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FreRic 38th「Unchanged Melody」解説・裏話など

皆さんこんばんは、Alpha0099です。

さて、今月もnoteを更新していきます。

今月は7日に公開したFreRic 38th single「Unchanged Melody」の解説、裏話を書いていきます。

α's Videoの8周年を記念して製作したFreRic、今までの記念動画と比べると少し印象が変わった作品になったと思います。

それではそんな「Unchanged Melody」の解説などをやっていきましょう。

Unchanged Melody 歌詞

人の声無くなった
永遠の静寂の中
無情にも老いてゆく
誰の手も握れずに

独りよがり続く
現実をに目を
そらしてはまた繰り返す

Unchanged Melody
あの時からたった一人
確かなもの何もないまま続けてる

孤独を選んだ
代償を背に受けて
誰にも届かない詩を今日も紡ぐ

騒々しい街を歩く
煌めくものは見ず 

人混みを掻き分け
静かな場所へ
天邪鬼は振り向かない

Unchanged Melody
あの時からたった一人
確かなもの何もないまま続けてる

登場人物
自分だけの物語
たとえ戻れないとこまで来たとしても

繋がりを犠牲に捧げ掴んだ
欠片は何の意味も持たず

Unchanged Melody
あの時からたった一人
確かなもの何もないまま続けてる

群れを外れた
結末を歌うように
どこに行くかもわからない詩は響く

Unchanged Melody...

Unchanged Forever...

歌詞の解説

今回の歌詞のテーマは「自分はこういう人間」です。

Unchanged Melodyを直訳すると「変わらぬメロディ」という意味になりますが、これは活動当初から特に変化がなく、長い間同じところをさまよっているという現状を表現しています。

今年で私はα's Videoを開設して8年になりますが、活動内容から方針まで他のクリエイターと比べて特殊な道を歩んでいると思います。

一般性のあるテーマの動画は殆ど無く、ニッチなものばかり投稿している。そればかりか自分が作ったコンテンツを他の人に見てもらったり、仲間を作って発展させることはせずにほぼ独りよがりを続けているということを何年も続けています。

当然と言えば当然なのですが、そのような活動方針では殆どのコンテンツが一人で完結してしまい、誰が見るのかも分からないという状態で終わってしまうことが多いです。

この独りよがりで終わってしまう現状を、サビの「孤独を選んだ代償を背に受けて 誰にも届かない詩を今日も紡ぐ」や「群れを外れた結末を歌うように どこに行くかもわからない詩は響く」と表現しました。

一応過去には流行っている、もしくは流行っていた楽曲のピアノカバーなど、ある程度の人気を持つ動画も製作してはいたのですが、自分の作りたい物とはかけ離れていたのでそれらも作らなくなってしまいました。

これらは主に2番の歌詞で出てくる「騒々しい街を歩く 煌めく物は見ず」「人混みをかき分け静かな場所へ 天邪鬼は振り向かない」というところで表現しています。

そしてCメロで出てくる「繋がりを犠牲に捧げ掴んだ欠片は何の意味も持たず」は、独りよがりを選んで誰とも繋がることなく活動を続けることで、確かに技術面は少しずつ向上していったが、だからと言って現状が変わるきっかけにはならなかったという気づきを歌っています。

そのような自分の気づきや、自分の選んだ活動方針で8年続けた結末を包み隠さずUnchanged Melodyではテーマとしていました。

「こんな人間だから期待するな」というよりかは「こんな人間だけどそれでも活動は続けていきたい」という想いで作りました。

裏話・小ネタなど

今回のFreRicは魔王魂の「Bearing Tree」で制作しました。

珍しく魔王魂の楽曲ではCメロが存在する楽曲です。

この楽曲は昔から気に入っており、FreRic楽曲でもいつか使用したいと前々から思っていたのですが、合うテーマがなかなか見つからずずっとダウンロードしたきりになっていました。

しかし今回のテーマで制作してみたところ意外にもマッチしたので、Bearing Treeで制作しました。

ちなみに、魔王魂のシリーズであるOne Chorusには「Unchanged」という今回のテーマと似ている楽曲が存在します。

実は今回の「Unchanged Melody」はこの「Unchanged」の歌詞を見て思いついたテーマでもあり、仮タイトルは大文字で「UNCHANGED」でした。

つまり今回の楽曲はAlpha0099版の「Unchanged」ということになります。

ちなみに公式の「Unchanged」は当時の森田さんが持つ苦悩が表現されています。リアリティが感じられる作品となっていますので、こちらもご覧になっていただければと思います。


というわけで今回はUnchanged Melodyを紹介していきました。

相変わらず変わったことを長年続けていますが、なるべく主軸は変えないで行きたいと思っています。

これからも暇なときにご覧ください。

では、今月のnoteはここまでです。閲覧ありがとうございました。

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