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エコマイレッジ活動② ~当社チームのこだわり~

こんにちは。
公式note編集部です。

今回も引き続き、当社で活動しているエコマイレッジ活動について、
リーダーのH・Sさんにお話を伺いました。

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〇エコマイレッジとは?
エコマイレッジは「1リッターのガソリンで何km走行できるか?」を
テーマに掲げたモータースポーツです。国内で「Honda エコ マイレッジ
チャレンジ」という大会があり、当社では宇都宮テクノパークと松本営業所の2チームで大会に出場すべく、車両を製作しています。
全国大会では、学生から大人まで幅広い年齢層が参加し、機体の燃費を競います。

〇エコマイレッジ活動ではどのような機体を使用するのですか?

宇都宮テクノパーク 一般クラス現行車
松本営業所 2輪

この大会では、一般クラス用も2輪も、1人乗りの小さい機体を使います。
一般クラス用の車両は燃費を良くするために、空気抵抗が少ない形をして
いるので、見慣れない形かもしれませんね(笑)

〇機体を製作する上で、当社としてのこだわりはありますか?

まず、燃費に直結する要素として以下の3つが挙げられます。

①車両の質量:軽いほど燃費は良くなる。
②摺動抵抗 :物体と物体が擦れる時の摩擦抵抗の事。摩擦面が小さいほど              抵抗は小さくなる。抵抗が小さい程、燃費は良くなる。
③空気抵抗 :空気中を動く物体の動きを妨げる方向に働く抵抗力の事。
       新幹線のように車両の前側を細くすることで、抵抗は小さく 
       なる。抵抗が小さい程、燃費は良くなる。

この中でも当社がこだわっているのは、「②摺動抵抗」に関わる「機体の
合成(強度)」です。
強度を落としてしまうと、積んだエンジンや運転者の重みで機体が
しなって、摩擦面が大きくなることで摺動抵抗が大きくなるので、多少
重くなっても機体を強くするようにしました。

もちろん、合成だけにこだわって重くなりすぎるのも良くないので、3要素のどれか一つに特化するのではなく、バランスを整える事が必要です。

〇コロナ禍での外出自粛の中、どのような活動をされていましたか?

やはりコロナ禍での「ものづくり」は、実際に集まらないと難しい事を
痛感した期間でした。
緊急事態宣言中は、リモートでの会議を主に行い、まん延防止等重点措置が終わってから、近場の人で感染対策を行った上で集合し、組み立て作業を
始めました。

昨年の11月にメンバーで合同走行会を行った際の写真

感染対策を徹底した上での開催となりました。

大会も感染防止のため2年連続中止や延期になってしまっていますが、次の大会に向けて、ニューノーマルに適応した形での活動を模索していました。

〇大会に向けての目標や意気込みはありますか?

今年は、新しい機体の製作に取り組んでいます。今まで使用してきた機体の改良版ではなく、メンバーで0から生み出した機体で記録に繋げたいです。まずは、次の大会で完全走行・社内最高記録を目指し、ゆくゆくは日本記録に挑戦します。

アルプス技研新車モデル
松本営業所 車両に乗るシミュレーション

また、松本営業所メンバーでも、0から2輪部門の機体を製作して
きました。2チームで結果を出す事が目標です。

〇その他、PRがあればどうぞ!

次の大会は、3年ぶりの大会となります。そして、宇都宮テクノパーク、
松本営業所共に新しく製作した機体での出場なので、当社のエコマイレッジ活動史上、新たな1歩を踏み出そうとしています。
社内新記録だけでなく、日本記録を目指して活動しますので、応援を宜しくお願いします!

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ありがとうございました。

皆さんが情熱をもって取り組んでおられることが、よく伝わりました。
皆さんのご活躍を応援しています。

技術者派遣/請負・受託開発のアルプス技研 (alpsgiken.co.jp)

当社のエコマイレッジ活動に興味がある皆さん、当社で一緒に活動
しませんか?

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