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コストコ再販店の経営記 【その4:考察】

ペルソナ設定をしてみよう。
ペルソナ設定、とは買い物客の生活スタイルをリアルに落とし込む作業。

この前視察に行った下北沢の再販店は都会だし、車持ってない人多そうだし、コストコは車でしか行けないとこ多いし。

ということは、
・都会に住んでいる
・車がない
・核家族
・そんなに買わない
・ストックする置き場所がない

と、まぁこんな感じ。
そんな人はたぶん電車通勤やし、電車縛りで考えてみよう。

立地考察

乗降客数が多い駅がいいのかな?
私の利便性を考えたら阪急沿線がいいなー
一番の都会はやはり梅田。
京都側なら河原町。
乗り換えなら十三(じゅうそう)、淡路(淡路島ではない)、茨木市、高槻市…
乗降客数を調べると、吹田(すいた)も候補にあがってくる。
近隣のお客様が利用するのか? それならベッドタウンの北千里でもいい気がする。上新庄とかもアリ。商店街、というのもあるな。スーパーの近くもありかも。

仕入れのことも考えないといけません。
尼崎倉庫? 門真倉庫? 
それ以外は遠すぎるので無理。
でも、コストコから近い立地だと、そもそも出店する意味ないし。
どれくらい離れているのがいいのか。
毎日どれくらい売れるのかによっても仕入れ頻度は変わるやろうし、そもそもどれくらい売れるんやろか?
交通量調査とかした方がええんかな。

今度は坪月商で見てみよう。
下北沢の店が500万円の売上、広さ30坪と想定して、
500 ÷ 30 = 16.6
坪月商は約16万円

カテゴリーは違うが、飲食だと坪月商30万で人気店らしい。それと比べると約半分か…

色々調べるとコンビニや小規模店は坪月商15万くらいが普通らしい。

家賃が高い!

当たり前ですが、都心部は坪単価が高い。
坪単価とは、畳2枚分(1坪)の月単価のこと。
分かりやすく計算すると、30坪で30万の家賃なら坪単価1万円。
家賃が高い、ということは、お客さんも多く来られる、ということ。
コンビニは50坪くらいは必要なので、それだけで50万!!! 家賃回収出来るくらい売れるのか?

さらに敷金礼金の有無や、保証金(関西ならではの風習)もかかる物件もある。
イニシャルコストがエグい。

冷蔵庫も高い!!

業務用冷蔵庫って安いとこで新品で80万くらい!! たかー!!!   5台入れたら400万!!
中古や分割払いできるやつならイニシャルコストは落とせるか… それでも1台15万はするぞ。
普通の什器はIKEAかなー。

レジはどうする? エアレジ? スマレジ? なんか他にもいっぱいあるぞ。
無人レジは? …1台100万!! でも補助金あるらしい。
悩む なやむ ナヤム 

つづく…

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