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顔の見えるものづくり

あなたが今日買ったもの、食べたもの、身につけている服や小物は「だれが、どこで、どのようにして」作られたのか、考えたことはありますか?

産業革命以降、私たちの暮らしはいかに効率的かという考えのもと資本主義が成り立っている。
効率重視の大量生産によって起こるのは大量廃棄

形が悪いから、大きく育ちすぎたから、といってスーパーに並ばない野菜や果物、3分の1ルールという日本の厳しい食品流通の商慣習によって大量に廃棄されてしまう食品。これらを「フードロス」「食品ロス」と呼びます🍅

シーズンや流行により、大量に生産されて、売れ残れば大量に廃棄される衣服。これを「衣服ロス」と呼びます👚

この”ゴミ”を処理するのに一体どれだけの燃料が使われ、どれだけCO2が発生するのだろう…

こうした問題が起こる背景として、人と人とのつながりが薄れていること が挙げられる。

農家さんがオーガニックにこだわって心を込めて作った野菜だと知ったら簡単には捨てられない。生産者のことやどうやって作っているかということを知れば、少なくとも家庭内での食品ロスは減らせることができる。

インドで手織り、手刺繍された洋服で、オーガニックコットンを使っている と知れば、長く着よう、大切にしようと思う。
これも、家庭内ではあるがこれもロスを減らすことができる。

消費者が変わらなければ効率重視の生産は止まらない。今日から始められるエシカルな暮らしを実践していってほしい!

エシカルファッションについてはPeople Treeさんが作り手をとても大切にしているということが伝わってくる。こういうものづくりが社会全体に広がればいいなと思う✨

コーヒー豆、カカオ、衣服といったものは生産が途上国に頼りがちで、そこではアンフェアな取引や禁止されているはずの児童労働が行われている。

生産者の顔が消費者にも見えること これが食品ロスや衣服ロスといった社会問題を解決する上で大切な考え方だと思うし、もっと踏み込んで途上国の貧困や人権問題にも目を向けるきっかけになればと思う。

お読みいただきありがとうございます❤️Mahalo

写真は祖母のいちご🍓
もうすぐ収穫の時期で送られてくるのが待ち遠しいです!

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