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意外と皆仕事嫌いです。

 どうもαです。また早起き野球で勝ってしまったので連戦が続くようです。慣れてくると意外と気楽なもんですが、ルーティンが崩れるのはなかなか疲れますね。今日も頑張りましょう。


割に合わないので偉くなりたくないのです。

 練習問題で今人的資源管理やってたのでこれが気になりました。

 出世したくないサラリーマンについての解説です。要因を丁寧に解説していて秀逸な記事だとは思いますが、これは基本的にみんなもう組織で仕事したくないと思っているということなのではないかと感じます。

 この記事は出世したくない人ですが、そもそも新人が入ってこない状況
にもなっています。数年後には深刻な事態になるでしょう。いつも言うように人出不足になるのが目に見えていたのに人余りの時代に出来上がった体制を壊せなかった日本社会の敗北ではありますが、分かっているのに放置してはいけないでしょう。何ができるかを考えていきましょう。

 とりあえずこの記事の内容について思うことから行きますが、記事では管理職に出世したくない理由を3点に集約されていました。役割不明、育成が無理、目標達成が無理ということでしたが、まあ正直あまりピンときませんね。リアルな話は残業代が出ない中で時間的に拘束されて最後はアホな部下のミスか無理な目標に到達しないことのどっちかの責任を取らされるという無理ゲーだからでしょう。報酬が一般職の倍以上にならないと割に合わない感は否めませんね。

だいたい仕事したくないのです。

 この記事では優秀な社員が出世したくない理由として、真面目に仕事しようとすると困ってしまう視点として前述の3点を出して、これを解決すべきと説いていました。給与を増やす、労働時間を減らす、やりがいを得させるということでこれにつなげるためには業務範囲と責任の明確化と若者への啓蒙が必要だそうです。

 これは大前提が優秀な社員になっているのですが、自分が思うには事態はもっと深刻で、個人でできる仕事がどんどん増えてくるこのご時世では、優秀な人ほど組織から出て行ってしまうのではないかと思われます。つまり組織に残る人はそんなに優秀じゃない前提で育成を考えたがいいと思うのです。

 自分がそう感じているのには理由がありまして、先日職場の人材育成に関する従業員へのアンケート結果が非常に興味深いものだったのです。理想の組織像やそれを構成する理想の人材像を尋ねるものでしたが、とにかく回答が凄いんですね。理想の組織に重視してもらいたいのはワークライフバランスと適材適所だそうで、自己啓発とかスキル習得へのサポートは不要といった感じでした。

 簡単に言うとめんどくさいことはしたくないし勉強もしたくないけど定時で帰れて休みが取れて給料はしっかり貰いたいということです。正直な人たちで組織が構成されていて分かりやすいですね。なかなかびっくりしました。若手はまあ分かりますね。共働きが基本なので昔みたいに残業や飲み会ばかりしていると家庭が維持できません。でもこれ全体的な傾向です。

 結局のところ人間だいたい仕事は嫌いなんですね。たとえ延長線上にやりたいことがあったとしてもめんどくさいことはしたくないのです。まあこれも待遇の問題で、うちは一生懸命頑張っても差がつかない給与体系なので基本頑張り損でこうなってしまうのですが。

 組織というのは個人の自由をわざわざ制限して何かに注力させることを組み合わせて何かを生み出しています。つまりこういう仕事したくない人達のモチベーションを上げていく必要があるわけで、自力で頑張れる優秀な人を想定した対策はうまくいかないような気がしますね。

偉くなったらいいことないといけません。

 後は偉くなるインセンティブなんですが、これがどんどん失われていっていますね。サラリーマンで出世しても社長ですら誰かの言いなりです。裁量もなく給与も低いのに責任だけ押し付けられるイメージがヤバいのです。

 まあこれは今の偉い人達の責任とは思いますが、やはり偉くなったら何らかの優遇は欲しいでしょうね。

 今日は練習問題が半分しか解けませんでした。100本ノックは63/100だったので横ばいです。まあ安定はしています。

 それでは今日はこの辺で。また明日、遊ぼうね☆


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