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伸びている会社は3つに分類できる

2024年4月に起業予定のあると🎻(Twitter: @alto_va)です。

これまで国内の成長企業、いわゆるスタートアップやベンチャーを中心に様々な企業を見てきました。
経営企画として会社を見たり、事業企画として事業を見たり、経営企画・投資家としてM&Aや出資のためにDDを行ったり、企業のインサイダー情報をもってして様々な企業の分析を行いました。
その経験や視点から、成長企業は大きく3つのパターンに分類できるんじゃないかという仮説が自分の中にあります。

1)商品・プロダクトが強い会社

一つ目は商品・プロダクトが強い会社です。
商品・プロダクトに新規性や革新性などがあり、市場のニーズをとらえているために、自ずと商品が売れ、成長していきます。新たなマーケットを創造していきます。
このような会社はプロダクトへのこだわりが強く、プロダクトを改善していく、プロダクトに投資をしていくことの優先順位が高く、またそれによって勝手に会社も成長していくため、社員も活き活きと働いていることが多いです。
その反面、競合商品の出現や市場の伸びが鈍化すると成長に陰りが。
管理体制や内部統制が脆弱で、のちに苦労することになるのもこのタイプのように思います。

2)営業が強い会社

二つ目は営業が強い会社です。ゾス。
強いセールスリーダーのもと、とにかく商品を売ってきます。
経営会議での議論も、いかに売るかという話が中心で、経営や組織の話はあまりなされません。
トップダウンの雰囲気が強く、社員はプレッシャーにさらされる傾向があります。結果や行動量が全てという文化になります。
営業のKPI管理は徹底されますが、全社としてのガバナンスは少し弱めになりがち。

3)経営が強い会社

三つめは経営が強い会社です。
時流やニーズを捉えた経営方針や戦略をもってその方向に会社が動いていく。
戦略的に適切なところに投資を行う。必要に応じてM&Aなど様々な手段を活用する。
経営管理体制も整えて、地道なKPIの改善に励む。

あとがき

こうして書いてみると、市場の成熟とともに会社のステージを1→2→3と変化させていく会社もあるなと気づかされました。
また、この分類や考え方はロジカルとは言い難いですね。もう少し考えを深める必要がある。
その反面、この3つで分類して語れてしまうのも事実かなと改めて思いました。

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