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プレゼンが苦手な人

Good Morning Alps!
おはよう伊那谷。

中央アルプスの麓に広がる森。
森に入るとアルプスは見えなくなるけれど、アルプスに抱かれている感覚がとてもいい。そして涼しい。

2024年6月1日 土曜日

プレゼンや発表、ミーティングでの連絡や報告は、練習である程度は上達できる技術だ。会議の場で「頭の中を全部説明してしまう人」や「時間軸で逐一報告する人」に出遭うと、それでいいのかな〜練習したらもっといいのにな〜と思う。


<上手になるための基本>

・録画する
・録音する
・録音を聞き返す

多くの人は「録音を聞き返す」経験が圧倒的に足りていない。
経験がなくても、潜在的に「自分の声を聞くと違和感があってイヤ」と思っているはず。

つまり、話をするスキルがどうのという以前に、「自分が話している姿を客観的に評価したことがない」から「どう改善したらいいか」がわからないのではないかと思う。

<発表前>

・時間制限を設ける
・話す流れをメモ書きする
・メモの中で要点をハイライトしておく
・今の段階で伝えなくていい内容は思い切って省略する

<発表中>

・聞き取りやすい発声とスピードを意識する
・やたらに補足をしない
・YES/NO質問にはまずYES/NOで答える
・余計な敬語(例 させていただく)を使わない
・資料に書いてあることを逐一説明しない
・間を埋めようとしない
・予定時間より早く終わらせる

これだけで相手の受け取り方が変わる。

私も、自分が取材した時のインタビューテープを聞き返すと「へんな声〜」「へぼい質問してる〜」と恥ずかしくなることも多い。でも、その反省が次につながってている。
オンライン会議やセミナーに出演した録画を見返せば、「やだ猫背〜」「手の動きがへん〜」とたいてい恥ずかしくなる。でも、自分のふるまいを客観的に自分を見ることができると、話の進め方、話し方、発声、スピード、表情、姿勢、服装など、どうしたらもっと話を聞きたいと思えるかという具体的なヒントが見つかります。

ただ、下手な人はたいてい「自分は発表が下手だ」と気づいていない。あるいは下手だと思っていても「何がどう足りていないか」までは見ないようにしている(下手だから、で済ませてしまう)。自分の苦手な部分の解像度を上げて直視しないかぎり、上達することはないと思う。

プレゼンテーションやミーティングは、他人の時間を貰っている場(という意識を持っていない人もいる)。限られた持ち時間の中で効果的に話を展開できたら、自分にも仲間や取引先にも得しかない。

……のにな〜と感じながら参加している会議、けっこう多い。

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