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【レビュー】数字で示せ
ビジネスの現場で即実践できることがわかり、数字を使う可能性が広がりました。
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仕事がシステムエンジニアで、プロジェクトマネージャもしているので、ビジネスでそれなりに数字を使っているつもりでした。
”つもりでした”と過去形で書いたのは、この本を読むと、数字を使う可能性が、一気に広がったからです。想像以上に、多くのメリットがありました。
また、数字を使うことについて、抽象的ではなく具体的に書かれているので、ビジネスの実践にすぐに落とし込みしやすいのがよいですね。
目次を見るだけでも興味のあるテーマが一杯でした。気になる箇所をカウントすると16個もありましたが、ここでは特になるほど!と思った1つを本から紹介しますね。
◎仕事を邪魔する「ちょっと」 (P76)
「すみません。〇〇さん、ちょっと時間ありますか?」
あなたの「ちょっと」はどれくらいでしょうか?
30秒でしょうか。それとも15分、あるいは3時間でしょうか?
「ちょっといいでしょうか?」 つい使ってしまう言葉です。
どうしたらいいかの解決策が書かれています。
「ちょっといい」を頭にイメージした時間に置き換えるといいんです。
「すみません。〇〇さん 15分ありますか?」
わかりやすいですね。
逆に、あなたが「ちょっといい?」と言われたら、どうしたらいいでしょう?
「はい。15分であれば大丈夫です」
このように、あなたが数字に置き換えて返事をすればいいのです。
数字に置き換え、すごい効果がある感じがしました。
私自身が、なんとなく、ぼかして「ちょっと」を使っていたことが
恥ずかしい気持ちにもなりました。
著者の方が、時間を数字に置き換えることで減らせる3つのことを
まとめて言及してくれています。
①上司のイライラ
②あなたの残業
③時間の無駄使い
本には詳しく書いてありますが、まさにその通りですね。
時間を数字に置き換えることは、メリットだらけです。
数字を使っていく効果としては、「数字で話せば説明時間が1/10に減る(P116)」ということ。
そして、現在マネージャー的な立場にいるので、「できるリーダーは「数字で話す」(p167)」という箇所も興味深かったです。
明日から即実践していきます。
この本をおススメしたい読者は、ビジネスをしている人です。
ビジネスに数字は不可欠ですよね。
数字が苦手だった著者だからこそ
学生時代にラグビー部でスクラムを組んでいた著者の方は、もともと数字オンチだったとのこと。数字が苦手だった著者が書くからこそ、わかりやすく伝わってきました。
少し数字が苦手かなという方も、ぜひ読んで、数字を使っていくコツを学んで実践していくことをおススメします。
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