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上伊那と呼ばれる世界

Good Morning Alps!
おはよう伊那谷。
圧倒的な西日。今の時期、田んぼには植えたての苗が整列していて初々しい一方で、黄金色の麦畑はすっかり成熟している。

2024年5月31日 水曜日(たまには今日のこと)

伊那市は長野県の「上伊那」エリアにある。
広大な長野県を4つに分けたうちのひとつ「南信(なんしん)」、その中で諏訪湖に近い方の8市町村が含まれる。辰野町、箕輪町、南箕輪村、伊那市、宮田村、駒ヶ根市、飯島町、中川村。

私は伊那市の「地域おこし協力隊」を務めているのだけど、上伊那の視聴覚教育を担う上伊那視聴覚教育協議会という教育団体と連携して、上伊那エリア全域で「情報リテラシー教育活動」を展開している。いろいろな市町村の学校を訪れることができて楽しい。

上伊那地区各市町村のICT支援員や教育委員会の担当者が集う会議に参加した。今や、多寡はあってもどこの市町村でも情報教育をシステム面からサポートするスタッフは常駐している。しかし、ところ変わればOSもシステムも端末調達もぜんっぜん違う。県職員の教員は市町村を越えて流動するので、利用端末にしてもシステムにしても、県内せめて南信せめて上伊那の中だけでも共通していたら教職員には使いやすいのだけど、市町村の壁は高い。まあ、人口も学校数も異なり、使える予算にも制限がある状況なので、標準モデルを設けるのは現実的に難しい。せめて、意識や情報は共有して現場改善につなげようという会議。説明が長いがそういうこと。

私は8つの市町村を横断する情報リテラシー教育の実践者として呼んでいただきいたので、昨年度の報告や最近の所感を少しだけ話した。今後も、伊那市内にかぎらずあちこちの学校に出向いてお手伝いできたらいいなと思う。6月に入ると、いくつかの学校から授業依頼を受けている。

日々勉強。

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