が墓地に落としたガリュミーズやドルスザクを山札に戻すことを狙いましょう。(自分の墓地もリセットされてしまうことには注意)

青黒魔導具対面
有利不利:有利
キーカード:フォーコ、エアヴォ

フォーコをエアヴォで何度も使いまわして墓地をリセットしたり、相手の盤面を除去してコントロールすることを狙います。
こちらがされて一番嫌なプレイングはラビリピト+無月の門で全ハンデスをされることなので、次のターンにこのコンボを決められるピッタリのタイミングでフォーコを使ったり、除去呪文でラビリピトを処理することを意識しましょう。

相手もエアヴォでこっちの新世壊をバウンスしてきますが、フォーコを出していれば、次のターンで相手のラビリピトを処理できれば相手も返しのターンに全ハンデスを決めてくることは難しいため、次のターンで新世壊+ラビリピトを除去する呪文が出来れば、そこまで困ることでもありません。

ハンデス(ドロマーハンデス、アナカラーダークネス)対面
有利不利:有利
キーカード:新世壊(2枚目)、フォーコ、Cho絶

どちらも基本的には有利です。
ウォズレックの審問で新世壊を抜かれると厄介ですが、一度新世壊を貼ることが出来れば相手がこっちの手札の枚数に追いつくのは難しいため、よほど新世壊を貼るのが遅れない限りは有利に戦えます。
もし新世壊やデイヤーを落とされてもフォーコを出せば自分のデッキを回復しつつ相手の墓地の呪文を山札に戻して時間を稼ぐことも出来るため、そこまで問題ではありません。

アナカラーの場合はデスマッチビートルやとこしえを大量に出してドラスザクの着地を妨害してくるため、Cho絶をはじめとする除去呪文は複数手札に抱えるようにしましょう。

オリジャを踏んだ場合はドルスザクが、テック団を踏んだ場合はGRクリーチャーが全て吹き飛んでしまうため、2枚目の新世壊かデイヤーを必ず用意しましょう。

5.終わりに

ここまで本記事を読んでいただき、ありがとうございました。
ご質問や追記等の要望があれば、TwitterでDMをいただければ対応させていただくのでよろしくお願いします。

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それでは、次の記事でお会いしましょう( ˆ ˆ )/

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