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内臓下垂とタヒチについて

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)

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【Q】 おへそが真横につぶれて長くなっています。内臓下垂の治し方を知りたいです。 



【A】内臓下垂の主な原因は姿勢の悪さです。

内臓下垂、下腹がぽっこりしている方のほとんどが、姿勢が悪い猫背なんですよね。

皆さんわざと猫背にしてみてください。

猫背って背中ばかり気になっているけど、猫背になると胃の部分が小さくつぶれてしまい、胃が圧迫されて下の方がボコっと出てしまいます。ですが、問題は下の部分ではなく、胃の部分が固く縮んでしまっていることなんです。

試しに「うーーーん」と伸びてみると、みぞおちのあたりが苦しく感じませんか?その部分が固く縮んでいるんです。お腹の上の部分の筋肉や筋膜が背中を丸くする時に縮んでしまうため、その結果内臓が下がってしまうのです。一方、下腹部はお腹の筋肉が弱くて伸びてしまっているため、内臓が下に下がってきて抑えきれなくなり、前にぼよーんと出てしまうのです。

解決策は、お腹の上の部分を縮こまっているところは伸ばしてあげることと、下腹部をキュッと引き締めることです。

それをやらないで、頑張って姿勢を良くしようと思っても腰が痛かったり、背中が痛かったりするでしょ?

頑張ってもダメなんですよ。

前の胃の部分の筋肉が縮こまっちゃってるのを緩めてあげないと、前のゴムが硬いから、いつも後ろのゴムで一生懸命、引き上げて姿勢を良くしようとしても、すぐに疲れてしまい、前が縮んでしまい、再び猫背に戻ってしまうのです。

ですから、頑張るのではなく、前の固まった部分を緩めてあげてください。すると、スーっと立った時に自然と前と後ろのバランスが整い、頑張らなくても真っ直ぐ立つことができるようになります。

お腹がシュッと伸びると、下腹も自然とへこみやすくなります。その状態になったら、下腹をへこませる筋肉を使ってみてください。上が硬いまま頑張って良い姿勢にしようとか、頑張ってお腹をへこませようとしても、なかなか成果が出ないんですよ。

これは盲点なんです。たくさんの中高年のぽっこりお腹と戦ってきた私だからこそ、分かることなんですけど、本当なんです。

最初に胃の部分のお腹をつまぷるして、緩めて、伸びた時に気持ちよく伸びるようになると、お腹もへこめやすいってなるんです。
内臓下垂の方はまずは上の部分をつまむことからやってみてください。











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