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勝負師が勝ったのは予兆でしょうか。

 どうもαです。昨日はNPB交流戦の結果を受けて更新しようかと思ってましたが自身が草野球で落球してしまいショックでヤケ酒してしまいムリでした。年をとると目線がブレブレになり走りながらボールを掴むことができなくなるんだと還暦野球の爺ちゃん達に聞いていましたが、その事象がもう来たかとショックでした。気を取り直して頑張りましょう。


意外と惜しかったのです。

 まだ1試合残っていますが大勢は決したので予告通りNPB交流戦を振り返ります。

 インタビューでの今江監督の満面の笑みが印象的でした。途中で一度楽天球団は記事にしたように、思い切った用兵が成功したので、この人は短期決戦に強いのかもしれないと思いましたが、そもそも現役時代が短期決戦に強すぎた人ですね。日本シリーズ二回出て二回ともMVPだし、第1回WBCでも大活躍していました。中学時代に全国制覇、世界大会優勝経験もあるそうで、なるほど昨日の試合などは絶対に落とさない星の下に生まれているようです。

 具体的には1番小郷の成長と4番鈴木の起用、そして元々懸念していた浅村選手へのマークを本人をスタメンから外すことで解消したという見事な手腕ではありました。まあ元々先発とクローザーがしっかりしているのでちょっと点取れれば勝てるチームではありましたね。シーズン通して打ち続けられる戦力は無いようなので優勝争いは厳しそうですが、Aクラスに生き残ったらCSは脅威になると思います。

 それでは他球団のおさらいしていきましょう。基本的に両リーグの下位球団が上手に立て直して上位との差を詰めたけど、首位のチームは安定して勝っていたので2位との差は広がったというのが全体的な流れでした。

 個人的に予想していた本命ホークスは2位、対抗ハムは残り1試合で7位~9位、大穴広島は5位タイという結果でした。始まる前に不調だった西武楽天を叩けるかという話をしていたら楽天が大化けしたのでセ球団はボーナスステージが一つ減ってしまったんですね。結果的にライオンズを上手に叩いたDeNAとヤクルトが3,4位につけ、しれっと実力を発揮しだしたオリックスが5位タイというのが上位の顔ぶれです。予想はなかなかいい線行っていた気がします。

20周年なので振り返りましょう。

 今年は1試合残してパの53勝51敗3分けということで3年ぶりにパリーグ勝ち越しです。交流戦は始まって20周年ですが20年前の構図と何だか似てますね。当時は今回優勝の楽天が球団創設1年目で戦力が整わずボーナスステージとなっていましたが、上位のロッテとソフトバンクが勝ちまくってパリーグが1つ勝ち越したのでした。

 当時のロッテでブレイクしたのが今江監督だったのも何だか縁がありますが、当時のロッテは今回の楽天と違って開幕から絶好調で首位で入った交流戦を優勝しています。むしろ二位につけたソフトバンクがこの後の追い上げで逆転していくのです。プレーオフで再度ひっくり返しましたが、まあ当時初の交流戦でセリーグ各球団のファンがこの2チームが強すぎてびっくりしていたのが印象的でした。

 セリーグ側も20年前は今回と似たような構図で、首位を走っていた中日が大コケして降竜戦とか呼ばれていました。今回も首位争いしていた阪神が沈んでしまいましたね。今回首位広島は踏みとどまっていますが、基本的にこのチームは先発陣とクローザーの安定度を武器に粘り強く点を取って勝つという野球で、強かった時代のタナキクマル鈴木のような派手な攻撃力を持っていないので、ここから独走していく感じではなさそうです。

前半戦残りの展望。

 それでは今後の展望書いといてまたオールスターの時期に答え合わせしましょう。

 セリーグは広島がちょっと抜け出したように見えますが相変わらず混戦です。阪神はどん底ではありますが、主砲を二軍に落として再調整させているのが後から効いてきそうですね。巨人中日は思った以上に浮上しません。DeNAがスーパールーキーの復活と元メジャーの実力発揮で上り調子なので見た感じは強そうですが決め手には欠けるようです。

 ということでセリーグの肝は今後のトレード等による補強になりそうです。ポイントもまあ見えてきていますので、決まったところが抜け出すのではないでしょうか。ちなみに近年は助っ人外国人は1年育成しないと使えませんので、補強するなら過去にNPBに在籍した人になりますね。グラシアルなんてまだまだ行けそうですがどうでしょうか。

 パリーグの方はまず首位のホークスは暗雲ですね。主砲ギータの離脱に伴い一気に山川選手が打てなくなりました。元々この戦力なのに春から主力フル稼働だったのが危ない感じがしていましたが、このまま行くと一人で踏ん張ってる近藤選手も怪我しそうです。そうなると一気にピンチですね。

 それ以上にホークスにとって気になるのが勝負どころの弱さですね。ここ一番の試合で少ない弱点が露呈して敗退してしまうのはここ数年よく見る姿ですが、昨日の最終戦もそんな感じがしました。元々相手先発が絶好調の才木投手だったので無理ゲーではありましたが、前日プロ初ホームランの笹川選手に頼ってそれまで主砲級の活躍をしていた柳町選手を外したのが何ともセンスが無かった気がします。

 どうせ打てないので意外性に賭けたということでしょうか。もちろん現場の判断なのでこちらは情報が足りませんが、好投手の攻略には、当たれば怖いけど経験不足で現状振り回すしかない若手より、選球眼がよくてネチネチ粘った打撃ができる中堅の方が貢献できると思うのですがどうなのでしょう。この辺の起用について交流戦では楽天と差が出た結果に見えます。前述の通り今江監督の嗅覚が優れているような気がしますね。

 ホークスは2位までゲーム差8.5で再開しますが、2016年には2位日本ハムに11.5ゲーム差を逆転されています。当時は直接対決でオオタニサンの先頭打者ホームランから先発投手として0封してしまうとかいう離れ業等ありましたが、今のハムの若手が次々出てきて結果を出し続けているのもなかなかの脅威ではあります。調子を上げてきた楽天オリックスももあ簡単に勝てる感じではなくなっているのです。ここはホークスは編成を変えて今を耐え忍ぶ形をとるべきでしょう。

 というわけで注目はホークスが強力な育成戦力を活用して踏みとどまるかどうかということになりますね。トレードで人獲られそうですが。まあ注目していきましょう。

本日の100本ノック

 野球ばっかり見てるわけにもいきませんので今日も練習問題解いてみます。69/100でした。調子悪い気がしましたがだいぶ高めにとれていたようです。まあ同じ問題暗記しているだけなのでしっかり復習しないといけませんね。

 それでは今日はこの辺で。また明日、遊ぼうね☆


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