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常圧低酸素室 商品名:アルティキューブ

常圧低酸素室「アルティキューブ(ALTICUBE)」(商願2001-114697)には、下記の4つの基本システムがある。

①ト゛ームテント型
空気圧縮機(内蔵タイプまたは別置タイプ)の低酸素制御装置と睡眠用のドームテントを組み合わせたシステムで、睡眠、滞在用である。小型で軽量なので持ち運びが可能である。また、電源がAC100Vであるので家庭でも使用が可能である。

■吸引型低酸素システムとドームテント
低酸素制御装置(空気圧縮機内蔵タイプ)とマスク吸引装置を組み合わせたシステムで、マスク吸引による自転車エルゴメータ低酸素トレーニングに使用している。電源はAC100V。ドームテントを使用すれば、安静や睡眠にも対応できる。

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②ボックス型
空気圧縮機、酸素制御装置、低酸素ボックス(テント、アルミサッシ等)を組み合わせたシステムである。睡眠、滞在用で、運動も可能である。小型なので, 移動が可能であり、組立式のため設置や撤去も容易で、安価である。
 このタイプは、運営管理等を考えると一番使いやすいタイプである。しかし、強度の運動をするには多少能力不足で、マスク吸引方式や二酸化炭素吸着装置の装備等の工夫も必要である。

■ボックス型常圧低酸素室
テント組み立て式…鉄製パイプの骨組みに塩ビ製テントを被せたタイプ。

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パネル組み立て式…アルミや鉄製の角材の骨組みにポリカまたはガラスをはめ込んだタイプ。

画像2③居室型
空気圧縮機、酸素制御装置、低酸素供給装置と居室(低酸素室)を組み合わせたシステムである。新設、既設の一般居室を低酸素室として改造できる。多人数の睡眠、滞在、運動が可能である。空気圧縮機は大型になり、移動が困難で、別途機械室も必要になる。

■住居型常圧低酸素室
居室一室式…居室一室全体を低酸素室にするタイプ。新築の場合が多い。

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居室間仕切り式…既設の居室を間仕切りして、一部を低酸素室とするタイプ。

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④人工気象室型
空気圧縮機、酸素制御装置、低酸素供給装置と温湿度制御ができる人工気象室を組み合わせたシステムである。多人数の睡眠、滞在、運動が可能である。空気圧縮機は超大型になり、移動が困難である。空調機の送風機が強力で、外気を吸い込むので、居住型より能力の大きい装置が必要になる。

■人工気象室型常圧高酸素室
人工気象室全体を低酸素室にする方法と人工気象室内に組み立て式テントを設置する方法がある。

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