アルセントのZM #5

Vnoterらしいことをコツコツと。

W杯カタール大会の影響で、J2は先日〔23日〕で「J1昇格プレーオフ」を残してレギュラーシーズン全試合が終わりました。J1とJ3も、そろそろ終わりかけ。

昇降格の仕組みが、いまひとつ分かっていないのでちょっとZMざっくりまとめを利用してみます。〔2023年シーズンはまた変わるかも。その時は続編を書きます〕

J1→J2(2.5クラブ降格)

全18クラブのうち、
18位17位のクラブが自動降格、
16位のクラブが「J1参入プレーオフ」2回戦勝利クラブと対戦し、勝てば残留、負けると降格。

J2→J1(2.5クラブ昇格)

全22クラブのうち、
1位2位のクラブが自動昇格、
3位〜6位のクラブが以下のレギュレーションで行われる「J1参入プレーオフ」でJ116位に勝てば昇格、負けると残留。

※「J1参入プレーオフ」
「3位vs6位」、「4位vs5位」でそれぞれ1回戦、その勝者で2回戦を行い、さらにJ116位と対戦。
〔いずれも上位クラブのホームで開催される〕

J1参入プレーオフのトーナメント表
ざっくり、こんな感じのトーナメント表

J2→J3(最大2クラブ降格)

主に、22位21位のクラブが自動降格。
ただし、J3の上位2クラブに対する「J2ライセンス」の交付状況によって変わる。
〔1クラブしか有していない場合は22位のみが降格、いずれも有していない場合は降格なし〕

※「J2ライセンス」
大きく分けて競技、施設、人事体制・組織運営、法務、財務の5つの基準を満たしていると認められる場合に交付される。

J3→J2(最大2クラブ昇格)

主に1位2位のクラブが自動昇格。
ただし、「J2ライセンス」を有していない場合はJ2に昇格することができない。

J3→JFL(なし)

今年に関して言えば、降格することはない
〔「J3ライセンス」が交付されなければ、降格することがありうる〕
〔しかし、早ければ2023年シーズンから実施される見込み〕
※「J3ライセンス」
J2ライセンスよりは基準が緩いがJ2ライセンス以上を取得していく上で必要

JFL→J3(最大2クラブ参入)

「Jリーグ百年構想クラブ」として認定されているクラブであって、
・Jリーグ入会審査に合格する
とともに、
・最終順位が4位以内かつ「Jリーグ百年構想クラブ」の中で上位2クラブであること
・1試合平均の入場者数が2,000人以上であること

・事業収入が1億5,000万円以上になり、債務超過ではないこと
の三要件を全て満たすことで、次シーズンからJ3リーグに参加できる。

※「Jリーグ百年構想クラブ」
将来的にJリーグへの入会を目指しているJFL以下のカテゴリに属しているクラブの総称。
現在、以下のクラブが認定されている。

・ラインメール青森〔JFL,2019年〜〕
・コバルトーレ女川おながわ〔東北1部,2022年〜〕
・栃木シティフットボールクラブ〔関東1部,2014年〜〕
VONDSボンズ市原〔関東1部,2020年〜〕
南葛なんかつSC〔関東1部,2020年〜〕
・東京23フットボールクラブ〔関東1部,2022年〜〕
・クリアソン新宿〔JFL,2021年〜〕
・ヴィアティン三重〔JFL,2020年〜〕
・FC大阪〔JFL,2020年〜〕
・奈良クラブ〔JFL,2020年〜〕
・高知ユナイテッドSC〔JFL,2022年〜〕
・ヴェルスパ大分〔JFL,2021年〜〕
・沖縄SVエス・ファウ〔九州,2022年〜〕

JFL→地域リーグ(最大2クラブ降格)

16位15位が自動降格となる。
〔JFLからJ3への参入状況に応じて変動あり〕

地域リーグ→JFL(2クラブ昇格)

北海道・東北1部・関東1部・北信越1部・東海1部・関西1部・中国・四国・九州の各地域リーグ優勝クラブ〔9クラブ〕、前記の各地域リーグに所属し、かつJFL入りを希望する「全国社会人サッカー選手権大会」のベスト4以上の上位3クラブによって争われる〔足りなければ、「Jリーグ百年構想クラブ」かつ各地域リーグの2位、JFL入りを希望している地域リーグの2位、の順に補充される〕全国地域サッカーチャンピオンズリーグ優勝準優勝クラブが昇格内定となる。〔その後、JFLの理事会で決定〕

※「全国社会人サッカー選手権大会」
社会人クラブを対象としたオープントーナメント。

また、今シーズンの異動が確定したら記事にします!

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