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落椿臆することのなき一世

本日の季語  落椿 春の鵙

みなさん、こんにちは。
昨日は不安定なお天気、そして指先のしびれるような寒い土曜でしたが、今日は穏やかな陽気に包まれています。
日差しが春色です。

椿は冬の花だと思っていました。
俳句を詠むことがなければずっとそう思っていたと思います。
でも椿 は春の季語です。

おちつばきおくすることのなきいっせ
咲いたまま落ちていく。
もったいない、潔いと思うのは私の感情であって、等の本人(椿)はそう思っていないのかもしれない。これが当たり前のこと。
だとしても、なにか心を動かされます。

挽きたての豆緩き朝春の鵙

ひきたてのまめゆるきあさはるのもず

三段切れにはかろうじてなっていませんが、キャッチコピーのようになっております。(笑)
平和な日曜の朝を思っていただければ。


おまけ
漫画家の鳥山明さんが急逝されたニュースが。
長きにわたり多くの人々の心にたくさんの感動や笑いを届けてくださったのだなあと。

ドラゴンボール、好きだったなあ。
ピッコロさんと悟飯の師弟愛あふれるシーンが特に印象に残っています。

龍天に登る清須の道の果て

りゅうてんにのぼるきよすのみちのはて

鳥山ロードは空港へ、そして空へ。
ご冥福をお祈りします。

今日もへたっぴの句をよんでくださり、ありがとうございます。



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