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プリティーリズム・オーロラドリームの初代オープニングの1カット目について話すの巻

※この記事は4500文字あります。

私はこれからプリティーリズム・オーロラドリームの第一期オープニング「You May Dream」の初っ端1カット目、タイトルロゴまでの映像に関する話がしたい。しかしそれは余りにも唐突であろう事は理解している。理解はしているが、説明を始めるとそれはもう文章が取っ散らかる(この文章が取っ散らかってないつもりもないが、これ以上に取っ散らかるという事だ。これは脅しではない)。それは避けたい。なので、なるべく簡易に、手短に、プリティーリズム・オーロラドリームの初代オープニングの1カット目についての話に入りたい。
が、最低限プリティーリズム・オーロラドリームてなんじゃい?プリティーシリーズてなんじゃい?という事について、概要……概要だな。人の話をするときに、人とは、生物の中でも脊椎動物の哺乳類で霊長類で、みたいな話って、要るじゃないですか?(※要らない)そういう事です。

この世界にはプリティーシリーズが存在する。

プリティーシリーズとは、以下のサイトを見て頂けると理解ると思われるのですが(※当noteにおいては、特段の注釈なく「理解する」事を「理解る(わかる)」と表記しますので、ご了承ください。こんな優しさはここまでだ)「み~んなの夢を応援する」というコンセプトを大事にされている、所謂女児向けアニメ、女児向けカード(カードじゃない事もあった)排出型アーケードゲームの事だ。

プリティーリズムとはなんぞい?

プリティーリズムはプリティーシリーズの初代シリーズで、ええと、分かりづらいな。ちょっと系統図を書こう。
大体以下のような関係。

プリティーシリーズ系統図

プリティーシリーズ(総称)
┣プリティーリズム
┃┣プリティーリズム・オーロラドリーム
┃┃┗プリティーリズム・ディアマイフューチャー
┃┗プリティーリズム・レインボーライブ
┃ ┗KING OF PRISM -by PrettyRhythm-
┃  ┗KING OF PRISM -PRIDE the HERO-
┃   ┗KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-
┣プリパラ
┃┗プリパラ1~3期
┃ ┗アイドルタイムプリパラ
┃  ┗アイドルランドプリパラ(展開途中)
┣キラッとプリ☆チャン1~3期
┗ワッチャプリマジ!

┣ と ┗ の違いだけども、「┣」は並行?ねじれ?の位置にある平たく言ってしまうと別世界のような、でもこう、微かにプリズムワールド的な概念で繋がってるような、それは、夢を応援する、夢を否定しない、なりたい自分になる、なろう。なっていいぜ!という気持ちやかがやきで繋がってる並行世界のような感じで(多分だけど、シリーズを1つ2つ見たら理解いただけると思うし、実はその理解を得る為にはNintendo3DSのプリティーリズム・ディアマイフューチャーのゲームをやる事で「りんね」という存在や概念に触れるのが手っ取り早い。ので、みなさん是非今からでも遅くないから3DSとプリティーリズムのゲーム……カートリッジでしか買えないんじゃないかな……を買おう。その辺の家庭用ゲーム側で描かれた話はまたいつか書けたらいいなと思う。マジであのゲームには頭を殴られるような衝撃があった。そう、プリティーシリーズはSFなのだ……)、「┗」で結んでるのは時系列的にあとで同一世界という直系の続編とみて貰って構いません。よろしくお願いします。

では現在、どうやってプリティーシリーズを見るのか

プリティーシリーズの各シリーズ各シーズンが、上記に示したような関係で在る事を理解して頂いたのち、テレビアニメ的には初代となる、プリティーリズム・オーロラドリームのオープニングの1カット目の話をするんですが、その為にはどうしても映像を見て頂く必要がある。出来ることなら適法な方法で見て欲しい。なので、俺はまず以下を薦めたい。

dアニメ(dアニメfor Amazon Primeも可)

何やかや、dアニメが一番安価にプリティーシリーズ全部見れると思う。これで見てくれれば特にいう事はないです。僕も見たんだし、きっと見れますよ。大丈夫。何も怖くない。たった550話ぐらいだし、何よりプリティーリズムとプリパラに関して言えば、素晴らしいBlu-rayボックスが展開されているんですよね。これはマジでマストバイと言えましょう。

Blu-rayボックス

いやー、普通に購入すると1期6万円ぐらい、7期分で42万円相当のBlu-rayがたったの94000円程度で購入できるとか、この段階で32万円以上を得している訳で、もう何というか、言葉が出ないほどのすばらしさ。なので、これを購入するというのも全然ありだと思います(僕は2019年にキンプリから入った新参なので、このBlu-rayは発表時に発狂しそうなほど嬉しかったし、プリティーリズム系統はdアニメでもフルHDの配信じゃないので正直画面的にモヤッとするんですけども、Blu-rayで見たら全然印象違って、やっぱりアニメは最高画質で見ないと勿体ないと思いを強くしました)ので、見よう。
菱田監督とか、キャストの皆さんのオーディオコメンタリーなんかも入っているから入門のBlu-rayボックスとしては良いと思います。プリズム笑劇場とかは入ってないです……

さて、本編の(オープニングの)話だ。

それでプリティーリズム・オーロラドリームの第一期オープニングの1カット目なんですけども、見ましたでしょうか。まだ見てないか。とにかく、このnote文面にも、何らかのURLを埋め込み、それでもって参照としてもらおうかと思ったのだけど、俺は、それは、出来ない……!(でも、することにした!)
でも大正義avexさんが公式でオープニングテーマのyou may dreamのMVを見せてくれてるから、まぁあの、音はこれで理解してくれ。

You May Dream / LISP

アニメのオープニング映像の方は、文章で書く。(埋めることにした!)
https://youtu.be/cDhLxDz5vjE
オープニングで話したい部分の構成としては以下の通りだ。

ステージ衣装に身を包んだ女の子が、暗い通路の中、歩を進める。
手は握られ、これから立つ「ステージ」への高揚、覚悟のようなものが、もしかしたらあるかも知れない。
通路を踏み出して行くフィギュアスケートのブレードが、床から舐め上げるカメラワークで映し出される。
カメラはステージに立った3人の選手を後ろから通り過ぎ、観客で溢れる会場を映し出す。
プリティーリズム・オーロラドリーム

ここまで10秒。
この後、主人公の女の子たちがそれぞれ朝の支度をして出かける。いろんな事にチャレンジをする。化粧が苦手な子が化粧をしてみたり、おしゃれの為にお店に行ったり、バッチリと決めてみたり。そしてダンスに歌にオシャレ、それにちょっとのLOVEをミックスしたりしてるのがプリティーリズムなのでスーパーダーリン的な男性アイドル3人も登場だ。
主人公たちはファッションを楽しむなど普通の女の子ではあるが、ステージに立つという事も行う。夢を叶えている。叶えようとしている。それを見守る家族、仲間、大人なんかも居て、ともあれ色々な困難ももしかしたらあるかも知れないけど、「なりたい自分にプリズムジャンプ」夢が叶うよう希望に向かって飛び出すような、そんなオープニングが展開する。

んですけど、この、オシャレとか、コーデをチェンジしてステージ衣装になるとか、凄いプリズムジャンプを跳んでる様子とか、そうした表現に先立って、一発目の映像としてあるのが
「暗い通路を、これから上がるステージに向けて、戦闘服ともいうべきステージ衣装とスケート靴に身を包んで、ゆっくり歩を進め、仲間3人とではあまりにも心細いかも知れない大観衆の中、開始を待つ」
ですよ。
理解りますか!?これが、プ、これが、プリティーリズムオーロラドリームのオープニングなんですよ。
少女に煌びやかな夢を甘くだけ見せてたらね、この後のド根性ハードコアドラマなんて、もう出来なくなっちゃうんですよ。(←ここまでパンクラス船木)
だからこそ「ステージに立つことの高揚、恐れ、でも仲間といる心強さ、それらが、カッコよく強い行動である事」を、見事にこの、顔を映さず、ブレードを強調したスケート靴の金属感にカメラアングル、音楽的にも初手の爆発前の静かに盛り上がってくるイントロ部分で、表現してるんですよ。と、俺は受け取ってしまっておってですね、その、そもそものシリーズ(プリティーシリーズ全体)に通じる、凄く救われる「あなたはあなたの夢を見ていていいし、叶えようとしていい。否定しない。誰かの為に、我慢しなくていい」というメッセージの中にあって、ファーストカットをこの強さ、かっこよさ、だけど、少しやっぱり怖さもある。そうした描き方をして、ズバーンと「プリティーリズム・オーロラドリーム」とロゴを打つ。凄い。夢の世界、憧れの話をこれからやりますって時に、怖さを少し含めるってすごくないですか?(※夢を叶えるならば本気に着替える事もある。しかし、本気になるというのは素敵でありながらも、傷つき怖い場合もある。最新作のワッチャプリマジ!はマジつまり本気になる事の素晴らしさと怖さ、本気の舞台に立ち、どうしようもなく言い訳の出来ない優劣を決されてしまう事の怖さみたいなものを表現しているのであるが、2011年4月放送開始のテレビアニメ初代段階で既にそれの片鱗を避けずに表現していたのってすごくないですか?すごいって事にしてくれ:なんていうか、無責任ではないなって思うんですよね。甘いだけじゃないよねっていうか)

その後は少女の日常を朝から描く(ここで表現されるアイテム類、マスコットたちのかわいらしさもたまらんのだ~!ベアチ~!)事でこの世界への興味をぐっと誘引しようとしている。この辺のディテール部分は特に最高画質で見て欲しいと思うし、こういう話をするうえでYouTubeにおける各シリーズ第一話の無料高画質配信ってホントにありがたいから、出来ればその、テレビ東京さんとか、タカラトミーアーツさんとか、シンソフィアさんとか、エイベックスさんとか、あの、何とかなりませんかね……

つまりは何かって言うと(結論)

ともあれ、女の子向けの、服とかワザとかキラキラ輝いて楽しそうな世界を提示するのかなと思ったら、アニメ本編が決してそれだけではない展開なのもあるけども、オープニングの1カット目から「ステージに立つ選ばれしものの恍惚と不安、二つ我あり」みたいなドのつくシュート感を出してきたのって、やっぱ凄い、誠実な態度というか、決意が本当に凄い、気持ちが強いなぁと感じてたまらなかったんですよね。
皆さんも機会があったらプリティーリズムなど、プリティーシリーズに触れて見て下さい。

という事を伝えて、この項、了。
ありがとうございました。

なりたい自分に、プリズムジャンプ!!!!!

※当noteでは、出来るだけ頻繁にプリティーシリーズについて何かというか主にというか、それしか書けないのですが、私の思い、感情を記述していきたいと考えております。

よろしくお願いします。


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