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Alopecia STAND UP!公式シルバースポンサー株式会社リネアストリアをご紹介します。

ファッションウィッグ業界の最大手であるリネアストリアの思いは『ウィッグは、ひとと咲く。』

お客様に「スペシャルなHAPPY」をお届けするために、ウィッグの新しい可能性を探し続ける、商品企画担当の梅田さんにお話を伺いました。

大ヒット商品となった天使のシャルムカールの元になったオリジナルアレンジのウィッグを被った梅田さん


ーはじめまして!いつもインスタライブ、拝見しています。入社されたきっかけや経緯について教えていただきたいのですが、梅田さんもヘアロスの当事者なのですか?

ー梅田さん

学生時代の梅田さん 天使のAcuショートを使っていた

はい。約10年前、高校1年生の時に突然全身脱毛症になりました。髪の毛が抜け始めた当初はすぐに治るかなと思っていましたが、あっという間にまつ毛、眉毛も含め全身の毛が抜けてしまい、ウィッグ無しでは普通の生活ができなくなりました。そんな絶望していた時にリネアストリアに出会い、ウィッグを気に入ったのはもちろん、お客様へ対する思いやウィッグへの愛情を感じ、感動しました。わたしの学生生活はリネアストリア無しでは過ごせませんでした。


ー脱毛症になって一番ショックだったのはどんなことですか?ー

梅田さん
元々美容師を目指していて、毎朝可愛いヘアアレンジをして学校へ登校していたのですが、それができなくなった事がとてもショックでした。

ーどういう経緯でリネアストリアに入社されたのでしょうかー

梅田さん
髪の毛がない私が美容師なんて…と不安はありましたが、やはり好きなことに携わる仕事がしたいと、高校三年生の頃には美容師になることを決めていました。美容師免許をとって、実は他の会社に就職が決まっていたんです。けれども、その頃にはかなり上達していたウィッグアレンジの技術を活かせるところがあるのでは?と思い始め、ウィッグ会社への就職を考え始め
ました。

「ウィッグ会社なら、やはり大好きなリネアストリアに入社したい!」と思い、既に応募は終わっていたのですが、一か八か電話をして、私の想いを伝えたところ、弊社代表の村瀬と話しをする機会を作ってもらうことができました。村瀬と面接をした数日後には内定の連絡をもらい、直ぐに単身大阪に乗り込み、現在6年目になります。

ー直談判で入社!凄いです。
因みに、症状を持っている社員の方は何名いますか?ー

梅田さん
合計で5人います。皆、症状は脱毛症です。その他、抗がん剤での脱毛を経験したのがキッカケで入社した社員もいるので、ヘアロスと関係のあるスタッフが多く在籍しています。


ー少し話を戻して、美容学校だとシャンプーなどの実習で、髪の毛をお互いに触ったりすることが多いと思いますが、どうやって対応されたのですか?ー

梅田さん
私の場合は、入学時の面接で脱毛症のことについて担当官に打ち明けました。その結果、学校では、シャンプーやメイクなどの授業の時は通常2人組のところを3人組にしてもらう等の配慮をしていただきました。

また、入学して直ぐの自己紹介の時に、皆の前で脱毛症やウィッグを被っていることをカミングアウトしました。

専門学校時代の梅田さん 天使のロングストレートを被って
専門学校の実習時 一つに縛っていました

ーカミングアウト時に葛藤は無かったんですか?ー

梅田さん
葛藤はありました。やはり、皆がどんな反応をするんだろうとか、いじめたりされないか、友達が出来ないのではないか?等の心配はしましたが、杞憂に終わりました。

生徒皆が髪の毛に携わり、髪の毛を大事に思っているからこそ、みんな分かってくれて、とても心地よく学生生活を送る事が出来ました。

専門学校 学園祭の時 天使のロングストレートをアレンジして
卒業式にて 天使の姫ラインストレートミディをアレンジして

ーありがとうございます。ヘアロス当事者の中にも、梅田さんと同じようにウィッグに携わる仕事をしたくて、美容学校に入学したいと思っている学生がいます。そういった方にとって梅田さんの実体験がとても勇気を与えてくれると思いますー


ーリネアストリアに入社して、「やりがい」「大変だったこと」「印象的なエピソード」などを教えてくださいー

梅田さん

「天使のシャルムカール」

商品企画部へ異動してすぐに「天使のシャルムカール」の企画を始めました。企画のきっかけは、『なみなみ巻き』が当時の私のマイブームで、それにシースルーバングをするのが好きだったことです。その髪型をしていると、周りの人に「可愛いね。」と言われることが多くて…。これがウィッグだと分かると、「そのウィッグが欲しい!」って言っていただくことが多かったんです。でも、これは私がアレンジしたヘアスタイルで、同じヘアスタイルのウィッグはなかったんですね。それなら、私が企画してウィッグを作り、お客様に使ってもらおうと思ったのがきっかけです。


カールを考えている梅田さん



ーシャルムってオシャレなネーミングですね。ー

梅田さん
私の名前は「もえか」というのですが、むかし親から「『シャルム』っていう言葉には『もえか』と同じ意味も含んでるんだよ」と教えてもらったことを思い出し、私が企画したウィッグ第一号に名付けました。


尚、charmeは英語でチャーム、フランス語だとシャルムと読み、魅了するという意味を持ちます。
be charmed by で惹きつけられる、うっとりする。という意味もあるので、ここから「萌える」という意味につながるのかもしれません。

ー素敵なエピソードですね。とても思い入れのある商品なんですね。ー

梅田さん
学生の時から作ってみたいと思っていたスタイルであり、お客様の声を反映した商品づくりをする為、一切妥協せずに企画を進めました。プロモーション担当者は別にいるのですが、『天使のシャルムカール』については、撮影からサイトページの構成、SNSの発信、情報解禁の仕方などを一から自分で考えました。

初めてのことだったので、とても大変で、辛いことや不安なこともありました。入荷の関係で発売が遅れたりもありましたが、ようやく発売となり、多くのお客様に商品を届けることができ、沢山の方に手に取っていただけたのがとても嬉しかったです。


ーその当時のこだわりってありますか?ー

梅田さん
私はシースルーバングが大好きなのですが、お客様によっては重ための前髪がお好みの方もいらっしゃいます。前髪は好みで選べるようにし、シースルーバングを選べる『ライトバング』をオプションで作りました。このオプションは既存では無かったため、新しいサービスをひとつ追加するのは簡単ではありませんでしたが、とてもやりがいがありました。

そういった努力の結果、リネアストリア社内で行っているWIG AWARD 2020でSNS部門1位、天使シリーズ部門2位を獲得できたのも言葉にできないくらい嬉しく、感動したのを覚えています。

ー凄いですね!他に働いていて、楽しいな事などはありますか?ー

梅田さん

入社した年(2017年)から約5年間定期的にインスタライブ配信をしていて、500名近いお客様が見に来てくれることもあります。最初は視聴者数が2、3人でコメントは0だったのが、定期的に続け、テーマを変えてみたりすることによって、少しずつ見てくださる方が増え、今では平均120名もの方にご視聴頂いています。

リネアストリアは通信販売がメインになるので、どうしてもお客様との距離が出来てしまいます。でも、アパレルショップの定員さんと仲良くなるような、そんな感覚で密にコミュニケーションをとれたらと思っており、そして普段はあまり話せない、ウィッグならではの悩みや意見、そしてたまにウィッグに関係のない他愛ない話しで盛り上がるなど、普段より近い場所でコミュニケーションをとれることが楽しみになっています。


ーとってもやりがいのあるお仕事をされているんですね!
「そんなリネアストリアで働きたい!」っていう方がたくさんいると思うのですが、どうやったらリネアストリアで働くことが出来るのですか?ー

梅田さん
ホームページ内の採用ページに、ときどき求人情報を掲載しています。今年も新卒で入社した社員もおり、インターン制度も行っています。
https://linea-storia.com/recruit/
是非、チェックしてみてください。


ー最後にヘアロス当事者の方やお客様へのメッセージをお願いします。ー

梅田さん
リネアストリアはウィッグに出会い、ウィッグの楽しさを知り、ウィッグで幸せになる唯一無二のステージです。 ウィッグで特別な日も普通の日常もパッと明るくできるような手助けができたらと日々思っております。


「私のように困っている方にもっとウィッグを通じてHAPPYをお届けしたい。」「そしてリネアストリアへ恩返しをしたい。」そんな想いを伝えてくれた梅田さん。筆者を含む、多くのヘアロス当事者が、「リネアストリアのオシャレなウィッグに出会ったことで、それまで諦めていたおしゃれなアスタイルが出来るようになり、本当に人生が変わった。」と言っています。

多くの方に、是非リネアストリアのウィッグや、企業理念が届きますように。


リネアストリアのウィッグが3名に当たる!

応募期間は2022年9月30日まで

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