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平和を

 私が個人の葛藤、大きな損失に足踏みをしている間に、遠い国では質・量ともに比較にならないほどの悲しみが今この瞬間も生み出されています。

 理屈で理論展開をすることよりも、何かしら表明をしなければいけないと思い、筆を取りました。

 なによりも第一にこの惨劇へNOを。

 それから島国日本で当たり前に平和を享受している立場故の特権として、単純な二元論化への警鐘を。

 平和な国に生きている私達は「平和ボケ」故の特権、責任として深く物事を捉え、悲劇を繰り返さないために考えていきたいと思います。

 「権利と責任は同義である」と言った人がいました。同じように「自由と身勝手は別物である」とも思います。

 すべての人間は持っている「カード」が違います。言葉だけの「平等」は絵空事とも思います。それでも、理想を目指すこと、少しでも近づけるように皆が少しずつ努力すること(=譲り合うこと)は尊いと私は思いたい。

 全てを放棄して暴力に訴えることは、自ら尊厳を捨てることであり、敗北宣言ではないでしょうか。

 物理、言葉、どちらの暴力でも一方的に他人を傷付けることにNOと表明していきたい。そう思います。

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